2009年9月27日 富士急行の「富士登山電車」を堪能する


 8月に登場した富士急行の「富士登山電車」に乗りたい乗りたい、と思ってはいたものの、なかなか旅行が多忙を極め、貴重な休日はホームページの更新に当てざるを得なかった昨今でしたが、ようやく余力が出てきたので、を突如呼び出し、出発進行。遠いところへ行くような感じがしますが、休日の住居である東京都日野市から見れば、近所のようなもの。
 さて、まずは八王子駅にて少し撮影。まずはDE10形。

 そして横浜線から中央本線に乗り入れ、松本に向かう185系特急「はまかいじ」。

 さらに引退間近の201系も登場。う〜ん、国鉄型は素敵・・・。

 そしてと合流し、189系による「ホリデー快速河口湖」で大月へ。このまま河口湖には行かず、一旦下車いたします。

 ここで富士急行に乗り換えますが、まずは先日登場した1000形リバイバルカラー(昭和30年代〜)を撮影。

 こちらは2000形フジサン特急と、1000形通常カラー。

 続いて1000形リバイバルカラー(昭和20年代)+富士登山電車の4両編成を撮影。この折り返しに乗って河口湖へ向かいます。ワクワク・・・。

 こちらが富士登山電車。JR九州や岡山電気軌道、和歌山電鐵などの鉄道車両のデザインでおなじみ、水戸岡鋭治さんのデザイン。イメージイラストを見た時は、正直「またこれか・・・」と思いましたけど・・・。

 悔しいけど(笑)、いつものパターンだけど(笑)、乗ってみるとやっぱり素敵! 何しろ高級感が出ているのがすごくいい。そして、首都圏の近くでこのデザインを味わえるのも素晴らしい。ちなみに、こちらが1号車の「赤富士」で、着席券が必要です。

 こんな飾り棚も設置されていました。

 こちらが2号車の「青富士」。多少シンプルなデザインですが、椅子の形が非常に面白いです。落ち着いた雰囲気で、これもこれで素晴らしいデザイン。

 下吉田駅では撮影タイムに近いものが設定されていまして、やはり水戸岡鋭治さんのデザインでリニューアルされた駅舎を見ることが出来ます。昭和20年代に建設された当初の面影を復元したものだそうで、見違えるほど立派になりました。

 そして終点の河口湖駅でも少し撮影。1000形には、このような大型のヘッドマークがついていますが・・・、これは昨日と今日、富士急ハイランドで開催される、ランティスという音楽メーカー10周年を記念した、アニソン野外コンサートをPRするもの。

 JRも団体列車を出していて、183系によるランティスエクスプレスが運転。河口湖駅にまで入線してきます。このランティス祭り、出演者をチェックしてみましたが・・・。http://www.lantis.jp/10th/artists/
 う〜ん、私は知らない人が多いなあ・・・。知っていても、声優としては知っているけど、音楽活動は聴いたことのない人も多い・・・。さすがにまだ、私はアニヲタとは程遠いようです。

 一時は昼飯消滅の危機もありましたが、さすがに河口湖まで来て、電車の撮影オンリーではマズイだろう・・・と思い、駅で名物の「吉田うどん」を食べます。コシのある麺、醤油と味噌の合わせ味が最高。

 は、甲州名物の「ほうとう」を食べます。そろそろ、美味しい季節になってきましたね。私も一人さびしく、自宅でこれを作ることになりそうです。味噌とかぼちゃの相性も抜群で、野菜を沢山食べることが出来て、すごく良いんですよコレ。

 そして大月に向けて帰還を開始。河口湖駅では5000形トーマスランド号がいたので、コレも撮影。

 今度乗るのは、フジサン特急。もちろん展望車の、一番手前を確保。

 富士吉田駅では、未だクモハ169形が残存しています。6〜7年ぐらい経つのか・・・? なぜか美麗な状態を保っているのが不思議で、塗装の剥離も殆どありません。

 話を戻してフジサン特急は、乗った場所が展望席という特性を生かし、富士急行の全駅を撮影するなど、思いっきり堪能させていただきました。後ほど、その成果はご紹介できるかと思います。

 大月駅に到着。う〜ん、この大型マークは目立ちますね・・・。

 この大月駅から見えるのが、岩殿城跡。戦国武将、小山田信茂などの居城で、ここに来る度に「登ってみたい」と思うのですが・・・。

 駅ホームにある、この紹介図をみると、とても無理だと諦めています・・・。

 そして帰るのかと思いきや、所長一行は西へ進み、勝沼ぶどう郷駅で下車。

 まずは駅の脇で保存された、EF64 18号機を見学。屋外保存なので、これからの維持は大丈夫でしょうか・・・?

 さらに、こちらの大日影トンネル跡を利用した遊歩道へ。このトンネルは明治36年に開通し、平成9年まで使用された中央本線のトンネル。線路もしっかりと残されており、これを歩けるとは不思議な気分です。

 明治の貴重な土木遺産で、このように活用されることはうれしいこと。しかし、ここを特急「スーパーあずさ」も通過していたとは・・・ちょっと想像できません(笑)。私もここを電車で通ったことは確実にあるわけで・・・。

 終点の先、もちろんトンネルはまだありますが、こちらはワインの貯蔵庫として活用されています。

 そして駅に戻り、115系を撮影し・・・。

 特急で八王子へ戻り、偶然そこにいた(こっちは現役の)EF64牽引による貨物列車を撮影。てっきり、この辺の運用はEH200形に置き換えられたと思っていたのですが、コンテナ輸送に関しては運用があったんですね。

▼オマケ:9月23日(水)


 福井から戻り、珍しく休日に藤沢の自宅にいる所長。自分の鉄道掲示板の投稿写真を見ていたら、急に貨物列車の写真が撮りに行きたくなり、自宅を出発。なんとなく江ノ島電鉄の藤沢駅を撮影してみます。

 そして藤沢駅の北口より平塚方に少しだけ歩いた場所に待機。

 やって来てくれました、EF66牽引の貨物列車。もっと早くから、この場所で貨物列車の撮影をすれば良かった・・・と少々後悔。う〜ん、迫力がありますね。

 211系による快速「アクティー」。

 E217系。

 そしてEF66 100番台による貨物列車。このタイプの貨車(ワム)を見かけるのは久しぶり・・・。
 う〜ん、今度は武蔵野線でEF65の撮影でもしてみるか・・・。

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