鶴松館
佐土原城の麓にあった二の丸御殿を推定復元したもの。絵図がないため、発掘成果を元に規模等を推定しています。
佐土原城本丸への道
続いて山麓に建てられた鶴松館の横から、山城部分へ登城してみます。
早速、深い切り通しのようなところに出ます。わざとこのような形状になっているそうで、中世の山城らしい防御機能を追求した雰囲気です。
南の城エリア
本丸
広い空間が残っているだけですが、ところどころに木の切り株がありまして、整備された様子が伺えます。
天守台跡
一部には石垣が残っていますが、これは発掘調査の結果、天守台の跡と推定されています。ただ、いつの時代のものかは不明とのこと。
佐土原城遠景
学習館跡
鶴松館と道路を隔ててほぼ向かい側、現在の佐土原小学校が、江戸時代は藩校である学習館でした。
外堀
佐土原小学校の脇を流れる小川は、かつての佐土原城外堀。
追手門跡
ここまでが城の範囲で(奥が佐土原城二の丸や山城部分)、ここから手前が町人たちの町でした。
少し見ていきましょう。
旧坂本家(阪本家)住宅
かつては醤油や味噌の醸造と販売を行っていた家で、この建物は1905(明治38)年の建築。老朽化で取り壊されるところを、惜しむ声が広がり、御当主が佐土原町(現・宮崎市)に寄付を行い、商家資料館として使われています。
佐土原人形
坂本家住宅にて。穏和で、非常に暖かみがある雰囲気が佐土原人形の特徴。
雛人形
一般的な雛人形と。
坂本家住宅にて
2階では昔の道具をいろいろ展示しています。