松阪市がこのうち1棟を借用し、復元整備して一般公開しています。結構狭いですね。
御城番屋敷 【国指定重要文化財】
鈴屋(すずのや)遺蹟保存会 旧事務所
【国登録有形文化財】
明治42年に本居宣長旧宅が、松坂城隠居丸跡に移築されるに伴い、その管理事務所として建てられたもの。唐破風の堂々とした玄関が特徴で、立派な建物。正門と塀、倉庫と共にいまや文化財に指定されました。1988(昭和63)年からは茶席「桜松閣」として使用されています。
鈴屋(すずのや)遺蹟保存会 正門
【国登録有形文化財】
本居宣長旧宅
1691(元禄4)年築。本居宣長の祖父が、養母の隠居屋敷として建てたのが始まりで、本居宣長が12歳から、亡くなる70歳まで住み、以後は本居家の住居として使用され、明治42年に現在地に移築保存されました。書斎の名より鈴屋(すずのや)とも呼ばれます。
本居宣長旧宅
この2階が本居宣長の書斎「鈴屋」。夜遅くに仕事を終えた後に、ようやく研究や執筆をここで行いました。
本居宣長旧宅
1階は本居宣長の本業であった医療活動を行った店の間や仏間などがあります。
本居宣長旧宅