島原城は松倉重政によって7年の歳月をかけて1624(寛永元)年に完成させたもの。非常に立派な建物と縄張りを持つ城でしたが、その反面領民に多大なる負担をかけ、キリシタンと結びついたことから島原の乱が発生。松倉家は改易となりました。
その後、高力忠房、次いで1669(寛文9)年に松平忠房が入封し、一時を除いて松平家が治めます。
明治維新後、城郭は破却されましたが、1964(昭和39)年に天守閣などが鉄筋コンクリート造りで復元されました。天守閣内部ではキリシタン関連の資料を展示し、博物館としても一見の価値があり。
復元された島原城は外観も非常に立派で、しっくい塀が城を一層引き締めています。
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