1983年3月23日 〜5回目の上京への途〜

 この年の春は、消滅が予定されていた福知山線の客車鈍行、119系電車投入で陰が薄くなった飯田線の旧型国電、そしてさよなら運転を控えたED16型機関車と、今風に云うならば“お葬式ネタ”が満載でした。そこで中学校の同級生一人を巻き込んで飯田線に引っ張り出し、前後に福知山線と5回目となる上京を絡めた壮大な計画を組みました。

 福知山線分は別途紹介していますので、ここでは2日目となる北陸本線倶利伽羅駅周辺と富山港線での撮影を紹介し、3日目の飯田線以降については、別途、2分割して紹介したいと思います。
(使用機種:(カラー)CANON A-T(白黒) CANON AE-T、執筆:平成24年6月24日)
(元写真=モノクロ写真のページはこちら)


A券は軽井沢駅で没収されました(涙)
この後の行程の飛び出し区域へは青春18切符が活躍!


3月22日(火)夜の583系急行「立山」で早朝の富山に到着
当時485系快速誕生と話題になった糸魚川行き列車を撮影
抑も糸魚川行き急行「立山」を季節格下げしために末端を分割した列車
クハ481-229 金サワ 3421M 快速/北陸本線富山駅

つづいて速攻で倶利伽羅駅へ向かい、名撮影地でロケハンです
日本海縦貫線はEF70からEF81へ主役が移りつつあった頃
EF81-14 富二 4091レ/北陸本線津幡−倶利伽羅間


手前の木が喧しい構図になってしまいました
EF81-8 富二 2081レ/北陸本線津幡−倶利伽羅間



1ユニットだけの473系がやってきましたが・・・痛恨の現像ミス!
クモハ473+モハ472-1 金サワ 323M/北陸本線津幡−倶利伽羅間


この頃には18往復にまで成長していた「雷鳥」
クハ481-126(上)117(下) 所属不明 4014M 雷鳥4号/北陸本線津幡−倶利伽羅間

「しらさぎ」も12両で名古屋へと向かっていきます
クハ481-307 所属不明 2M しらさぎ2号/北陸本線津幡−倶利伽羅間


急行列車の特急格上げで471〜5系電車はローカル仕業に専従
クモハ475-43 金サワ 330M/北陸本線津幡−倶利伽羅間

カラーではありませんが、81はローズピンクだるべきと思います
EF81-24 富二 216レ/北陸本線津幡−倶利伽羅間


数は減りましたがEF70も健在でした。それもセカンドナンバー!
EF70-2 敦二 4560レ/北陸本線津幡−倶利伽羅間

ちょっと連発で来るとは思っていませんでした
EF70-9 富二 5270レ/北陸本線津幡−倶利伽羅間

物流の大動脈だけあって貨物列車も目白押しでした
EF81-41 敦二 4571レ/北陸本線津幡−倶利伽羅間

何故か81も若番中心にやってきます
EF81-6 富二 1983レ/北陸本線津幡−倶利伽羅間


米原行きの「加越」。7連で駆けていきます(変色しててスミマセン)
クハ481-324(上)325(下) 金サワ 34M 加越4号/北陸本線津幡−倶利伽羅間

またまた70の一つ目玉がやってきました
EF70-21 敦二 210レ/北陸本線津幡−倶利伽羅間

今の風景とはそんなに変わってないのかも知れません
クハ481-111 金サワ 4020M 雷鳥10号/北陸本線津幡−倶利伽羅間

この日天候が優れず、露出的にかなり厳しくなりました
クハ489-201 金サワ 3004M 白山3号/北陸本線津幡−倶利伽羅間

富山第二機関区所属の81の多くは初期型機でした
EF81-39 富二 271レ/北陸本線津幡−倶利伽羅間

露出の厳しい条件下で被写体を止めるための苦肉のフレーミング
クハ481-126 所属不明 4022M 雷鳥12号/北陸本線津幡−倶利伽羅間

長大編成のフレートライナーが物流の大動脈を証明しています
EF81-103 富二 4080レ/北陸本線津幡−倶利伽羅間

マヤ検を次位に従えたEF70牽引の荷物列車
EF70-45 敦二 荷4034レ/北陸本線津幡−倶利伽羅間


489系による雷鳥です。空が再度泣き出しました
クハ489-203(上)603(下) 金サワ 4013M 雷鳥3号/北陸本線津幡−倶利伽羅間


列車を止めるには殆ど限界に近いものがあります
クハ481-303(上)306(下) 所属不明 1M しらさぎ1号/北陸本線津幡−倶利伽羅間


今後は200番台車による「しらさぎ」です
クハ481-224(上)229(下) 所属不明 6M しらさぎ6号/北陸本線津幡−倶利伽羅間


489系でも300番台車による「雷鳥」
クハ489-703(上)303(下) 金サワ 4004M 雷鳥14号/北陸本線津幡−倶利伽羅間


ボンネット車と300番台車の組み合わせに、私は「しおじ」を思い出しました
クハ481-304(上)121(下) 所属不明 4004M 雷鳥14号/北陸本線津幡−倶利伽羅間

もう少し前のポジションで編成全体を入れるんでしたね
EF80-6 富二 3980レ/北陸本線津幡−倶利伽羅間


元々は大阪−新潟間の特急。「雷鳥」に統合され、金沢以北に押し込められました
クハ489-605(上)205(下) 金サワ 3042M 北越2号/北陸本線津幡−倶利伽羅間



天候不順の中、日本海縦貫線のクィーンまでは頑張って粘りました
金沢始発の急行「しらゆき」を統合して2往復化された「白鳥」
クハ481-337(上)334(下) 所属不明 4001M 白鳥3号/北陸本線津幡−倶利伽羅間

もっと撮影したかったのですが、天候不順で限界がきました
EF81-16 富二 荷4035レ/北陸本線津幡−倶利伽羅間


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