1983年8月15日〜21日 初の渡道は勿体なかったかも!〜特定地方交通線など〜

〇4日目:8月19日(金)

 車内で目を覚ますと「まりも3号」は海岸線を走っていました。どんよりとした分厚い雲が空を覆い、荒々しい波が押し寄せてくる、何とも轟々しい光景でありました。疲れている体には堪える光景でした。
 列車は早朝5時38分、夏というのに肌寒い白糠駅へと到着しました。




北進駅から“北進”方向の線路を望みます
キハ27 車番不明 釧クシ 532D/白糠線北進駅


利用客の大半のファンは思い思いに散策
キハ56-103 釧クシ 532D/白糠線北進駅


駅前広場周辺はこんな感じです/白糠線北進駅

>
駅前広場もへったくれもない感じでしたね(笑)
キハ56-103 釧クシ 532D/白糠線北進駅


駅周辺に人家も何も無いのがお解り頂けますでしょうか
キハ56-103 釧クシ 532D/白糠線北進駅


それにしてもエラい所に駅を作りますなぁ〜。作ることが目的化した結果やね
キハ56-103 釧クシ 532D/白糠線北進駅

>
何の目的で路線を引いたんだか・・・奧の車止めが虚しい/白糠線北進駅


それでも発車時間が近づくと利用者が集まってきました
キハ56-103 釧クシ 532D/白糠線北進駅


周りの方の乗りで車内補充券を買ってしまいました


釧路駅から「しれとこ2号」で網走駅へ、この列車は昔の606D大雪6号のなれの果て
この写真は釧網本線のどこかで貨物列車と列車交換した光景です
DE15 車番・所属等不明/釧網本線内


 わざわざ北海道まで出向き、結局、瀬棚線と白糠線に乗りに行っただけで、あとはそれを繋ぐ幹線に乗車しただけという、何とも勿体ないワイド周遊券の使い様でした。その上、昼行列車ないで6時間も爆睡してしまうという情けなさ!ホンマ、『なんのこっちゃ!』と嘲笑されても仕方のない初の北海道でした。

 さて、札幌駅からは14D「北海4号」にて山線を深夜行で踏破した私は、函館駅のホームに立ち、連絡船乗り場へと足を進めました。

↑ PAGE TOP