2009年10月24日 正福寺、所沢航空発祥記念館と鉄道博物館


 ちょっと天気が微妙な感じですが、午後から近くにお出かけ。西武国分寺線に乗って東村山駅で下車します。
 西口はいかにも最近、再開発しました〜・・・といった雰囲気。

 目的地はこちら、駅から約10分ほど歩いたところにある正福寺。臨済宗の寺院で、鎌倉の建長寺の末寺。北条時宗か、その父である北条時頼が開基させたといわれています。そして写真の山門は、1701(元禄14)年の建築で、切妻の四脚門形式。東村山市有形文化財に指定されています。そして、奥に映っている建物は・・・。

 1407(応永14)年に建てられた千体地蔵堂で、なんと東京都内唯一の国宝建造物。窓の形状を見て解るとおり、典型的な禅宗様の建築ですね。存在自体は前々から知っていたので、いつか見たいと思っていたのですが、中途半端に近所だったもので、「そのうち、そのうち・・・」と、なかなか行こうとせず、ようやく見ることが出来ました。

 意外と面白かったのは、不動明王、釈迦如来など、様々な仏像彫刻が並んでいる場所があったこと。これは圧巻です。

 さて、引き続き西武鉄道に乗って航空公園駅で下車。航空発祥記念館の格納庫が一般公開されていたので、見てきました。

 色々とお宝の機体が収蔵されておりまして、こちらはノースアメリカンF−86Dセイバー。

 赤い機体はレプリカですが、第一次世界大戦で活躍したドイツのフォッカーD-Z。第一次世界大戦中の航空機がどんな感じだったのか、所沢で感じることが出来るわけで素晴らしい。このほかについては、また別途紹介します。

 ちなみにこの日、駅前にあるYS−11の内部も公開されていました。

 ならば行くしかないでしょう、というわけで出撃。懐かしがっている方もいらっしゃいました。

 コックピットも見学することが可能でした。いやはや、なんと複雑な構造でしょう。

 行くべきかどうか迷いましたが、続いて鉄道博物館へ向かいます。途中、西武鉄道の所沢駅にて新101系がいたので撮影。

 そして秋津駅で最新型の30000系を撮影。フルカラーLEDが実に見やすいですね。

 JRに乗り換え、鉄道博物館へ。まずは外に置かれている455系に来館者300万人ヘッドマークが取り付けられていたので撮影。それにしても、まだ現役のような雰囲気・・・。隣は実際に列車が行き交う線路ですしね。

 それから、183系トレインマークの展示も。

 同じく。

 これも同じく。

 さらにこれも・・・。

 まだ続きます。

 果たして、どのような意図で展示されているのか解りませんが、非常に目の保養になりました。485系版もやってくれないかなあ。

 それから103系はマリンドリーム「勝浦」の前面方向幕を掲出。

 JR東海の鉄道博物館へ行くことになった国鉄バス。このスペース、代替として何が置かれるのでしょうか。

 マイテ39 11。デッキから車内を見ることが可能でした。

 EF66には、コンテナ特急「たから」のヘッドマークが取り付けられていました。

 こちらは毎度お馴染みの姿。たまには絵入りマークに交換してくれないものでしょうか。

 101系は「三鷹」の行先を表示。

 そして・・・ハイ、お待たせしました。公開が始まったばかりの0系(21−2)を見に行きます。

 さすがに午後4時過ぎに見に行ったため、それほど人は多くありませんでした。

 車内の様子。なんだか、普通に今から旅行に行くような気分になってしまいます。

 トイレや・・・。

 冷却飲料水の機械まで、しっかりと復元されて展示されています。こちらも「懐かしい、良く使ったよ!」の声が挙がってました。

 床下機器も見学可能で、これに伴い車体下部の青い部分が一部取り外されています。

 以前から保存されている0系のカットモデルも引き続き展示中。ただ、両方とも開業時の東京駅ホームを再現しているため、ネタが少々かぶっています。もしかすると、何らかの手が加えられるかもしれませんね。

 それから101系の後ろにて、ようやく中央線の各駅をめぐった201系モックアップが落ち着いていました。本物の201系の展示も期待したいところですね。

 では、最後にお馴染みの風景を・・・。

↑ PAGE TOP