2007年2月24日・25日 福島・仙台経由で青森旅行


 ここのところ旅行三昧で、疲れが取れないまま出勤する日々ですが・・・。
 懲りずに、東北各県を適当に回る旅行へ行ってまいりました。始発の東海道線→東北新幹線に乗り、まずは福島県の郡山へ。

 駅西口にそびえ立つ、地上24階、地下1階の超高層ビル「ビッグアイ」が圧巻です。郡山市が再開発ビルとして造ったもので、商業施設はもちろん、郡山市ふれあい科学館、福島県立郡山萌世高等学校、オフィスなど、様々な種類の施設が入居しているのが特徴。とりあえず学校として使ってしまえば、当面はビル空洞化の心配はないわけで・・・。なかなか考えましたな。

 さて実は本日、基本的に「鉄」活動重視のため観光は行わず、郡山駅で色々と撮影。
 まずは水郡線の新ディーゼルカーであるキハE130系。その配色には賛否両論ですが、もはやディーゼルカーとは全く感じさせないデザインで、電車と言われても違和感が無い・・・。

 それから、いよいよ運転を開始した東北本線のE721系と、突如として引退することになった感もある、磐越西線の455系。

 続きまして、今度は福島駅へ移動・・・。こんなところまで、武田信玄の威光がとどろいているようです(笑)。

 こちらは県庁所在地とは思えないほど本数が少ない、奥羽本線(山形線)の普通列車(719系)。

 駅前に出ると、雪がちらついてきました。

 福島駅の様子。

 こちらは、飯坂温泉へ向かう福島交通の電車。これに乗りたい気もしますが・・・。

 今回は阿武隈急行に乗車し、JR東北本線と合流する槻木駅へ向かうことにします。
 福島近郊では1時間に2本程度確保されており、全線でも1時間に1本程度は確保。利便性は比較的良く、沿線にそこそこの規模の駅が点在しているため、全体を通じて閑散とした雰囲気にはなりませんでした。結構、乗客が多かったですぞ。

 阿武隈急行の車内より。阿武隈川に沿って北に向かいます。

 そして槻木駅でJR東北本線に乗り換え、仙台駅へ。写真は仙山線の快速電車。

 さらに仙石線ホームへ行き、仙台→あおば通の1駅だけ、何の意味もなく乗車します。

 そして歩いて仙台駅へ戻ります。いやあ、無駄だ〜。

 そして、再び仙台駅の中で撮影。こちらは、3月改正で引退する東北本線と常磐線の455系。

 4両目は、グリーン車から改造された先頭車でした。

 見慣れていた光景も、この数年で全国的に次々と消えていく感が・・・。

 こちらは東北本線の417系。これも、3月改正か、もう少しあとで引退だったはず。

 さらに、今度は東北新幹線で古川駅へ。陸羽東線に乗り換えます。
 ちなみにホームに着くと、キハ58系ジョイフルトレイン「こがね」が停車中。

 そして、専用塗装に塗られたキハ110系に乗車。

 西大崎駅で下車し、また古川駅へ戻るという無駄っぷりを発揮します。というわけで、降りたと思ったら、また乗車です。

 そして盛岡駅へ行きます。写真は、東北本線の普通列車(701系)。

 盛岡駅の様子。駅前で冷麺と、その店のオリジナルメニューでしょうか。冷麺と同じ麺を使った温麺を食べます。
 意外にも、個人的には野菜もたっぷり入った温麺の方がGOOD!

 続きまして、JRから移管されたIGRいわて銀河鉄道に乗車。改札はJRと離れた場所へと追いやられ、不便になったような感じも(もっとも、改札はJRと異なり1階なので、乗り換えのことを考えなければ、それはそれで乗りやすい気もしますが)。ちなみに、乗車する車両は、JR花輪線に直通するキハ52形+キハ58形の2両編成。

 こちらはキハ58形。いずれも、やはり3月改正で引退の見込み。

 キハ58形の運転台。

 そして、花輪線が分岐する好摩駅で一度下車します。

 花輪線へ向かうキハ52形。

 そして、いわて銀河鉄道のIGR7000系普通列車に乗り、いざ八戸へ〜。

 八戸では、首都圏色にリバイバルされたキハ40系八戸線が停車していました。

 そして、JR北海道の789系特急「スーパー白鳥」に乗車。浅虫温泉で下車します。

 浅虫温泉で宿泊した某宿にて。夕食は、物凄い量が登場・・・。

 地鶏を使った鍋料理は絶品。ああ、見ているだけでおなかが空いてくる・・・。

 そして、文字通り「とろける様な」触感の、倉石牛のステーキ。
 乗っているばかりで、まるで歩かなかった1日の最後に、こんなに食べて大丈夫か?と思いつつ、堪能しました。
 1日目についてはここまで。2日目は、きちっと観光していきます。

   青森市の浅虫温泉にあるホテルをチェックアウトすると、外は雪が舞っていました。この時期としては明らかに少ないとは言え、さすがに東北に来たと実感。

 浅虫温泉は津軽海峡に接しており、ご覧のとおりの風景。

 さて、それでは特急「つがる」に乗車し、青森駅へ向かいます。

 もちろん、青森駅では写真撮影タイム(笑)。久しぶりに485系特急「白鳥」を撮影〜。

 しかし、先を急ぐ今回の旅。早々に撮影は切り上げ、タクシーに乗って縄文時代の遺跡としてあまりに有名な、三内丸山遺跡へ。

 三内丸山遺跡は、様々な形の竪穴式住居を復元しており、縄文時代の住宅展示場(笑)。さて、違いにお気づきでしょうか?

 こちらは高床式倉庫など。

 一方、こちらは何かの実験に供されているようです。

 こちらが、この三内丸山遺跡の特徴である大型の建物。発掘調査の結果、推定復元されたもので、縄文時代の建築としてはかなり巨大な建造物です。

 内部の様子です。中に入ってもかなり広々とした空間。果たして、何を行っていたのでしょうか。まあ、集会所みたいなものだと思うのですが。

 出土した遺物の一部です。写真撮影可能ということで、資料調査も兼ねて・・・。

 こちらも出土した遺物の一部です。石は様々な道具へと変化・・・。

 さて、青森駅に戻りますと、駅前にある、元・青函連絡船「八甲田丸」が目に付きますが、その手前にキハ58系3両が放置・・・されたような状態。どうやら待合室として、活用されている模様。ただし、冬季は閉鎖されているようです。

 さて、こちらは八甲田丸のブリッジ。

 船内には、かつて車両を運んでいた名残を再現すべく、キハ82特急型気動車が保管。特急シンボルマークが(盗まれたのか)未整備なのだけが残念!

 さて、八甲田丸を見学した後、現代のピラミッド(?)な青森県観光物産館アスパムで食事。
 いやはや、すごいデザインです。造られたのは、青函トンネル開業を見越したころ、すなわち20年前。箱モノ行政最盛期だったころ・・・(笑)。ただ、お客さんはかなりいたし、みやげ物の品揃えは随一。あとは、会議室などの稼働状況がどうかで、無駄な建物かどうか。ちなみに、個人的にはこういう建物、意外に好きだったりします。墓石みたいな高層ビルよりいいじゃないですか。

 青森駅の様子。

 こちらは青森駅で撮影した、485系特急「かもしか」。この列車は秋田へ向かいます。

 そして、次なる目的地は青森県弘前市です!

 弘前はこのように洋館などが数多く眠っており・・・。

 そして、弘前城へ突撃〜。

 こちらは弘前城天守閣。桜の季節は一段と美しい事でしょうね。青森旅行記は以上です。

↑ PAGE TOP