2012年10月20日・21日 特急「あさま」&歴代新幹線並び撮影の旅


3週間連続の遠征という暴挙。この日はネオン所員と共に1泊2日で長野、新潟を巡ります。何しろ189系国鉄色による特急「あさま」の運転とか、新潟では歴代新幹線の展示とか、イベントが目白押しなのです。行かないわけには、まいりません。 さて、長野駅に着くと485系ジョイフルトレイン「彩」による臨時快速「北アルプスいろどり号」が停車中。早速、383系特急「しなの」と絡めて撮影。

そして発車後の姿。写っている3車両は、いずれも国鉄型ですが・・・やはり「彩」は大変なお姿になっています。登場からしばらく経ちますが、未だにインパクト抜群。

189系特急「あさま」の運転まではしばらくあったので、もう何度も訪問していますが長野電鉄の須坂駅へ。

長らく何の動きも無かった10系電車が、ついに場所を移動していました。 これはどういう意味があるのか・・・、今後の動きに要注目かもしれません。

須坂駅に来たのは、塗装変更された2100系「スノーモンキー」狙いだったのですが、どうやら我々が「北アルプスいろどり号」を撮影しているうちに、湯田中に行ってしまったようで、敢え無く撃沈。 ただし、屋代線の廃止を前に日比谷線時代の姿にリバイバルされた3500系を初めて撮影することができました。この編成、今後は動くのでしょうか・・・??

そして8500系に乗って、今度は信濃吉田駅に向かいます。

ここで1000系特急「ゆけむり」と・・・。

3500系を撮影。うむ、なかなか良い感じ。

さらに、歩いて5分ほどの場所にあるJR信越本線の北長野駅に向かいます。構内には211系が留置中でした。通勤で長らくお世話になっていただけに、これからの活躍も楽しみです。

そして、189系特急「あさま」の撮影地に選んだ豊野駅に向かうと、ここにも211系が。信州色の115系と絡めて撮影してみました。

そして189系国鉄色による特急「あさま」を撮影。側窓が天地寸法拡幅されていない、原型に近い編成で、さらに特急シンボルマークも復元と、JR時代初期の姿に見事に整えられています。素晴らしい・・・。

さらに189系普通「妙高号」と211系の並びも撮影し、先ほどの特急「あさま」を追いかけて直江津まで向かうことに、その場で決定。何といい加減なプラン!

途中、車内から北陸新幹線の上越駅(仮称)の建設現場を見ます。

さて、直江津駅に到着。単色化されて「いない」JR西日本の475系を撮影。

そして475系と189系特急「あさま」の並びもいただきました。で、今度はこの特急「あさま」に先行して、新井駅に向かいます。

・・・の前に、北越急行の「ゆめぞら」も撮影しまして。

そして新井駅で189系特急「あさま」をゲット。

ここを選んだのは、189系普通「妙高」との並びが撮れるかも?ということで、たしかに撮るには撮れたのですが、ちょっと停車位置が違いすぎましたね。

この「妙高号」は高田駅でしっかりと撮影いたしました。こんなに直江津方が撮りやすいとは知りませんでした。そのうち、国鉄色の189系による「妙高号」も狙わないといけませんね・・・。

さて、高田駅で下車した所長一行は上杉謙信や上杉景勝の本拠地であった、春日山城へ向かいます。既にホームページで紹介していますので、ここでは簡単に写真を載せる程度にしますが、模型を見ていただければわかるとおり、まさに山城。 しかも、てっきり通常は山ろくにみんな住んでいて、戦闘時には山上へ・・・と思いきや、山の頂上周辺に重臣達の屋敷があるのですから、驚き。そういう城だったとは知らず、まだまだ勉強不足を思い知らされました。

さあ、行ってみよう。

まあだいたい、こんな道を登りながら、沿道にあった屋敷跡や空堀などを散策します。

面白かったのは、「お花畑」と呼ばれる郭(くるわ)。まさか、こんなところで花壇を造園していたわけは無いよなあと説明を読むと、本当に花一杯植えていたのだとか。もちろん、公園ゾーンというわけではなくて、城内のお堂などに供えるために、栽培をしていたそうです。わざわざ、山麓まで摘みに行くのも大変ですしね。

そして本丸に登ると、眺めはこの通り。

300mmの望遠で撮影しますと、直江津駅も一望できます。

春日山城の中腹より本丸方向を見た姿。まあ、中腹までは車で行けますので、それほど登るのが大変な城ではありません。

が、しかし帰りは山麓まで歩いた挙句に、近くにある林泉寺まで歩き・・・。

春日山城を遠くに眺めながら・・・。

約20分歩いて春日山駅まで行ったものですから、これは足の疲労に素晴らしいトドメとなりました。なんだ、20分かと思われるかもしれませんが、かなり急いでます。

何しろこちら、485系快速「くびき野」に乗れるか、乗れないかという、ギリギリなコース。特別料金無しで、速く快適に新潟に行けるので、この列車は有難い。

そして新潟駅前の居酒屋でネオン所員と本日の労を称えあいまして、さらに485系快速「らくらくトレイン信越」を撮影。要するにホームライナーですが、こんな列車があったとは知りませんでした。

本日の撮影はこれにて終了。怒涛の1日が終わり、そして翌日はさらに、ひたすら写真を撮り続ける効率の良い、もとい忙しい日となります。それでは、また次回。

さて、翌日は新潟駅からスタート。最大の目当ては、新潟新幹線車両センターでの「新幹線ご利用感謝祭2012」でありますが、485系の引退が迫っていることもありまして、この機会に撮れるだけ撮っておくことにしました。

115系湘南色4連をゲット。まあ、高崎周辺でなら心行くまで堪能できますが、新潟の湘南色はJRマークが側面に無いのが特徴です。

485系特急「いなほ」と115系。

115系も今はまだ新潟地区の主力車両ですが、いつ一斉に置き換えが始まるか解かりません。記録できるときに、しっかり記録しておきたいものです。

さて、新潟駅での撮影はいつも通りで芸がありませんので、白新線の大形駅で撮り鉄することに。時おり、強い雨が降ってくれまして、撮影条件がかなり厳しい・・・。

まずは新潟方で485系特急「いなほ」を。

続いて、新発田方でも特急「いなほ」を撮影し、一旦ここで新潟駅に引き返します。

で、ここでSLばんえつ物語を撮影。

客車を撮影し・・・。

EF81形も撮影しておく。

さらに信越本線さつき野駅に移動し、全く予想していませんでしたが、EF81 742号機牽引の貨物列車を撮影。

115系は食傷気味ですが、そんな贅沢なことを言っていられるのも今のうち。

そして、SLばんえつ物語号を撮影。何の面白みも無い構図ですが、実は走行シーンを撮影したのは今回が初めてです。

さらに、485系3000番台による特急「北越」も撮影。

これだけ数多く115系が撮影できることの喜びを感じないといけません。

そして新潟駅で、また湘南色の115系(長岡行き)に遭遇。 というわけで、非常に効率よく新潟駅周辺で485系とSLばんえつ物語号の双方を記録させていただきました。所長マジックと言いたいところですが、これはネオン所員が時刻表とにらめっこしてくださり、効率の良い撮影ダイヤをご提案いただいたからに他なりません。 では、次なる目的地へ向かいます。

さて、私とネオン所員は引き続いて白新線の東新潟駅に降り立ちます。

駅舎は何の変哲も無いものですが、構内はご覧のとおりのこの広さ。JR貨物の東新潟機関区が近くにあるのです。

そして長い跨線橋をわたると、何とも見事な光景が目の前に広がっていました。そう、新潟新幹線車両センターにJR東日本の歴代新幹線が集結していたのです。これに400系、E6系が加わっていれば、もう卒倒モノですが、流石にそれは無理だったか。ここへは、後で行くことにします。

この日はJR貨物の東新潟機関区と、JR東日本の新幹線車両センターが両方とも一般公開されていたので、まずは前者から訪問。午前中に撮影した、EF81 742号機が展示されていました。

面白かったのはこれぐらいですかねえ。

何しろ、新潟新幹線車両センターの展示のインパクトには勝てません(勝ち負けの話でもないと思いますが)。新潟にE2系、E3系、E5系がいるというのも、非常に珍しい話です。E1系は定期運用を終了しましたし、こんな夢の並びは最後でしょうか。

続いて白新線の大形駅へ向かいます。その途中、E127系を撮影。

さらに大形駅でもE127系を撮影。

そしてEF510−14号機による貨物列車を撮影。コンテナ満載、素晴らしい。

続いて、信越本線亀田駅へ。485系快速「くびき野」を撮影します。

亀田駅の駅舎は、このように立派なもの。

こちらは駅舎外観。まるで地方空港のようなデザインです。 ・・・と駅舎を堪能しておりましたら、目の前を485系国鉄色の特急「北越」に通過されるという・・・。盲点でござった。

少々失意のうちに新潟駅に行くと、今度は弥彦線色の115系に遭遇。 まさか撮影できるとは。

そして、485系特急「北越」(国鉄色)は、新潟駅で無難に撮影。

さらに485系特急「いなほ」も、まだ撮影します。いやあ、撮りまくりました。 それでも、国鉄色の「いなほ」に出会えなかったのは残念な限りです。

この後、祖母の家に寄ってから自宅に帰らないといけないこともあり、これにてネオン所員とお別れ。新潟駅の新幹線口を撮影した後に、撤収しました。ネオンさん、2日間どうも有難うございました。 ・・・それから、また数週間後に会うことになるとは思いませんでしたが(爆)。

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