種別
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掃海艦(MSO)
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主機
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ディーゼル機関2基 |
登場年
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1992年 |
速力
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14ノット |
基準排水量
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1000t
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搭載機
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なし |
全長
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67m |
乗員
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約60名 |
全幅
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11.8m |
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20mm機関砲
SQQ-32 深深度機雷探知器
S-2 71式音響掃海具
S-6 85式磁気掃海具
S-8 59式深深度係維掃海具
S-7・2形 機雷処分具
水中に敷設された機雷を処分するために建造された掃海艦。
従来の掃海艇では対処できない深深度かつ高性能の機雷に対処するため、船体の大型化と共に掃海能力を向上させた。磁性化を避けるためにこれまでの掃海艇と同じく船体が木造であり、木造船としては世界最大型の大きさとなっている。
主任務は海上交通の安全確保のための港湾、航路に敷設された機雷の除去で、数百mの掃海能力を持つ機雷探知器、処分具、掃海具、浮上機雷処理用の機関砲を駆使し、様々な種類の機雷を同時に処分できる優れた機雷除去能力を持つ。具体的には探知機で機雷と思しき物体を捜索し、機雷処分具や掃海具を操作、曳航、または水中処分員が作業を行い機雷を処分する。機雷の種類によって処分方法は異なってくる。
機雷の除去は、目標物が視認しにくく成果が判らないうえ機雷は永続性のある兵器なので、根気よく除去を続けなければならない危険で困難な作業。その能力を維持するのは難しい。ちなみに、建造にかかる費用の単価も潜水艦よりも高いとのこと。
3隻が建造され、全てが第51掃海隊に編入されている。
(解説:ロクマルサン)
艦番号
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艦名
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竣工日
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MSO-301 |
やえやま |
1993年3月16日 |
MSO-302 |
つしま |
1993年3月23日 |
MSO-303 |
はちじょう |
1994年3月24日 |