2007年6月3日 長野電鉄の旅


 ここのところ、デューク所員に負けじと外出しておりますが、本日は以前から行きたかった長野市方面へ。
 マンホールの蓋調査も兼ねて、喜多見枝幸隊長が同行しております。行くかどうか迷っていたのを、前日の夜に無理やり説得していたりして・・・。というわけでまずは、長野駅で「しなの鉄道」115系を撮影。

 本日の目的は、長野電鉄2000系が旧塗装に変更されるに伴い消滅する、現行塗装を撮影すること。長野駅から長野電鉄に乗車すると、このとおり早速目標に乗車し撮影に成功。柳原駅で途中下車します。

 柳原駅も実にローカルムード漂う素晴らしい雰囲気。

 さて、鉄道写真を撮る際は駅で撮るのが大半な私ですが、今回は珍しく少し歩いて道路・鉄道の併用橋である村山橋へ。大正15年に架けられたもので、現在まさに、架け替え工事の真っ最中。現在の風景が見られるのも、もう少しとなっています。と、そこへやってきたのは、3500系。元々は営団地下鉄(現、東京メトロ)日比谷線で活躍していました。

 それから村山駅から再び長野電鉄長野線に乗車。今度は、東急田園都市線でお馴染みの8500系がやってきました。
 こちら、最近になって長野電鉄に譲渡されているもの。車内が実に明るく、よく整備されていました。

 須坂駅では、一足早く登場時の塗装に戻された2000系がお昼寝。


 須坂からさらに先へ行き、観光地としても有名な小布施で下車。もっとも、小布施自体の観光は行わず、長野電鉄で活躍した車両を保存している、「ながでん電車の広場」を見学。

 なんと車内にも入ることができ、旧型車両の雰囲気を体験することが可能。もっとも、状態はあまりよくありません・・・。
 また、車両外観の写真は場所の都合上、きわめて撮りづらく・・・残念ッ!

 さて、電車を見学していたら、長野電鉄に移籍した小田急ロマンスカー1000系特急「ゆけむり」が。
 長野電鉄のイメージを一新する車両で、すっかり長野電鉄の顔として各種の宣伝に登場。活性化に大きく貢献してもらいたいものです。

 さて、ここまでディープな「鉄」の世界でしたが、須坂では古い街並みを観光します。

 豪華な家も多く、ここなどは「屋敷」と呼びたくなるような門。写真ではあまり感じないですけど、実際に見ると非常に大きいです。

 古い街並みの写真、もう一枚じゃ。

 それから長野電鉄屋代線に乗車し、井上駅で下車。ここから西へ15分ほど歩くと、もと東急5000系(長野電鉄2500系)を保存した場所に着きます。そこが、知る人ぞ知る、トレインギャラリーNAGANO。レストランも併設されており、とりあえず遅い昼食をとりました。味はなかなか美味しい・・・。

 しか〜し、メインはなんと言っても、運営しているのは個人であるにもかかわらず、日本最大級のHOゲージのレイアウト。しかも、ここに展示されている車両、全て運転可能な位置におかれています。

 そしてレイアウト上以外にも、このようにHOゲージを収納展示。う、羨ましい・・・。
 その数たるや、3000両〜4000両!!!!!!!!すっかり館長さんと話し込んでしまい、そこまでは良かったのですが、次の目的地である松代への列車に乗り遅れた所長たち。列車の本数が少ないため、本日はこれにて旅行を終了。長野に戻るのでした。

↑ PAGE TOP