2012年8月11日〜13日 撮り鉄しながら北九州・高松・鞆の浦の旅


10年前の北陸旅行を掲載開始したところではありますが、先週末の旅行の記事を先に順次掲載していきます。 さて、相変わらず旅行狂いの所長さんは、未だ北海道旅行の資金的な傷も癒えないまま、8月11日〜13日に西日本の各地に出没することになりました。もちろん、多くの所員を巻き込んで、という例のパターンです。

一応、夏の裏辺研究所オフ会という位置づけではありますが、年がら年中、多くの所員を巻き込んで旅行していますので、もう一々銘打たなくても良いような感じです。 前置きが長くなりましたが、まずは小田原駅から新幹線に乗るところからスタート。小田急の改札を見てみると、噂の第3東京市指定チャージ機を発見。

浴衣姿の綾波レイを描いた、何とも美人さんなチャージ機。ここ最近、日本中の公共的な空間にアニメキャラがあふれかえる、という状況はアニメファンとしては市民権を得たようで嬉しいような、一方でいわゆる痛車的なノリが当たり前になるのは大丈夫か、日本?と思わないでもないような、複雑な気分です。

まあ、でも地域の活性化と鉄道への注目につながれば、良いですよね。 そんな私ですが、実は未だに新世紀エヴァンゲリオンは見たことが無く、ゲーム「スーパーロボット大戦」に出てきたときに、少々かじったぐらいではあります。いい加減に視聴しないとなあ。しかし、エヴァも息の長い作品になりましたね〜。最初のアニメ放映は、私が中学生ぐらいのときの作品ではなかったか。

さて、新幹線で快適に一気に小倉駅へ到着、といきたかったのですが、私が乗車している新幹線で急病人が出て、列車の非常停止装置が押されたとかで、15分程度運転がストップ。 アニメやドラマのようですが、乗客に医師がいて、その人の判断で緊急性は無く運転再開に支障なし、ということで運転再開となったのですが、今度はお盆で乗客が殺到。乗降に手間取るうちに、遅れが遅れを呼ぶ格好となり、30分遅れて小倉駅に到着しました。

おかげで当初の計画は出だしからぶち壊れ、カジボーさん、AC20Kv-DC1500Vさん、ネオンさん、ゼニガタさんと何とか小倉駅で合流。とりあえず、日田彦山線のキハ40系の撮影から開始します。

そして、今回のお目当てである485系国鉄色の特急「にちりん」を無事に撮影します。未だにこの編成による特急「にちりん」は撮影できていなかったのですが、ようやく撮影することが出来ました。

415系2編成との並び。ちょっとタイムスリップ?

一旦引き上げた後に、直ぐに折り返し運用で入線してきます。とりあえず、小倉駅での撮影はこれにて終了。

当初は平成筑豊鉄道に行こうかなあ、と思っていたのですが出だしから予定が崩れてしまったので、もう何度目になるか?の門司港にやってきました。観光に困ったときの門司港です。

門司港駅の駅舎も当分、修理に入ってしまうので、改めて撮影しておきます。幸い、ゼニガタ所員は初めての訪問ということで、このプランは正解だったようです。

さて、ちょうどお昼時。この後、485系特急「にちりん」をもう一回撮影する予定があるほかは、特に何かしないといけない予定も無いので、しっかりと食事をすることにしました。焼きカレーの店を狙いますが満員だったため、門司港駅近くの、こちらの店にふらりと入店。

こちらの「どんどん」という丼をいただきました。様々な野菜の天ぷらが乗っていまして、サクサクとした食感、濃すぎず薄すぎずのタレは絶品。ボリュームも丁度良いぐらいで、大正解でした。また食べに行きたいですね。

続いて、平成筑豊鉄道が運行を担っているトロッコ列車「北九州銀行レトロライン」潮風号に初めて乗車します。牽引機のディーゼル機関車の、何と小さいこと。

トロッコに乗車します。こちらの天井は・・・。

トンネル区間内では、こんな感じに美しくライトアップされます。

そして終点に到着し、駅前に保存されているEF30 1号機+オハフ33 488を撮影します。オハフは綺麗に整備されていますが、EF30形の方は色々な部品が無くなっており、少々無残な状態をさらしています。

駅を出発する潮風号を撮影し・・・。

折り返しで戻ってきた潮風号を撮影し、我々はさらにその折り返しで門司港駅に戻ります。7年ぶりに九州鉄道記念館を訪問したいところでしたが、485系「にちりん」の時間の都合上、泣く泣くカット。まあ、一度見ていますし逃げるものでもないですからね。

そして南小倉駅付近で、上りの「にちりん」を狙います。先にキハ40系日田彦山線を。実にすっきりとした屋根ですね。

そして、485系特急「にちりん」を撮影。ポイントは悪くないのですが、何故か私のカメラは広角レンズ(18mm-55mm)で動く被写体を撮影すると、ピントが合いづらいという欠点があり、やっぱり今回も駄目でした。先代の広角レンズもこうだったので、やはり高いレンズを買えということなのか、根本的にカメラのピントの設定を間違えているのか。

しかーし、まだチャンスはあります。最後に下りの「にちりん」を狙うべく城野駅へ。先に883系特急「ソニック」を狙います。

そして485系特急「にちりん」登場。よしよし。

後追いも・・・よしよし。実は昨年3月11日の485系定期ラストランのイベントで、この列車を撮影しようとしたところ、震災発生でイベントがキャンセルとなり、その後の臨時運行も全く撮影できない中、ようやく485系国鉄色5両編成の特急「にちりん」が撮影でき、感慨深いものがあります。 さて、AC20Kv-DC1500Vとはこの撮影を以ってお別れします。

さて、所長一行はもう少し撮影ネタを求めることにし、行き当たりばったりで進行しながらも、筑豊電鉄の楠橋駅にやってまいりました。ここで、公道から車庫を見ます。

色とりどりな2000形がお休みしていました。

こちらも。

これも。

それも。バリエーション豊富だと、ワクワクしますね。

もちろん3000形も撮影。

こんな塗装(ラッピング?)もいました。

最後に木屋瀬の古い町並みを散策します。ここは長崎街道木屋瀬宿の面影を残す町並みです。

事前に調べてこなかったこともあり、後で色々な見落としもあるのですが、やっぱりこういう宿場町の面影って、見ていて楽しいですね。

これもまた立派なお屋敷です。いつまでも、この景観が残ってくれることを願って止みません。

さて、これでカジボー所員とはお別れ。残る3人は木屋瀬駅で2000形を偶然撮影し、黒崎駅前の商店街で夕食を食べた後に、四国の高松市へ向かうという、少々一般的には理解に苦しまれるであろう移動を開始します。

小倉駅に着きますと、東海道新幹線は、もはや博多方面が1時間30分遅れにまで拡大しており、私の遅延なんて可愛いものだったようです。

そして超満員の快速マリンライナーで高松へ。ここでは早速、2000系による特急「いしづち」に出会います。

もう少し待てばミッドナイトEXP高松という特急が撮影できたのですが、ヘッドマークが特にあるわけではない、ということで食指が動かず、さっさと宿へ向かうことにしました。


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