山口城(藩庁)&旧山口県庁本庁舎〜山口県山口市〜


○解説

 幕府に遠慮し、江戸時代を通じて長らく奥地である萩を本拠としてきた毛利家でしたが、幕末に江戸幕府と本格的な対立を行うに際し、かつて大内氏が本拠とした山口の地に本拠を移すことにしました。そこで築城されたのが山口城。といっても、天守閣等があるわけでもなく、あくまで政庁としての機能であったため、山口藩庁と呼ばれるのが通常です。

 ほどなく江戸幕府は崩壊し、そして明治維新を迎えると城としての役目を終えましたが、現在でも藩庁門が当時の名残をとどめ、さらにこの敷地には、山口県庁が建っています。福井城本丸の内堀に囲まれた福井県庁と共に、ある意味で現役の城とも言えるかも?旧山口県本庁舎の姿もあわせて、ここで御紹介します。
(写真:裏辺金好)

○場所



○風景


藩庁門周辺の堀


旧山口県本庁舎(現・県政資料館) 【国指定重要文化財】
1916(大正5)年築。設計は妻木頼黄の指導の下、後に国会議事堂の設計スタッフとなった武田五一、大熊喜邦が担当し、後期ルネッサンス様式を取り入れた重厚な洋風建築に仕上がっています。



旧山口県本庁舎(現・県政資料館)旧正庁会議室

旧山口県本庁舎(現・県政資料館)旧副知事室

旧山口県本庁舎(現・県政資料館)旧知事室

旧山口県会議事堂(現・県政資料館) 【国指定重要文化財】 

旧山口県会議事堂(現・県政資料館)旧議事堂 

旧山口県会議事堂(現・県政資料館)旧議事堂 

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