2008年8月26日 グリーンラインと新宿に来た485系NO.DO.KA.


 午後から仕事が休みだったので(夏休みを分割して取らされているだけですが)、ちょっとお出かけ。週末は東京都日野市に帰るか、そもそも関東にいないことが多いため、藤沢市に住んでいるにしては意外と横浜に行く機会が無く・・・、しかし近代建築ネタで気になるものがあったので、良い機会なので出陣してまいりました。
 横浜駅に着くと、横浜線の車両に100周年記念のヘッドマークが。こういう記念マークって、最近はイラストなどを添付する例が多いと思うのですが、文字オンリーなところに、なんだか少々懐かしさも感じるデザインです。

 こちらは京葉線への転属の日が近づく京浜東北線の209系500番台。

 さて、JR根岸線の関内駅で下車。伊勢佐木町にある横浜松坂屋を見てまいりました。前身の野澤屋呉服店時代から140年以上の歴史を持ち、現在の建物は1921(大正10)年に建てられたもの(その後、増築を重ねており、現在の姿は昭和9年のものがベース)。横浜市により横浜歴史的建造物に指定されていますが、なんと10月で閉店が決定。再開発が予定されており、少なくとも現状では建物が残らない模様です。

 アール・デコ的なテラコッタ製の装飾など、その美しさは戦前のデパートの王道。
 民間企業が保有する以上、利益が上がらないのであれば、手っ取り早くガラス張りの賃貸ビルにしたほうがいいのでしょうが・・・。あまりにも勿体無い話です。やはり戦前の建築である東京中央郵便局の場合、民営化されたために再開発計画が発表されましたが、あくまで基本は現在の建物の外観を残したまま、セットバックして建物中央部に高層ビルを造るようです。ここもせめて、そういう形での開発にならないものでしょうか。

 ちなみに直ぐ隣にある横浜松坂屋西館(エクセル伊勢佐木)も横浜歴史的建造物。1931(昭和6)年に越前屋百貨店として建てられました。こちらはJRAに賃貸され、利益を上げているため、現在のところ改築の予定は無いようです。

 なお、その向かい側の不二家ビルも戦前の建築。アントニン・レイモンドの設計で1937(昭和12)年に建てられました。一見すると普通のビルですが、これが竣工した当時はさぞ驚かれたと思います。

 さて、横浜市営地下鉄ブルーラインに乗車しセンター南駅で横浜市営地下鉄グリーンライン(上写真)に乗り換え(初乗車♪)。2008年3月30日に開業した新しい鉄道です。使用されるのは10000形4両編成で、小型のリニアモーター駆動式を採用しています。

 車内の様子。

 路線案内などの液晶ディスプレイがドア横に設置されているのが特徴です。

 終点の日吉駅では東急東横線・目黒線と接続。乗り換えは至近距離で非常に便利でした。

 武蔵小杉から日吉へ延長された目黒線を走る車両の折り返し設備は、この通り整備されておりました。

 さて、東横線で渋谷駅へ。近いうちに姿を消す、現在の駅ホームの風景をパチリと1枚。東京メトロ副都心線と直通運転が始まれば便利になるのは間違いないでしょうが、大手私鉄のターミナル駅という雰囲気が消えてしまうのは残念ですね。

 最後にJR新宿駅へ移動し、485系ジョイフルトレイン「NO.DO.KA」を撮影。

 そしてヨドバシカメラで散財した後(・・・こういうことをするから、金が貯まらない)、帰りは小田急の快速急行で藤沢へ。折角の休みでしたが、こうやって遊んでいるから、なかなかホームページの更新も進みませんねえ。って、通常のホームページの間隔で言えば、現状のペースでも異常なものですが。

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