2007年11月10日・11日 混色の113系阪和線と奈良旅行


 諸般の事情により、私にしては珍しく気分が落ち込んでいたときに予約したのが、今回の大阪・奈良旅行。
 通常ならば新幹線で行くところですが、飛行機で行くことにしました。
 ・・・が、朝起きたのが空港に行くために乗らないといけない東海道線の電車の発車10分前。
 私の家から藤沢駅まで、徒歩で10分ちょい。
 ・・・!!
 それはもう、一瞬にして頭を起動させ、すぐさま服を着て出発。駅まで猛ダッシュで走り、ギリギリ間に合いました。
 そして空港に着いたところ、飛行機の出発が遅れるとの事でした。1本後の電車でも余裕で間に合ったらしい。
 まあ、結果論ですが。いずれにせよ、快適な空の旅です。が、疲れ果てて殆ど寝てました。

 さて、意外にも今回初めて関西国際空港に到着。照明の関係もあるのでしょうが、全体的に雰囲気が暗い気がするのは私の気のせいでしょうか。ただ、機能的には上の階で国際線、下の階で国内線と非常に便利ですね。

 そして当然、初めてとなる関西空港駅。JR西日本と南海電鉄の改札口が色分けされてます。
 この雰囲気は明るくて開放感もあり、非常にいいデザインですね。

 ホームはこんな感じ。

 さて、実は何をしようか具体的にはあまり決めていなかったのですが、あまり阪和線の電車を撮影したことが無いので、午前中は心行くまで阪和線を撮影することに決定。まずは信太山(しのだやま)駅で撮影です。
 221系(右の車両)、ここでも走っていたんですね。知りませんでした。

 「撮れたらいいな」と思っていたら、間もなく本当にやってきてくれた113系。

 8両編成で運転され、後ろの4両は何故か瀬戸内色のままで運用される車両でした。撮れて良かった(笑)。

 それから堺市駅でも少し撮影。103系、ここでは幾らでも堪能できます。

 こちらは113系体質改善車と阪和色のサンドイッチ4両編成と、オール阪和色4両編成。

続いて、本日は大阪市電博物館の一般公開だったので訪問。まずは地下鉄開業当時の車両「旧100形」。行き先は後ほど、「梅田」に変わりました。

昭和56年のニュートラム開業時に活躍した100系車両の先頭車。

最新のノンステップバス。

今見るとインパクトがあるゼブラバス。

好評の鉄道模型運転会。こういう臨時の会場としては、意外とレイアウトは作りこまれてました。

地下鉄30系。鉄道模型のテントが邪魔で、正面からの撮影は不可能でした。

地下鉄車両の展示とは少し別の場所にある、市電保存館。普段は一般には公開していないのが残念。

市電保存館全景。ちょっと撮影がしにくい・・・。

明治44年製の501型528号。.大阪市電初のボギー車で、日本初の空気ブレーキ付き車両です。

11型30号。明治45年製の車両で、登場時は285号車でした。昭和11年まで活躍。

 それから天王寺動物園へ。
 アフリカの風景を再現したゾーンがあったのですが、広々としていて草食動物たちが織り成すシーンは見応えあるものでした。一方でネコ科の大型肉食動物たちは狭いオリの中を行ったり来たりの状態で、どうも落ち着いていない。見る人が口をそろえて「ストレス溜まっているね」と。ともあれ、非常に楽しめました。

 このあと、先月も会いましたが中学以来の友人で弊サイトのスタッフ、桜乃氏や、やはり中学時代からの友人と合流し、通天閣直ぐ近くの串カツ屋へ。これが衣の厚さなどが程よく絶品で、特にアスパラ揚げは新感覚の美味しさで、また是非食べてみたいものです。で、Wii のスーパーマリオギャラクシーを購入して遊んで見ます。友人2人とも、職業柄でプログラムがどうなっているのかを気にされるのですが、一見すると素朴なゲームの中に、超高度な技術が埋め込まれまくっているようで、感心仕切りでした。

 さて、翌日は奈良方面へ。大阪と奈良って、JRで行っても片道1000円以内ですし、時間も1時間以内程度と、意外と至近距離にあるんですね。近鉄だともっと安くて速い。さて、なんとなく行きはJRを使ったところ、「法隆寺駅」の文字が見えたので、衝動的に下車(笑)。休日は法隆寺に向けてバスが10分間隔で発車し、所要時間も僅か7分。法隆寺駅が、こんなに便利だとは知らなかった。
 法隆寺は中学校の修学旅行以来ですが、こうして歴史も色々と勉強してから訪問すると、全然違う感動がありますね。

 そしてJR奈良駅へ。高架化工事はまだまだ進行中でしたが、役目を終えた旧駅舎の移築は終わってました。
 何らかの新たな役目が与えられるのは、高架化工事完了後でしょうか。

 さて、訪れたのは東大寺。こちらは2年前にも訪問していますが、今回は前回未訪問だった二月堂、三月堂などを見学。
 上写真は二月堂で、1669年建築の国宝。いやあ、堂々として美しい!

 それから直ぐ近くの三月堂。左半分が、なんと奈良時代(天平時代)の建築で、右半分が鎌倉時代の増築。
 奈良時代に造られた不空羂索観音立像(国宝)を中心に、多数の大きな仏像が整然と安置されているのですが、あまりの迫力とその美しさに、しばらく見入ってしまいました。東大寺訪問の際には、特にこの三月堂を見忘れないように!!

 本日はまた、正倉院の外観も公開されていたので初めて見学。だいたい、東大寺って大仏見たら感動して、それで帰ってしまうのですが、今回訪問した大仏殿の北側も魅力満載です。

 そして近鉄で大阪に戻り、伊丹空港へ行き羽田へと戻りました。ちなみに途中、御堂筋線が直通する北大阪急行の桃山台駅で少し撮影。
 上写真は北大阪急行の8000形(ポールスター)、だそうです。初めて見ましたね、この車両。

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