1985(昭和60)年3月3日〜15日 昭和60年3月改正を追え!

 昭和60年3月の国鉄ダイヤ改正では、東北・上越新幹線の上野開業により遂に東北・上越線の特急がほぼ消滅、急行列車の特急・新特急化による大幅削減(サービス改善名目の体の良い値上げと感じたのはわたしだけか?)、国電型ダイヤの地方への拡充などが実行に移されました。一方で第一次特定地方交通線では、3月31日廃止も含めて12路線が一気に廃止されました。
 国鉄が旧態依然とした輸送体系から現在に繋がる列車体系へと大きく動き出した改正ではなかったのではと思いますが、個人的には山陽新幹線博多開業で昼行特急列車が一気に無くなった山陽本線の寂しさに思いを巡らせ、非常に寂しく悲しい気持ちが胸の中を去来した改正でした。
 それでは改正直前から直後の間における東奔西走、ある意味で信じ難い行程の一部始終をご笑覧下さい。
(使用機種:CANON AE-T(カラー)A-T(白黒)、執筆 平成25年2月7日)


元々の考えでは10日間をフル活用するんでしたが・・・(謎笑)

【 3月3日(日) 】


この日はバイトが終わった後、速攻で帰宅して電車に飛び乗りました

 《 この日の行程 》
 英賀保20時33分(497M)→21時57分岡 山22時36分(1573M)→23時15分宇 野23時30分(27便)→ 0時30分高松

【 3月4日(月) 】


兎に角、高松駅に着きました


先頭だったか最後尾だったかタラコ色の荷物気動車
キニ56-1 四カマ 601D うわじま1号/予讃本線高松駅


反対側は通常どおり急行型気動車です
キハ58-306 四カマ 601D うわじま1号/予讃本線高松駅

 この後、中村行き快速に乗車し高知市内(謎)で折り返し、・・・阿波池田駅から徳島本線に乗車したのですが、この間、疲れのために眠り続けてしまい、全く写真撮影をしておりません(詫)

徳島駅ホームから見える旧型客車を撮影
オハフ33-578 四カマ/高徳本線徳島駅


これは確か二扉ロングシート車でしたね
オハ41-358 四カマ/高徳本線徳島駅


小振りでもヘッドマークが付くと凛々しい感じがします
(左)キハ58-423 四トク 632D よしの川2号
(右)キハ28-2153 四トク 306D 阿波6号/高徳本線徳島駅


次に訪れたのは改正で廃線となる小松島線でした
この日もフェリーへ乗り継ぐ旅客で賑わってたのに・・・


急行列車が快速列車として乗り入れてました
キハ28-2153 四トク 632D 快速/小松島線小松島港駅


少し角度を変えて編成全体を・・・
キハ28-2153 四トク 632D 快速/小松島線小松島港駅


最後まで臨時駅扱いのままで終わりました


編成の反対側に移っての撮影
キハ28-2115 四トク 633D 快速/小松島線小松島港駅


気分を変えて縦アングルでの撮影
キハ28-2115 四トク 633D 快速/小松島線小松島港駅


そんなこんなで隣駅というか名目上の終着駅へ移動


左が小松島港駅への線路。奧には客車等が留置中


小松島港駅からの線路にもホームが整備されています


終着駅だけに左側には駅名は書いてありません


立派な駅舎でした


構内に留置してあった機関車
DE10-1134 高/小松島線小松島駅

ホームの奧に僅かながら気動車列車が見えます
小松島港駅は臨港線か引き込み線の様な感じでした

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