2007年12月15日・16日 鉄道博物館と583系「ひばり」


 職場の同僚を誘って横浜に行く・・・予定が、いきなり「鉄道博物館を見てみたい」と言われてしまい、急遽2度目の訪問が実現しました。その同僚は特に鉄道には興味ないらしいのですが、一度は見ておきたかった、ということらしいです。了解、「たっぷりと」案内してあげますよ(笑)。というわけで、今回はニューシャトルを使わず、大宮駅から徒歩で行きました。1.5kmなので、距離が短いとは言いませんけど、違和感無く歩ける距離です。
 なお、このように鉄道博物館への参道(笑)脇にある大宮総合車両センターの塀は、JR東日本車両図鑑状態となっています。
 写真の撮り方が、どれも上手くて羨ましい所長でした。

 それからD51 187号機が保存。以前からあったものですが、新たにレンガ風の壁と屋根が取り付けられて、より大事にされています。

 さらに、EF58とEF51のカットモデルも展示。足回りがあれば、この角度だと現役時代さながらの風景になったのでしょうが。
 ともあれ、なかなか楽しい参道です。また、よく見ると新幹線高架下にも、鉄道博物館に入りきらなかった貴重な電気機関車などが留置されています。ずっと前から長らくありますが、活用の機会は来るのでしょうか。

 ちなみに、このとき偶然に飛行船が頭上を通過していきました。ちょっと得した気分です。

 さて、午後3時過ぎに行ったこともあって鉄道博物館は意外にも人が少ない状況でした。鉄道博物館は午後6時までやってますので、午後3時に来たって十分。混雑は勘弁して欲しいが、出来れば早く鉄道博物館に行ってみたい、という人は狙い目の時間帯ですよ。
 なお、ED75には新たに「あけぼの」ヘッドマークが取り付けられていました。

 鉄道博物館には車両だけでなく、その車両が活躍した時代を代表する道具や食品なども展示。
 即席チキンラーメンの宣伝文句は、最高の栄養と美味を誇る完全食 だそうです。え〜、ウッソ〜?(笑)

 人が少ないので撮影が楽ちんですね。485系ボンネットも、綺麗に撮影できました。

 485系車内の様子。

 鉄道博物館はJR東日本とJR貨物の車両が中心ですが、私鉄については模型である程度は紹介してあります。
 こちらは近鉄10000系。私は現役時代を知りませんが、独特な先頭デザインで面白いですね。

 今回気になったのは、101系通勤型電車に掲載されていた、国鉄時代の国鉄からの広告。
 要は運賃値上げへの理解を求めているのですが、きちんとこの通り、解りやすく現状と、運賃アップ後の状況を提示。それにしても、50%値上げとは・・・。

 赤字になった要因についても、わかりやすく示しており、グラフでこれまでの推移も紹介。
 国鉄時代をあまり覚えていない身としては、国鉄が意外と、こうした説明責任を果たそうとしていたのはおどろきでした。ただ、このときに経営改善策は、ポスターでPRしなかったのでしょうか?

 キハ41037(キハ04 8)を2階から撮影。

 そしてお決まりのこの風景。

 翌日はJR東日本が保有する往年の名特急車両、583系による特急「ひばり」がリバイバル運転されるというので、大宮駅よりさらに北へ、宇都宮線の蓮田駅にて撮影を行いました。ホーム先端は多数の子どもたちで、大変なことになっておりましたが、こちらホーム後ろ側は人が少なく、みんなで雑談しながら、お互いの立ち居地を決めて、実にまったりと撮影しました。この場を借りて御礼申し上げます。
 上写真はE231系湘南新宿ライン(宇都宮線)。

 こちらはEF210牽引の貨物列車。随分と短いですね。

 そして本題の583系特急「ひばり」。寒い中待機するのは辛かったですが、大満足でございます。

 大宮に戻ると、未だに鉄道ファンがホーム先端に多数いたので、何が来るのかと思いきや、寝台特急「北斗星」狙いだった模様。私は私で、その直前に入線してきた485系ジョイフルトレイン「せせらぎ」を撮影し、大宮駅を後に帰路につきました。

 おまけとして、南浦和駅で撮影した209系京浜東北線。まだ新しそうに見えますが、いよいよ廃車がスタート。「209系は寿命半分、コスト半分」と揶揄されているけど、まだまだ使えるんだぞと、掲示板で偉そうに書いたにもかかわらず、それから間もなく本当に寿命半分が現実になってしまうとは・・・赤っ恥です。まあ、一部は房総半島へ転用されていきましたけど。

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