2007年9月23日 会津若松を旅する


 本日は味野源次氏、ほか1名を連れて福島県会津若松市へ。2003年9月30日に訪問して以来、ほぼ4年ぶりです。
 前回は猪苗代とセットで日帰りという超強行軍だったため(・・・しかも祖母を連れて)、会津若松城(鶴ヶ城)しか見ることが出来ませんでしたが、今回は色々と見て回ってきました。もっとも、やはり日帰りですが。

 では、まずは郡山駅より磐越西線の快速で出発。719系による4両編成でしたが満員。残念ながら座れず、失礼ながらローカル線で1時間以上立ちっぱなし(笑)。ちなみに、本日はSLが旧型客車を率いて運転されていたため、沿線には多くの鉄道ファンが詰め掛けまくっていました。しかし、線路ギリギリの場所で撮影する人が非常に多く、危険極まりない! 1人2人どころの話ではなかったので、この場を借りて警告しておきますが、その程度で「次回からは自粛」するような人はいないでしょう。大事に至る前に、列車の運行妨害ということで警察に逮捕されていただきたい。

 さて、会津若松駅に到着。会津若松駅構内では、輸送力確保ために復活した455系が待機していました。さすがに、引退イベントまでやった「あかべえ」編成では無かったですが。いつまで運用されるのかは解りませんが、まだしばらくは455系の活躍を見られそうです。

 そして会津鉄道の車両に乗車し、隣駅の七日町駅(只見線)で下車。この不思議なデザインの車両、味野氏らには少なからぬインパクトがあったようです。車内は明るく綺麗で内装の雰囲気も良く、なかなか好感が持てました。

 では、七日町駅から城の方向に向かって歩きます。

 早速見えてくるのが御三階(ごさんかい)。会津若松城唯一の遺構で、元々は本丸にあったものを明治3年に移築。外観は3階ですが、中は4層になっているのが特徴です。2階と3階の間に、天井の低い部屋があるのだとか。

 また、七日町駅周辺は古い町並みが残っており、町歩きに最適です。

 会津若松市役所。威風堂々とした構えで、会津地方の中心としての威厳が感じられます。

 そして久しぶりの会津若松城(鶴ヶ城)。

 さらに循環バスに乗車し、会津武家屋敷へ。ここは会津藩家老、西郷頼母の屋敷が復元されており、会津藩の上級武士の暮らしぶりを見ることが出来ます。屋敷全体が復元されているため、その生活の雰囲気を非常に良く感じることが出来るのが素晴らしい。

 さらにタクシーで約3000円払って(泣)、会津藩の学校である藩校「日新館」へ(交通の便が悪い・・・)。現在の建物は復元されたものですが、ここも学校全体が復元されたおかげで、藩校の全体像が非常に良くわかります。日本最古といわれるプールや、天文台など独特な施設を持っているのが特徴。

 「日新館」からの眺め。

 イベントで使用された馬が戻ってきました。

 そして快速「あいづライナー」で郡山へ帰還。商店街にある某ラーメン店で夕食にしたのですが、これが非常に美味しい。醤油豚骨好きの私には大ヒットの味付けで、濃いはずなのに、強すぎない味付けで、口の中で嫌味のない味わいが堪能できます。郡山で途中下車する際には必ず行くことになりそうです。

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