2003年9月8日 113系に乗って掛川・浜松の旅


この日は大学の友人2人と、東京駅から沼津駅直通の東海道線(113系)に乗車。途中、JR東日本とJR東海の境界駅である熱海駅で1枚。

沼津駅で乗り換えますが、小田急20000形による特急「あさぎり」がいたので撮影。その隣には、我々が乗車した113系が折り返しの東京行きになっていました。


静岡駅では浜松行きの211系に乗り換え。


そして掛川駅で下車。在来線側の駅舎は1940(昭和15)年築の近代建築です。なお、2014(平成26)年に耐震補強工事が行われ、元の部材を可能な限り再利用した上で改築されています。

さて、掛川での目的は掛川城。まずは大手門を見ますが、土地区画整理に伴い、本来の位置から50m北に移設されての復元。番所は民家に払い下げられて現存していたものを、移築したもの。ちなみに本物の大手門は袋井市の油山寺山門として現在も残っています。

掛川城天守閣。1994(平成6)年に復元されたもので、山内一豊が築城した当時の初代天守閣を、意匠を合わせたといわれる高知城天守閣をベースに、推測により再現したものです。

二の丸御殿。1861(文久元)年築で、国指定重要文化財。地震により倒壊した御殿に代わって再建された書院造の建築で、城主居室と政庁機能を有していました。現存する御殿建築は、二条城、川越城、高知城がほかに残るのみ。大変貴重です。

こちらは武器庫。大日本報徳社にあったものを地元が譲り受けて城内公民館として使用していましたが、御覧のあり様。2013(平成25)年に老朽化により解体されています。

こちらは掛川城竹の丸にある旧松本家住宅。主屋は1908(明治36)年の建築で、当時は非公開でしたが現在は一般公開されています。豪商であったため、米騒動のときに押しかける人からから脱出するために、様々な脱出装置を増築して仕掛けるという、忍者屋敷のような邸宅なのが特徴。

旧遠江国報徳社公会堂(大日本報徳社大講堂)。二宮尊徳の教えを今も伝える場所で、こちらの1908(明治36)年築。現在は国の重要文化財に指定されています。

同じ敷地には1927(昭和2)年築の淡山翁(たんざんおう)記念報徳図書館があります。先ほどの旧松本家住宅もそうでしたが、当時は何だか暗い空間でしたが、今は綺麗に再整備され観光スポットになっています。

さて、掛川駅に戻り今度は新幹線駅舎を撮影。

東海道線ホームから天竜浜名湖鉄道のTH2100形を撮影。当時は新造間もないころでした。

今度は豊橋行きの115系に乗車して浜松へ向かいます。

浜松駅に到着し、まずは211系を撮影。シルバーシートのロゴマークが懐かしい?

遠州鉄道の新浜松駅へ行き…。

今は無き遠州鉄道30形を撮影。

こちらは1000形浜名湖花博編成。浜名湖花博は2004(平成16)年に開催されたしずおか国際園芸博覧会「パシフィックフローラ2004」と「第21回全国都市緑化しずおかフェア」の愛称です。

浜松城を撮影した後、浜松駅前でうな重を食べて帰路に就きます。

途中、静岡駅で373系特急「東海」を撮影。

さらに373系特急「富士川」の並びを撮影して〆としました。

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