岡山県の旧街道と宿場町名など


○解説

 岡山県を代表する自治体と言えば、まずは岡山市、続いて倉敷市・・・ですが、この地図では何故か岡山の南、玉島(現、倉敷市)の南に「くらしき」と小さく見え、どうやら主要街道からは外れているご様子。庭瀬は現在の岡山市庭瀬にあった藩です。

 北に目を転じて、津山は現在の津山市であり津山城の壮大な石垣と広範囲に残る古い町並みは往時の繁栄振りを今に伝えています。岡田は今やすっかり小さな地名となり、現在は倉敷市真備町岡田。足守(あしもり)は岡山市北区足守で、古い町並みが残っているところとして有名な場所。*2009年4月より岡山市は政令指定都市に移行。

 新見は現在の新見市。勝山は平成の大合併により勝山町から真庭市勝山となりました。

 松山は現在でも高い山城の上に天守閣が残る備中松山城があった場所として有名な場所。自治体名としては、明治維新後に高梁藩と改名したのに由来する高梁市となっています。

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