大手門
当初は一之橋御門と呼ばれていた門で、橋と門の組み合わせが非常に美しいです。明治維新後も残っていましたが、1909(明治42)年に(おそらく老朽化で)自然倒壊し撤去。
1983(昭和58)年に一之橋と共に復元されました。
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岡口門 【重要文化財】
1621(元和7)年築。本来は左右に二重櫓が接続する門でしたが、現存するのはこの部分だけ。和歌山城に残る貴重な文化財の1つです。
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土塀 【重要文化財】
岡口門北側から巽櫓跡まで、東堀に面して僅かながら現存する土塀です。
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追廻門
砂の丸の乗馬調練場と門外の扇之芝馬場を結ぶ門。
1984(昭和59)年から翌年にかけての解体修理で、朱色の門だったことが判明し、以後このような姿で親しまれているそうです。建築年代が私には調べきれなかったのですが、解体修理するぐらいですから、江戸時代からあった物でしょうか。
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大天守
1958(昭和33)年再建。落雷で焼失した旧来の天守閣をモデルに1850(嘉永3)年に完成し、空襲で燃えた天守閣の外観復元で、三重三階と比較的小ぶりながら、一重目屋根には比翼入母屋破風、二重目屋根に唐破風などの装飾が。さらに隣には小天守も備えています。
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二の門櫓+天守二の門
和歌山城は外観復元天守ながら、このように本丸の建物が全て復元されているのが特徴。
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和歌山城復元模型
和歌山城は2つの丘に、本丸御殿(左側)、天守閣(右側)と建っているのが特徴。
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本丸御殿跡
現在は和歌山市水道局の場内給水場として使用。
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乾櫓
同じく外観復元。これら一帯の櫓と廊下は全て天守閣から通じており、見学することが出来ます。これらの建物内部には江戸時代の重火器類などが展示。大河ドラマ「八代将軍吉宗」で使用された襖絵も飾られています。
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本丸御殿跡
天守閣最上階より。このように、本丸御殿はかなり高い場所にありました。
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南海電鉄和歌山軌道線 322号
岡口門南側の道路を隔てた場所に保存されている、昔の路面電車です。和歌山の路面電車は1909(明治42)年に誕生し、県庁前〜和歌浦間で運行され、1961年より南海電鉄が買収し経営していました。
しかし他の都市と同様、自動車社会の進展に伴い乗客減と、道路拡幅への邪魔者扱いとされ、1971年3月31日に廃止となりました。当時の車両は2両保存され、ここと、海南市に保存されているそうです。
「このように世の中は移り変わるのです。どんどん移り変わるのです。」
と訴えかける解説が印象的(笑)。他の車両は海に沈められて魚礁となっているそうです。
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C57 119
一緒に保存されているこちらは、国鉄の蒸気機関車C57 119。和歌山で最後まで活躍した車両で、同型機はSLやまぐち号などとして現在も活躍しています。
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