2009年8月29日 佐久間レールパークと豊橋鉄道撮影

 怒涛の旅行ウン連発も、ようやく終盤戦。その締めくくりとなるのが、本日の佐久間レールパーク旅行。豊橋駅で、意外にも今回ようやく初対面のネオン所員と合流し、まずは飯田線の119系を見送ります。

 そして目当ての列車が、117系による臨時快速「佐久間レールパーク号」。本日使用されるのは国鉄色にリバイバルされたもので、豊橋駅ではJR東海色の117系との並びも見られました。さて、車内にてとも合流。哀れ、グ所員(略しました)は完全に所長の旅友として定着しつつあります。

 快速といいながらも、随所で運転停車。新城駅では12分も停車したため、事実上の撮影会となりました。

 そして中部天竜駅に到着。やはり登場時のカラーにリバイバルされた119系は既に到着済。

 一方、私以外殆ど注目する人がいませんでしたが、これが本当のレールバス・・・? DMVの原型・・・?のような、おそらく保線の職員さんたちを運ぶレールバスが駅構内に存在。

 そしていよいよ、佐久間レールパークへ。保存は大変ですが、屋外の方が現役さながらの雰囲気が出るのは間違いないですね。それにしても、いよいよ来た〜!といった感じです。長年この風景を見たかっただけに、これだけでも大興奮。

 展示車両そのものについては、既に「日本の旅」コーナーにてロクマルサン様の写真で紹介済のため、ここでは本日特筆すべき内容を御紹介。まずは、このキハ181。最初は特急「しなの」トレインマークと、いつもと変わらぬ姿ですが、この日はなんと! 往年の様々な列車のトレインマークが掲出されるらしい。
 ということで、時間になると多くの人が集まってきました。

 そして・・・なんと、最初は特急「つばさ」!!
 ん〜、写真で見ると違和感が比較的少ないですが、実はコレ、おそらくパソコンから作成・出力したであろうトレインマーク風厚紙の後ろに両面テープを貼って、「しなの」トレインマーク上にかぶせただけ。これには、私も含めて殆どの人が唖然。
 とはいえスタッフの方々がファンを楽しませようと、頑張って準備されたことは痛いほど解る訳で、特に罵声などが出ることも無く、静かに人はいなくなっていきましたとさ。

 ちなみに、15〜30分間隔でトレインマークは交換されていきます。特急「あおば」・・・キハ181系にこんな列車あったかなあと思ってネットで調べてみたところ、たしかに東北本線の特急であったようです。これは勉強になりました。

 その間に、今度は117系と119系の並び撮影会も開催。こちら大変な盛況でしたが、スタッフの方々の交通整理が的確で、スムーズに撮影することが可能でした。

 で・・・またキハ181形に戻り、今度は特急「しおかぜ」。

 今度は特急「南風」。なんかフォントに違和感があったのですが、でも家に帰って調べてみると、これで合ってるみたいです。

 折角なので駅周辺を少し散策。奥に吊り橋みたいなのがあったので、そこにも行ってみることにしました。

 で、ここで旧町名を書いた看板を発見。ん・・・、中部(なかべ)・・・? そういや、駅名は中部(ちゅうぶ)天竜駅という読み方で、地名と異なっています。駅名について調べてみると、元は中部天竜駅(なかっぺてんりゅうえき)だったのが、国有化されたときに「ちゅうぶてんりゅう」と変更されたようです。

 そして吊り橋へGO!!

 駅に戻ると、ちょうど佐久間レールパーク号の折り返しが発車するところだったので、近くで撮影。今度は豊橋方にヘッドマークが無く、まるで117系が定期運用で飯田線を走っているかのような風景。

 キハ181形といえば、「あさしお」、さらに「やくも」にトレインマークを交換。まだ続きますが、さすがに遠慮して私とネオン所員は豊橋へ戻ることにしました。帰りに乗車した313系が快適・・・♪

 さあ、そして到着しました豊橋駅。

 そして西へ歩いて5分程度、「こども未来館」へ。http://www.coconico.jp/

 昭和30年代の食卓が再現されていて、面白い・・・ていうのは、あくまでオマケで。

 ここに保存されている豊橋鉄道の3702号が目当てです。理想的な環境下で保存されてますね・・・と思ったのですが。

 やはり子供たちの遊び場になってしまうので、中には座席の上でジャンプして遊ぶ子も(写真に写っている子は違いますよ)。ちょっと先行きに不安なものも感じます。ちなみに運転台は電車でGO状態になっており、路面電車を運転することが可能です。さすがに子供に混じってやる勇気はありませんでしたけど。

 そして路面電車に乗って終点の赤岩口へ。

 こちらには車庫があり、色々な車両を見ることが出来ます。モ800形は車庫でお休みでした。

 車庫の全景。だんだん分岐器に萌える自分がいる・・・。

 これが本当の終点。赤岩口から僅かに線路は延びており、スイッチバックする形で電車は車庫を入出庫します。なんと・・・車止めがありませぬ・・・。

 そしてモ3203号がスタンバイ。この車両、豊橋鉄道の旧塗装にリバイバルされて間もないですが、ビール電車ラッピングに変更されてしまいました。おそらく夏の間だけでしょうが・・・、残念。

 なんと運のいい所長一行は、豊橋鉄道最新型のT1000形に乗車できることに。

 窓が大きく、車内は広々としており、内装は落ち着いた上品な雰囲気。一発で、その魅力に取り付かれました。

 市役所前で下車し、1931(昭和6)年に豊橋市制25周年を記念して建てられた豊橋市公会堂を見て・・・。

 1912(大正2)年に建てられた豊橋ハリストス正教会を見て・・・。

 さらに吉田城を見学し・・・。

 旧東海道の吉田宿本陣跡(写真左)を撮影。これにて終わり・・・と思いきや、駅前にて某厚生労働大臣による応援演説が盛大に執り行われており、ちょっとだけ見学。「そうでないですか、皆さん!」「そうだ!」と、まあ、演説する人が一番楽しそうな素晴らしい掛け合いが、自作自・・・い、いえ何でもないです。
 というわけで、短い時間でしたがマシンガントーク&奇行を繰り返す所長にお付き合い頂き、ネオンさん、有難うございました。

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