2012年12月2日 都立殿ヶ谷戸庭園へ紅葉を見に行く


桜のシーズンも短いですが、紅葉のシーズンも最盛期をベストタイミングで見ようと思うと、なかなかシーズンが短いですね。都内で堪能するなら今日が最後か?と、いうわけで本日は国分寺市にある都立殿ヶ谷戸庭園へ行ってみたいですね。

ここはJR・西武国分寺駅のほぼ目の前に残る庭園で、1913(大正2)年〜1915(大正4)年に江口定條(後の満鉄副総裁)の別荘として整備された後、1929(昭和4)年には三菱財閥の岩崎彦弥太が別邸として買収し、洋風邸宅、数奇屋風の茶室(紅葉亭)を整備したものです。

国分寺駅前という立地のために戦後は再開発が計画されますが、保存を求める住民運動によって1974(昭和49)年に東京都が買収し、1979(昭和54)年より有料で開放しています。 上写真の邸宅は岩崎家当時のもの。ただ多くは、1961(昭和36)年と1974(昭和49)年に壊されてしまっていますが・・・。

さて、紅葉は見頃をやや過ぎたという感じ。それでも写真で撮影すると、実物より美しく写ったり・・・。



それほど広い庭園ではないのですが、国分寺崖線と呼ばれる段丘崖にありまして、丘を上り下りしながら散策するのが、この庭園の特徴です。

若手演奏家による琴の演奏が披露されていました。

池の水に浮かぶ紅葉。もう少し赤みが強ければ・・・? それにしても、紅葉の葉っぱって本当に美しい形をしていますよね。

何となく、ソレっぽい写真を1枚。

今年はまともな紅葉の写真は、今日撮影したものだけでしたが、来年は久しぶりに秋の京都にでも出かけてみたいものです。

↑ PAGE TOP