2011年5月1日 EF58形(青大将)が展示された鉄道博物館へ


相変わらずの旅行ラッシュですが、とりあえずの最後を締めくくる(予定)として、裏辺研究所スタッフや関係者を巻き込んで、関西大撮影紀行の巻、を企画してきました。

最初に参加者を書いておきますと、3連休ぶっ続けが私、デューク所員、ゼニガタ所員、そして今回初めてお会いする、ひょん君さん、2日目&3日目参加がネオン所員、2日目のみ参加がKIX(キックス)さん。 ・・・さてさて、どのようなことになるのやら。

まずは朝8時過ぎの京都駅で私と、ひょん君さん集合からスタート。485系特急「雷鳥」を撮影するまでの間、ちょっと山陰本線の183系特急を狙います。上写真は特急「はしだて」。

鉄道博物館に「てっぱくひろば」というのがオープンし、ゴールデンウィーク中はEF58の青大将色が展示されるという情報を入手。そろそろ鉄道博物館にも行きたかったところなので、デューク所員、ロクマルサン所員をまたまた呼び出し(スミマセン)、まずは大宮駅へ。

ロクマルサン所員が来る前に、私とデューク所員は183系臨時快速「足利藤まつり号」を偶然にも撮影。狙っていたわけではないのですが、先日に引き続き、縁があるときには不思議と縁があるものです。

デュークさんは意外にも鉄道博物館は初めてと仰るので、徒歩で博物館へ行くことに。途中もなかなか面白く、D51 187号機や・・・。

EF58 154号機とEF15 168号機のカットモデルがあります。今日のEF58の展示とは、まさこれ?・・・なんてことは無いですね、冗談です。しかし、下回りが完全にないと、いささかバランスが悪い・・・。

鉄道博物館に着くと、開館前から家族連れで長蛇の列。流石はゴールデンウィークだと、少々甘く見たことを反省しながら、「てっぱくひろば」へ急ぎます。・・・と言いながら、やはりクハ481形を見るや否や反射的に撮影を始め・・・。

クモハ455を撮影し・・・。

さらに、混んで来る前に0系新幹線も見ておきます。う〜ん、「出口」の看板が興ざめですし、やはり右側面から車両全体を撮影できないのは残念です。おっと、いい加減に目的の場所へ行かねば。

というわけで、「てっぱくひろば」へ。ランチトレインとして使用されている183系・189系旧幕張車両センターC4編成が、ついに正面から撮影できるようになりました。今まではこの場所に立ち入ることが出来なかったので、ようやくといった感じ。

中央線ユーザーとしては思い入れの深い、この「あずさ」と183系の組み合わせ。

こちらは「さざなみ」。定期列車で183系を使っていた頃は、数えるほどしか撮影していなかったのが悔やまれます。どうも京葉線って、遠いイメージがありまして(実際、東京駅ホームの移動は大変)、なかなか当時は撮影に行く気力が起こらなかったんですよね。

そして期間限定展示のEF58 93号機青大将色。

現役の車両との顔合わせもあるのが、この展示場所の面白さだと思います。さてさて、次はどのような車両がやってきてくれるのでしょうか。

201系の実物大模型(?)は引き続き展示。これでも十分に懐かしさに浸ることが出来ます。その一方、豊田車両センターにいる実車(クハ201−1)の処遇はどうなるのか・・・。

そのほか、各車両を改めて全て撮影したり、定番のこの風景も撮影。

ラーニングゾーンの京葉線103系は、東京かと思いきや、東金行きを表示。
この車両は来る度に方向幕が変わっているのが面白いですね。

それから屋上でニューシャトルの撮影や・・・。

新幹線の撮影も少しだけ行います。おや、先頭部には震災に関連した応援ステッカーが貼られているようですね。

それからコレクションゾーンには183系0番台で使われた、LEDのトレインマークが展示しており、自由に切り替えが可能でした。というわけで、早速「あさま」を表示させて見ます。はて、現役時代には使われたでしょうか?

これは実際に運用されていましたが、ついに撮影する機会に恵まれませんでした。まさか、こんな形で撮影が出来るとは。

これも滅多に見ることが出来なかった「かいじ」LED表示。今のE257系にも、このデザインを受け継いで欲しかったのですが・・・。

こんなものありました。そもそも、シュプールという言葉自体が、だんだん懐かしいものになっている気がします。

さて、大満足の鉄道博物館はこれを以って撤収。次なる目的地へ向かいます。


鉄道博物館見学のあとは、485系特急「きぬがわ」を狙うべく東大宮駅近くへ。強風の中、何やらEF65らしき車両が見えてきたので、カメラを構えたところ、念願のカラシ扉の・・・じゃ、ないけど何だこれは?

前面貫通扉の下半分だけがカラシ色に塗られています。こんな車両があったとは・・・。これはこれで、非常に良いものが撮影できました。

で、肝心の特急「きぬがわ」はピントが合わず撃沈。まあ、縮小してシャープを強くすれば、それなりに見えないことも無いですが・・・。震災の影響で4月に引退しているはずが、思わぬ運用期間延長になっていますので、また撮影するとしましょう。

さて、続きまして池袋駅から東京メトロ有楽町線にのって要町駅へ。ここから徒歩10分程度の場所にある千早フラワー公園に行き、都営地下鉄大江戸線12−000形試作車の保存車両を撮影します。

状態は悪くは無いですが、1991(平成3)年から保存されていることもあり、さすがに少々手を加えた方が良い部分も出てきています。

フェンスが車両の目の前にあるため、なかなか2両まとめての撮影が難しいのですが、何とかこのように撮影してみました。

2両のうち、右側の1両は車内の立ち入りが可能です。ただし燃焼対策のためか、座席は木製に変えられていました。海外ならこういう車両もありそうですが、日本でこれで走らせるとブーイングが起こりそう。

さらに椎名町駅から西武池袋線に乗り練馬駅へ。そして都営地下鉄大江戸線に乗ると、なんと12−000形の初期車が!全部で6編成いるアルミ車体のアイボリー塗装車両で、なかなかお目にかかる機会が無かったのですが、とうとう出会うことが出来ました。試作車を拝んだ甲斐があったものです。

落合南長崎駅でもう1枚撮影。車両図鑑に掲載せねば・・・。

そして鉄道模型メーカーKATOのショールームである「ホビーセンターカトー東京」へ。おなじみ京急230形(デハ268)を撮影し、多少模型も物色して本日の散歩は終了となりました。

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