2011年1月24日 箱根登山鉄道で大涌谷へ


 まずは弊サイト「裏辺研究所/日本の旅・鉄道見聞録」1000万アクセス達成!皆様、どうも有り難うございます(※掲載当時)。2001年6月6日に始めてから10年近く、長らく続けてまいりましたが、いよいよアクセス数がこの数字となりました。 アクセス数が1日1桁だった頃が懐かしいですね。 お褒めの言葉を頂くこともあれば、色々な場所で粘着質に叩かれることもあったり、色々あって鉄道掲示板が閉鎖に追い込まれたりと、なかなか順風満帆ではありませんが、優秀なスタッフに支えられてここまで来ました。

さて、土曜日は職場の旅行先だった湯河原より出発。急きょ、馬藤所員と箱根に行くことにしたので、上司の車で小田原駅まで送ってもらいます。途中、撮影ポイントとしても有名な橋梁も見えました。

小田急の小田原駅にて、7000形旧塗装の「さがみ」を撮影。 期間限定だったはずのリバイバルカラーですが、すっかり小田急に再定着したようです。これからも折を見て撮影したいですね。

こちらは小田原駅に進入する8000形。

そして馬藤所員と合流して、箱根湯本まで向かいます。そこに10000形による「はこね」がやって来たのですが、馬藤所員の提案で箱根湯本まで200円を追加で支払い、乗っていくことにしました。

なんと、偶然にも先頭の特等席(笑)を確保することが出来ました。ここに座ることが出来たのは初めてのこと。200円分以上の価値があります。視界がいいなあ。

箱根湯本駅からは箱根登山鉄道の車両に乗り換え、今回は宮ノ下駅で下車してみます。2000形どうしの並びが撮影できました。

目的は国の登録有形文化財の富士屋ホテルの撮影。様々な建物があるのですが、さすがは高級ホテル。観光客が玄関近くまで気軽に入っていけるような雰囲気ではなく、カメラを持って公道を歩いていただけで、車を整理する方に優しく「こんにちは」と声をかけられてしまい・・・(私に関して言えば不審者対策?) いつか宿泊した上で、ぜひ素晴らしい建築群を撮影したいものです。

では宮ノ下駅に戻ります。今度は1000形と2000形の並びです。

終点の強羅駅からケーブルカーに乗り換えるのが通常ですが、点検のため運休中。代わりに代行バスでロープウェーと接続する早雲山駅に向かいます。ちなみに強羅駅には、こんな強力な暖房が用意され、代行バス待ちの人を暖める配慮が。

そして箱根ロープウェーに乗り込みます。昨年5月に、氷川副所長と水澄所員と乗って以来ですね。

大涌谷駅近くになると、この光景。前回はすげーと言っただけで通過しましたが、今回はここをしっかり観光したいと思います。

まずは美しい富士山を撮影。

馬藤所員の望遠レンズを借りて、アップで撮影してみました。

場所を少し変えて、ロープウェーと一緒に。

さあ、そして噴煙と硫黄のにおいが立ち込めるこの光景。明治天皇が行幸する前は地獄谷と呼ばれていたそうですが、それも納得です。

縦アングルで1枚。

この日は雪も所々に積もっていまして、煙の白色とよい組み合わせになりました。

こんな場所でも一部の植物は育つんですから不思議なものです。

こちらは名物「黒玉子」生産現場。湧いている温泉に含まれる硫黄と鉄分が結びつき黒い硫化鉄となり卵の殻に付着して、黒く変色するのが特徴です。5個で500円。 味は・・・普通の「ゆで卵」でした。でも、美味しくいただけました。

冬ならではの光景も撮影できて大満足。大涌谷、お勧めの観光地です。

続いて強羅駅に戻り、箱根登山鉄道の線路沿いに歩いていくと、このような洋館を発見。これは、1930(昭和5)年に建てられた閑院宮家の旧邸。ハーフティンバー様式で建てられているのが特徴です。現在は、懐石料理の店として使われています。

そして近くで箱根登山鉄道モハ1形・モハ2形の三重連を撮影。

夜は水樹奈々さんのLIVE GRACE2011 -ORCHESTRAを鑑賞するため横浜アリーナへ。水樹さんにとって、オーケストラを本格的に使った初のライブですが、元々の楽曲にストリングスを重要に活用した曲も多かったこともあり、オケとの相性は抜群。

さらに、お馴染みのバンド「チェリーボーイズ」も登場し、中盤からは完全にヴォーカル+バンド+オオケの合奏になっていましたが、これが普段にも増して重厚感と迫力のある演奏となり、もう感涙ものでした。バンドとオケも合うんですね〜。

そして日野にある祖母宅に戻るべく、八王子駅まで来ると「甲斐」とヘッドマークをつけたEF64形と12系客車が停泊中。新宿〜石和温泉間で運転された団体臨時列車の回送だったようです。 そ、そんな美味しい列車が運転されていたとは・・・。 新宿で12系だなんて、信じられないです。回送とは言え、偶然にも八王子駅で撮影できたのは本当に幸運でした。

朝から動き回り、そして休みの無いここ最近の行動により、疲労が半端ではありませんが、収穫の多い休日ばかりです。

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