2012年10月13日・14日 大須大道町人祭ほか愛知&三重旅行


北陸3県を巡る大旅行をしたかと思えば、翌週は氷川副所長、馬藤所員と共に愛知県へ出撃するのでした。元々は、氷川副所長が名古屋市で開催される「大須大道町人祭」を見に行きたいと御希望されたのが発端。ならば、お連れするしかありますまい。 さて、3人との合流の前に撮り鉄を済ませておくことにします。2時間ほど時間があったので、何をしようか考えた結果、名古屋に着く直前に名鉄犬山線の犬山駅に行って見ることにしました。そこで、到着すると早速1700系に遭遇します。

小牧線の300系。

犬山線の3500系。

さらに名古屋市交通局の7000形を撮影。2編成しかないので、非常に貴重。 撮影できたらいいな・・・ぐらいだったのですが、なんと運が良い。

犬山駅に入線する3600系。

犬山駅に入線する5000系。

パノラマスーパーとしてお馴染みの1000系(1030系)。これの前面展望は素晴らしいもので、今や少々影の薄い存在になってしまっただけに、何とも勿体無い。

こちらは1800系。

犬山駅でのラストは、100系を撮影して〆。 未撮影の車両も多かった名鉄ですが、ようやく記録をかなり進めることが出来ました。またガッツリと撮影してみたいですね。これだけ全国を回っていながら、どうも大手私鉄の撮影が中途半端な状況であります。

さて、氷川副所長、馬藤所員と合流して名古屋市科学館へ行きます。まずは屋外展示から見て行きます。こちらは、フランシス水車。1924(大正13)年、大同電力(現・関西電力)の大井発電所で使われた水車です。

いったいどこの部品なのかというと、こういうことらしいです。水車の外側からケーシングを通じて水を取り込み、そのときの反動で水車を回転させ、発電するのだとか。

こちらの機械は海洋無人探査機ドルフィン3K。1987(昭和62)年から2002(平成14)年まで使われたもので、主に日本近海でメタンハイドレートや天然ガスなどの資源調査、深海生物の調査、地震の調査などに用いられました。 現在は後継機のハイパードルフィンに役割を譲っていますが、こうした調査を通じて日本近海は資源の宝庫だと判明してきたわけで、これは楽しみですね。

こちらはH−UBロケットの試験機。実機は全長57mですが、こちらは50mだとか。H−UAロケットは、しばしば見かけますが、H−UBロケットは珍しい。言わずと知れた、新たな日本のロケットの主力です。

それから名古屋市交通局1400形。1936(昭和11)年に登場した車両です。

こちらは国鉄B6形蒸気機関車2412号。中央線、武豊線、高山線で活躍した車両で、この地域ゆかりの車両です。1904(明治37)年にドイツのハノーファー社で製造され、1948(昭和23)年に廃車。その後、石原産業株式会社四日市工場で1968(昭和43)年まで使用されました。

さて、名古屋市科学館を見て行きます。色々な展示があり、その中には気合の入っているものから、正直「う〜ん・・・」というものまで色々ありましたが、様々な電気製品を分解して展示しているのには感動しました。

掃除機の中身なんて、まず見ることが無いです。

ノートパソコンの中身の一部。

炊飯器の本体下部。

炊飯器の、かま部、IHヒーター部。

機械式時計の内部を拡大展示。

こちらが図解したもの。

恐竜はマプサウルスのみ展示。

鉄道模型もずらりと展示。

名古屋とその周辺をモデルにしたジオラマもあり、模型が運転されていました。

こちらは竜巻ラボ。 ・・・このほか、プラネタリウムなど様々な施設がありますが、本来の目的は大須大道町人祭りであるため、これにて失礼することにしました。

そもそも恥ずかしながら、名古屋の大須って何!?というレベルの知識だったのですが、上写真の大須観音を中心とした商店街が形成されていまして、それもかなり広いエリアにまたがっていました。しかも一般的な商店街的な雰囲気の場所から、秋葉原的なエリアまで各種取り揃えていまして・・・。

さらに、こんな美味しそうなブラジル料理の店まであったりして、本当に面白い。そしてこれから御紹介する大須大道町人祭は、商店街が総力を挙げている感じが非常に伝わってきました。ここの爪の垢を煎じて飲んだ方がいい商店街、全国に山ほどあるんじゃないんですか? ・・・という前置きでスタートします、ハイ。

スミマセン、大須を知らなかったくせに、偉そうなことを言うべきではないですね。ともあれ、それだけ感動しました。

さて、13日と14日の2日間にわたって行われた第35回大須大道町人祭、まずは大須観音から「おいらん道中」がスタートするところから開始。

見に来る人の数も凄いもので、写真撮影が大変でした。

さて、商店街の至るところで様々な大道芸が繰り広げられており、まあ、レベルの高い低い様々でしたが、中国雑技団のコレは凄かった。

バランスを崩せば一巻の終わりのはずですが、何でこんな動きが出来るのか。

それからセ三味ストリートによる津軽三味線ライブを堪能。

真面目な演奏もありましたが、そこは大道芸。なんと三角定規で演奏したり。

キューピー人形で演奏しちゃったり。

肩車で演奏しちゃったりと、何でもアリ。いやあ、素晴らしい技術でした。 津軽三味線の音色を聴けただけでも満足でしたが、加えてこのパフォーマンス。

そして、セ三味ストリートの2人が盛んに「我々は前座でですから」と自虐するほど人々の注目の的だったのが、毎年恒例の大駱駝艦という舞踏集団による「金粉ショウ」。ほぼ全裸の男女が全身に金箔を塗ってダンスを踊ります。

ひえっ!!

コレだけ見ると、何この色モノ集団は・・・という感じですが。

いや、凄いです。本当に凄いんですこの人たち。

激しく踊りながら火も噴きます。時には火を振り回します、しかも商店街で。

ただただ、圧巻という感じでした。私の文章と写真では、何が凄いのか全然伝わらないと思いますが、初めて見る世界でしたね、これは。

あまりにも感動したので、氷川副所長と翌日も見に行くことにしました。 さて、このあと名古屋駅前で食事をして馬藤所員は翌日仕事のため帰宅。私と副所長は引き続き名古屋で宿泊します。

さて、翌日は朝から近鉄名古屋線をガッツリと撮影することにします。どこの駅で撮影しようか考えた結果、近鉄名古屋駅から1駅の米野駅にすることに。上写真は桑名方での構図。なかなか良いではありませんか。 では、形式はうかつに書くとミスが出そうなので写真オンリーで。

名古屋方も意外と悪くありません。編成全てが入らないのはネックですが・・・。











頻繁に列車が来るので撮影が忙しい忙しい。実に楽しい撮影タイムでした。

ちなみにここからは、「あおなみ線」の車両や・・・。

JR貨物の機関車や・・・。

JR東海の車両を撮影したりも出来ます。

さて、私と副所長は本日も大須大道町人祭へ。鶴舞線に乗車すると、新鋭のN3000形のトップナンバー編成に出会いました。2編成目からは車両の形状が異なり、こちらは6月に名古屋に行った際に撮影していたので、これで両タイプとも撮影が完了しました。

そして、われわれはこんなところでスタンバイ。

お目当ては今日も金粉ショウ。うひゃ、今日も盛大に火を噴いています。

この凄さは実際に見ないと伝わらないと思います。是非、行って見てください。

さらにこの日は、銀色の男「un-pa」にも遭遇。

一人で勝手に行列の人の数をカウントし始めます。

そして気ままに歩き出します。

かと思いきや、時には通行人に無言で絡み始めます。

ロービングパフォーマンス(ウォーキングアクト)と呼ばれるパフォーマンスで、街の中を移動しながら様々なハプニングを起こす芸だそうです。ただ適当に街中を歩いているように見えて、非常に高度なテクニックを要することは良くわかりました。 本当にユニークで面白かったです。

さて、午後は少々グダグダで、副所長に申し訳なかったと反省しています。 まずは県庁所在地のうち、鳥取市と並んで未訪問だった津市へ。津城跡を散策しました。そして、活気ある大須の商店街を見た後だったので、津城近くの商店街の閑散ぶりに驚きました。

さらに、何だかよくわからないまま松阪市へ。以前行ったことがあるにもかかわらず、何となく城跡を散策し・・・。

こちらは未撮影でした、御城番屋敷土蔵(江戸時代末期築、松坂城の米蔵との説あり)を見て・・・。

未だ大半が現役の武家屋敷(長屋)である御城番屋敷を散策。

そして松阪駅で近鉄22000系非リニューアル車を狙いますが撃沈。副所長、連れまわした上にこの結果でスマネェ・・・。これを最後に帰宅しました。

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