2011年11月25日〜27日 三仏寺投入堂・有田川鉄道公園ほか鳥取・京都・和歌山の旅


さて、この日はJR和歌山駅前からスタート。ホテルを出ると、目の前に現れたバスが「紀ノ國戦隊紀州レンジャー」というご当地戦隊モノのラッピングバスでした。 ここ最近は「ゆるキャラ」に隠れてしまっていますが、戦隊ものもまだまだ活躍しているようです。

そして和歌山駅で少々撮り鉄。ここに来るのは2005年3月以来であり、実に久しぶりです。これだけ旅行していても、意外と同じ場所の周辺ばかり巡っていたり・・・。 とりあえず、まずは阪和線の103系を撮影。

オレンジ色、天王寺行き、ならば大阪環状線・・・と思いきや、これは阪和線。

大阪環状線では見られなくなったオレンジ色の低運転台は、阪和線で残存しています。まあ、また編成の組み換え等でどうなるかわかりませんけれど。

和歌山線の105系。4両編成の前後の塗装が異なるものでした。

単色化された105系。まあ、阪和線カラーという感じですが・・・。

113系リニューアル色による紀伊田辺行き。本日の目的は113系の中でも阪和色なので、ちょっと残念・・・どころじゃありませんでした。先日、阪和線・紀勢本線から4両編成の113系が全て運用を離脱したので、貴重な記録になってしまいました。

オーシャンカラーに塗られた117系。

さてここで、ひょん君さん、デュークさん、KIXさんと合流し、ひょん君さんの車で移動を開始します。まずは和歌山電鐵2270系を沿線で撮影します。 「いちご?」「たま?」「おもちゃ?」と思っていたら、南海カラーでした。 いやはや、和歌山電鐵は初の撮影だったのですが。

そして、紀勢本線の岩代駅〜南部駅間へ移動。その中でも、千里浜という名勝と絡めて撮影を開始します。まずは朝見かけた113系から撮影をスタート。

いやはや、まさかこれも過去の姿になるとは思わず。

続いて283系特急「オーシャンアロー」。夏だったら、さらに絵になっていたはず。

あまり注目されない気がしますが、外観は非常に魅力的だと思います。 少なくとも、あのノッペリした287系より・・・。

続いて103系・・・じゃなくて、ワンマン仕様2両編成の113系。

こちらの車両も、いつまで残るか。さすがにJR西日本でも国鉄型の淘汰が進み始めましたね。

そして、目当ての113系阪和色がやって来ました!

まるで模型のような光景。バッチリです。

さらに印南駅に移動し、かえる橋というユニークすぎる形状の橋をバックに113系を撮影します。この写真、ネオンさんならブログで面白く調理してくれるに違いない(笑)。

橋単体での写真も。

さらに場所を変えて、113系を再び撮影。今までこの車両とは殆ど縁が無かったのですが、突如として撮影の機会に恵まれました。

で、肝心の113系阪和色ですが、次回紹介する紀州鉄道を撮影した後に、偶然にも御坊〜紀伊内原間にて出会いました。後追いですが、実に満足の1枚♪

さて、113系や381系を堪能した後は、紀州鉄道へ行きます。キハ603形が活躍していたときに行きたかったのですが、微妙に遠いために行く機会が無く、ようやくの対面です。 終点の西御坊駅に行きましたが、駅舎はレトロというより崩壊寸前・・・。白く輝く自動販売機との対比が凄い。

キテツ2を撮影。このタイプのレールバスが活躍しているという意味で、これはこれで貴重な光景。

がらんとした駅舎の中。列車の発車はまだまだ先だったので、乗車は断念しました。

1989(平成元)年4月1日に西御坊〜日高川駅間が廃止されていますが、レールはまだ残っているような感じでした。

こちらは御坊駅方向。直線が気持ちいいですなあ。

続いて車庫のある紀伊御坊駅へ。キハ603形が拝めないかと思ったのですが、結果はキテツ1の奥、車庫の中でしまわれていました。再起を期待したいものですが、難しいかなあ。

さて、御坊駅近くで113系を撮影し・・・。

有田川鉄道公園に到着。ここは、廃止された有田鉄道の終点、金屋口駅とその構内と車両を保存したもので、目玉はなんと言ってもキハ58003。両運転台のキハ58形で、元々は富士急行がJRの車両に合わせて投入したものです。

動態保存が行われており、短い距離ですが乗車することが可能。

車内の様子。綺麗に整備されており、今や唯一乗ることが出来る原型のキハ58系であると言えます。

他にもハイモ180−101や・・・。

ふるさと鉄道保存協会が保存している元・紀州鉄道のキハ605や・・・。

元三菱石油水島専用線のDB107、元蒲原鉄道のト1などが保存されています。

こちらは金屋口駅の様子。

ホーム。

駅前の様子。はい、シャッターが下りてますねえ。

そしてもちろん、キハ58003に乗って金屋口駅ホームに降りてみました。実に大満足の施設で、キハ58系に乗りに来るだけでも価値が充分にあります。

それから和歌山市内に戻り、日根野電車区新在家派出所を見ます。公道から車両基地が良く見えます。

「くろしお」用287系が停泊していました、この調子だと、いよいよ来年3月のダイヤ改正ぐらいから運用開始でしょうか? しかし、やはり前面デザインは何とかならなかったのか。

105系ラッピング車両。

105系ラッピング車両その2.これまで全然撮影する機会に恵まれませんでしたが、これで2種類ゲットです。雰囲気の良いラッピングですね。

さて、続いては和歌山城の南東付近にある岡公園へ。ここにはC57 119号機と・・・。

南海和歌山軌道線321形の321号が保存されています。2005年にこれを見たときには塗装が退色していましたが、今は見事に美しい姿に蘇っています。

柵が邪魔ですが、部品の盗難防止のためには仕方が無いかも。

折角なので和歌山城天守閣を麓から望遠で撮影。久しぶりに見に行きたかったのですが、さすがに自宅へ戻る時間が迫っているので断念しました。

そして和歌山駅で、ひょん君さん、KIXさんとお別れ。お二方、本当にこの日は有難うございました。で、私は和歌山駅構内で105系ラッピング車をまた撮影。これで3種類ゲットです。 一方、目の前で阪和線113系の発車を見送ってしまい、撮影できなかったのは少し残念。

そして、関空から飛行機で帰るデュークさんとは日根野でお別れして、私は新幹線で帰還いたしました。 以上、なかなか密度の濃すぎる大旅行。これで大型の旅行は終わりか・・・と思っていたのですが、続いては31日にリン所員と自宅周辺で撮り鉄、12月4日にゼニガタ所員と長野へ・・・という流れでございます。

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