2007年6月16日・17日 夕張と三笠鉄道村へ行く


 先週は九州でしたが、今回は進路を北に変えて北海道へ!
 今回も藤沢→横浜は始発のJR東海道線で、横浜→羽田空港は京浜急行のルートで行くのですが、横浜駅に到着したところ、後続の列車として快速「ムーンライトながら」が45分遅れで到着し、しかもここで打ち切り。という事は、ここで前面愛称幕をクルクル回すわけですが・・・。

 はて、特急「ふじかわ」に上写真のようなマークありましたっけ?

 「ごてんば」マーク。これも一体なんでしたっけ?

 さて、羽田空港に到着。ここでデューク所員と合流し、ボーイング747に乗り込みます。

 そして新千歳空港駅から千歳駅に移動し、JR北海道の車両たちを撮影開始。上写真は721系快速エアポート。

 こちらはキハ283系特急「スーパーおおぞら」。土曜日ということもあり需要が多く、増結されまくっています。

 このほかにも色々撮りましたが、次にキハ183系特急「とかち」に乗車し、石勝線の新夕張駅へ。

 新夕張駅構内。う〜ん、開放感たっぷりですね。ちなみに、左手に多少ですが住宅や店舗があります。
 そして、ここから石勝線の支線である夕張線に乗車し、終点の夕張駅へ向かいます。写真右の方に、ちょっとだけ映っている車両が、我々が乗り込む夕張線のキハ40系でございます。乗客は多少・・・でしたが、それでも沿線の各駅で乗客が入ったり出たりと、動きは結構ありました。

 水田が美しい夕張線の沿線。

 そして終点の夕張駅へ到着。右手にあるのはホテルマウントレースイ。
 何もないかと思っていただけに、これは意外でした。スキー場が併設されており、冬季はにぎわうことでしょう。地元でも目玉の施設のようで、夕張駅前のバス停の名称は「レースイリゾート」。夕張駅よりも重要なようで・・・。

 さて、タクシーで夕張駅より北へ、「石炭の歴史村」へ。1980(昭和55)年に開園し、遊園地などが併設された一大テーマパークですが、財政破綻の影響で施設の大半は休止中。「21世紀の子供たちへ・・・」をテーマにしたロボット館も休止。ジェットコースターなどの遊園地も休止。

 しか〜し、残存するわずかな施設を見るためには「夕張ぐるっとパス」を購入し、3150円を一括して払わないといけないのです! 4月に札幌市の加森観光の子会社「夕張リゾート」が、市から運営を引き受けて、施設を再開したまでは良かったのですが、この新しいシステムはいただけない。まあ市美術館など、こことは別の施設も見られるらしいのですが・・・。 
 家族連れの場合、遊園地+2〜3の施設を見るのがせいぜいでしょうに、遊園地すらやっていないのに、家族4人で12600円も払えますか。運営が厳しいのはわかりますが、これで多くの人に来てもらえると思っているのか、はなはだ疑問です。
 とりあえず、ただ入園するだけなら無料なようなので、少し散歩しました。・・・が、ゴーストタウンと化していました・・・。
 それでも職員の方々は草刈など手入れをしっかりとされているのには好感が持てました。せめて食事と土産をここで買うことで、夕張への支援とさせていただきました。

 石炭の歴史村に隣接する夕張神社。これと言って特に何かがあるわけではありませんが・・・。

 石炭の歴史村付近では北海道庁が道路を新設工事中。写真左手に十分立派な道路があると思うんですけど、まだ必要?
 別に新ルートというわけでもなさそうで・・・。
 もしかすると何か重要な理由があるのかもしれませんが何なのでしょう。

 様々な疑問を抱えながら(笑)夕張をあとにし、今度はバスで新夕張駅へ。
 行きに乗車し、帯広から折り返してきた編成による特急「とかち」に再び乗車します。

 車窓から1枚。牛ですよ、牛!!

 続いて苗穂工場を歩道橋の上からちょいと見学。
 前にも紹介した711系試作車や、日高線で活躍しているはずのキハ160形50系、キハ80系フラノエクスプレス(ビニールシートの中)、トマムサホロエクスプレス先頭車が。

 札幌駅へ戻ると、キハ183系ジョイフルトレイン「クリスタルエクスプレス」がいたので撮影。

 キハ183系0番台(国鉄色などの混色編成)による臨時列車。

 そして翌日は5時30分に起床し、路面電車を撮影の上で札幌駅へ。

 まずはキハ183系特急「オホーツク」に乗車し、岩見沢へ向かいます。

 岩見沢にて。まだまだ元気な711系。

 それから秋のダイヤ改正で車両も愛称も消える、旭川行きの781系特急「ライラック」。

 本日は6両で運転となっている稚内行きのキハ261系特急「スーパー宗谷」。
 私は未だに稚内へ行ったことが無いので、ぜひ行ってみたいですね。

 そして、現在大人気運転中のキハ183系による特急「旭山動物園号」。これは凄い・・・。

 続いて岩見沢よりバスに乗車し、三笠市へ。
 ここのクロフォード公園は、かつての旧三笠駅であり、キハ80系6両編成などが保存されています。屋外展示なので、どうしても塗装がはげてしまうのは仕方が無いですが、全体的には美しい状態。

 さらに、未だに線路が残る幌内線跡に沿って歩いていくと、三笠鉄道村へ。こちらもキハ56形など、貴重な車両がずらりずらり・・・。こんな施設があったとは知らず、驚きでした。ちなみに、夕張の石炭の歴史村より多くの人でにぎわっていましたよ。

 工場専用線で活躍していたSL「S-304」がトロッコを引いて運転されています。我々も200円払って乗車しました。

 鉄道村の風景。ちなみに、食堂車であるキシ80を利用したレストランもあり、食事可能です。

 そして札幌へ戻り、特急「すずらん」「ライラック」の並びを撮った所で今回の「鉄」にこだわった旅行が終了。
 先週と異なり、今週は見事なまでに鉄道三昧でしたが、いやあ幸せ(笑)。
 「8月は暑いから動きたくない」という理由で、今のうちにガンガン観光してきたため、7月の韓国旅行を除けば、これでしばらく遠出は控えることにはなろうかと思いますが、さて、どうなることやら。ああ、帰省もしないといけないなあ。

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