2009年5月2日 GWの箱根を観光する


 本日から5日まで、氷川副所長と飛び入り参加で水澄所員が我が家に襲撃!・・・というわけで、首都圏では定番の観光地である箱根へ強制的に連れ出しました。まずは箱根湯本駅で箱根登山鉄道1000形(リバイバルカラー)に乗車。いかにも強そうな名前の強羅駅へ向かいます。

 箱根登山鉄道は箱根の山を少しずつ大回りしながら登っていくため、車窓には先ほど通った線路が見えたり・・・。

 途中の宮ノ下駅では2000形スイス氷河急行塗色編成と行き違い。この塗装は、箱根登山鉄道とスイス・レーティッシュ鉄道との姉妹提携30周年を記念し、レーティッシュ鉄道の「氷河急行」(GLACIER EXPRESS/2006年登場)に使用されているプレミアム編成「オール・パノラミック・ワーゲン」の塗装をイメージしたもの。美しいデザインです。

 そして強羅駅では、箱根登山鉄道のケーブルカー(鋼索線)に乗り換え。さすがゴールデンウィーク、物凄い人の数で満員電車状態のまま、急勾配の山を一気に駆け上っていきます。

 終点の早雲山駅に到着。随分と高いところへ来ました。

 ケーブルカーから降りた大量の人がいなくなるのを待ってから、箱根ロープウェーに乗り換え。今度は今までの”すし詰め”状態から一転して貸切状態へ。

 一気に上へと行く気持ちよさと、意外と広々としたロープウェー内部に感動し、両手を広げながら、フリーダム!フリーダム!と3人は叫びあっていたとか。う〜ん、バカだ。

 緑の山々も、大涌谷駅付近では風景が一変。箱根火山の噴煙地とのこと。

 大涌谷駅では別のロープウェーに乗り換え、今度は多くの別の乗客たちと一緒に桃源台駅まで下っていきます。

 間もなく終点の桃源台駅。箱根ロープウェーは8年ぶりに乗りましたが、雄大な景色と不思議な乗り心地に感動。
 これはオススメです。

 そして、目の前に広がる芦ノ湖を行く、自称「海賊船」こと箱根観光船へ。ちなみに、英訳は海賊船ではなく観光船でした。

 ・・・。

 ・・・・・・。

 これだけの乗客が人質に取られているわけですね。

 そして向こうからも海賊船が。よく見ると御丁寧に大砲もついています。
 ここで氷川副所長が一言。
 「湖なのに、なんで”海”賊船なんだ?」

 向こうに見えるは箱根関所。湖から見ると、より造られた場所の地形を実感できます。

 もちろん、ここまで来たからには箱根関所も訪問します。

 史実では小田原藩が管理していた箱根関所。藩士の皆様は、ゴールデンウィークも休まず仕事中です。

 通行するものを威圧するために置かれていたという火縄銃の数々。これだけあるのは圧巻ですね。

 旧東海道杉並木。昔はもう少し杉も細かったでしょうが、こんなところを旅人たちは通行したわけです。

 箱根小涌園ユネッサンで温泉へ入り(ちなみに、偶然にも遊びに来ていた従兄弟の佐都副所長とすれ違う)、強羅駅から箱根登山鉄道2000形で帰還。

 夜の箱根湯本駅では、古豪の108号(昭和30年代カラー)と並び。箱根を十二分に堪能した1日でした。

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