2007年11月〜2011年2月 鉄仮面と呼ばれた韋駄天300系

 平成の時代に入り、東京−新大阪間を2時間半で結ぶ「スーパーひかり構想」が実現の運びとなりました。それを可能としたのが時速270kmで走行する性能を備えた300系車両です。
 1992(平成4)年3月改正で東京−新大阪間の「のぞみ」として営業運転に入り、「ひかり」運用も含めて3往復するダイヤでした。時間短縮による経済効果や運用の効率化の面では華やかでしたが、反面、営業時間が短いこと等の理由から食堂車は廃止と個人的には少々不満の残る編成に、ただ代わりに需要の高いグリーン車を3両とし、この編成スタイルが後継車両に受け継がれていくことになりました。
 その後、運用区間は博多駅まで延伸され、「のぞみ」の勢力が「ひかり」を凌駕して行きますが、300系自体はあっという間に「のぞみ」運用を後継車両に譲り、デビューから10年を経過したに過ぎない21世紀には早くも「定期のぞみ」運用から外され、「ひかり」「こだま」が主戦場となりました。しかしそれも束の間、N700系の増備に伴い一気に廃車が進み、遂に2012(平成24)年3月改正で僅か20年間の活躍に終止符を打ちました。
 0系、100系、500系に比べて狙うことの少なかった『鉄仮面』。あまりに急激に勢力を縮小したが故に多くを残せませんでしたが、それもそれ。趣味人生の一部です。では、他系列同様に時系列でどうぞ!
(使用機種:CANON EOS20D、同 60D、執筆 平成26年11月9日)

▼2007(平成19)年11月17日(土) 西明石駅


朝、日の出の頃の列車でした
322-24 362A ひかり362号

100系とは逆の青ラインが特徴
322-24 362A ひかり362号

僅かな停車時間の後、東上していきます
323-24 362A ひかり362号

こちらは西日本所有の車両
322-3008 622A こだま622号

朝の通勤客がターゲットの列車、休日は閑散としてました
323-3008 622A こだま622号

正面に影がかかってしまってますね(^_^;)
322-34 364A ひかり364号

独特の音を出しながら出発していきました
323-34 364A ひかり364号

▼2008(平成20)年2月23日(土) 米原駅


米原駅を云えば融雪の為のスプリンクラーです
323-12 564A こだま564号

この日は東海地方のローカル線を乗っての帰りでした
323-12 564A こだま564号

▼2008(平成20)年3月1日(土) 西明石駅


この位置が編成全体を入れるのには好都合です
322-3005 622A こだま622号

▼2008(平成20)年9月28日(日) 西明石駅


朝方の300系「ひかり」
322-48 362A ひかり362号

敢えて遠目に狙ってみました
323-48 362A ひかり362号

少し角張った顔は初見では違和感ありましたね
322-54 366A ひかり366号

▼2008(平20)年10月25日(土) 新神戸駅


空気を切り裂くような先頭形状でしたね
322-22 366A ひかり366号

▼2008(平成20)年12月14日(日) 相生−岡山間


0系最終日の通過前の練習台でした(笑)
322-3005 368A ひかり368号

千種川橋梁を渡っていきます
323 車番不明 374A ひかり374号

▼2008(平成20)年12月14日(日) 西明石−姫路間


家から至近の箇所で走行シーンを収められる区間はここだけ
323-3006 371A ひかり371号

先頭部のみをアップで
323-3006 371A ひかり371号

後追いは太陽の反射でイイ感じ
322-3006 371A ひかり371号

▼2009(平成21)年5月12日(火) 大津トンネル


朝は霧が濃いいので厳しい条件でしたが上手く止まりました
322-33 462A ひかり462号

霧の濃い日は快晴となるので佳い絵とまります
322-39 466A ひかり466号

▼2009(平成21)年6月28日(日) 市川橋梁


新幹線を狙うと少し架線柱が五月蠅く感じる箇所です
322 車番不明 466A ひかり466号


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