2013年7月13日〜15日 倉敷・高松から神戸・京都へ


私にしては何だかんだで久しぶりの遠出。今回は3連休を使って岡山、香川、兵庫、京都を攻略することにしました。まずは12日の夜に職場から直行して岡山駅に到着。津山線ホームを覗いてみると、ナルトラッピング列車が停車していました。

隣にはJR四国のアンパンマン列車が停車していたので、並べて撮影。両方ともアニメのラッピング列車ですね。

アンパンマン列車も種類が多く、デザイン刷新などもあるので、どれを撮影して、どれを撮影できていないか解らない状態ですが、とりあえずこれは未撮影のはず。

一方、こちらは赤穂線直通の117系。まだサンライナー塗装も残存していました。

さて、翌日は午前6時前の岡山駅からスタート。さすがに人が殆どいませんね。

今度は黄色の117系に遭遇します。う〜む・・・酷い色だ。

そして倉敷駅に到着。駅北口は以前、チボリ公園というテーマパークでしたが、現在はアリオ倉敷・三井アウトレットパーク倉敷・倉敷みらい公園に。盛況だそうで、駅前にこれだけの施設があるのは、頼もしい限り。

一方、倉敷美観地区の玄関口となる南口は立派な駅舎を持ちます。・・・が、ホテルや商業施設は既に閉館しており、今後は駅ビルの撤去工事に入るとか。改築後は必要最低限の機能しか残らないそうで、寂しい話です。

隣にあるのが水島臨海鉄道の倉敷市駅。立体駐車場の一角に設けられており、非常に不思議な感じの駅舎です。

そしてMRT300形に乗車し、終点の三菱自工前駅を目指します。沿線は倉敷市中心部とは別に、特に水島地区を核として市街地や住宅街が広がっており、様々な駅で乗降が一定数見られたのが印象的でした。

そして福山から車でやってこられたリン所員と合流し、水島臨海鉄道港東線(水島〜東水島間)で、DE701牽引の貨物列車を撮影します。

コンテナが寂しいのが残念ですが、こうして貨物線がまだまだ元気なのは頼もしい限りです。どうか、トラック輸送や船舶輸送に切り替えられませんように・・・。

さて、再び三菱自工前駅に戻ると・・・いました!

JR東日本から購入したキハ30形です。殆ど車齢が変わらないキハ20形の大体として用意された(と思われる)理由が少々謎ではありますが、素晴らしい並びが見られました。

もう一両は別の場所に。



・・・たまらんです。

もちろん水島臨海鉄道キハ20形の並びも。

それから離れた場所に、やはりJR東日本から購入したキハ37形もいました。

というわけで、この日はこんな全景でした。

ちなみにキハ38形と、キハ37形の残る1両は既に工場内に取り込まれており、全景を撮影することは出来ませんでした。さて、どのような姿で水島臨海鉄道を走ることになるのか、楽しみです。そして、キハ20形の運命やいかに?

最後にDD50形(DD501号機)を撮影し、早朝の水島臨海鉄道詣でを終了。今度は四国に突撃します。

水島臨海鉄道の撮影を終え、倉敷から車で瀬戸大橋を渡ります。個人的に、JRで瀬戸大橋を渡るのは珍しくないですが、車で瀬戸大橋を渡るのは13年ぶりです。

続いて讃岐塩屋駅付近で121系を撮影し・・・。

今や非常に貴重になったEF65形による予讃線の貨物列車を撮影します。

続いて予讃線端岡〜国分間でアンパンマントロッコ号を撮影。

昨年に水戸で撮影して以来の再会となりました。

続いて高松運転所の脇を通ると、12系が大量留置中。今後、使われることはないのでしょうか?

そして高松駅へ到着。5000系と8000系の並びを撮影しますが、8000系の切妻形先頭車は、何ともスッキリとしすぎたデザインですね。

・・・基本的にはJR西日本のキハ187系と同じ顔つき、でしょうか。

さて、高松駅に来たのは113系による「アラーキー列車」を1両ずつ撮影するためでした。・・・が!隣に121系が鎮座しており、野望は敢え無く撃沈。

今さら撮影地の移動も出来ないので、とりあえず単体で撮影。

幸い、121系は2両編成でしたので、「アラーキー列車」の1両目・2両目は側面をきちんと撮影することが出来ました。

しかしまあ、物凄いデザインです。

加古川線の103系ラッピング車と、どちらがお好き?状態ですね。 偉い芸術家の先生が考えることはよくわかりません。まあ、インパクトは抜群です。

さらに発車シーンを後追いで撮影。架線柱が邪魔ではありますが、一応は側面を強調した形で編成全体を写真に収めることができました。

一方、同時並行で高徳線ホームに入線するキハ185系による特急「うずしお」を撮影。

この日は3両編成、「ゆうゆうアンパンマンカー」を連結。子供達には大人気でした。

徳島方先頭車、中間車、高松方先頭車、全てが違う塗装。1回の撮影で、何と美味しいことでしょう。

続いて高松城と高松琴平電鉄の撮影へ。城の南東部で電車を待ち構えます。

まずは1300形。

城と絡めて一枚。いやあ、これは良い雰囲気になります。

続いて1080形。

先ほどと同じく城と絡めて。

高松築港駅からの折り返しは車両メインで。

こちらも同じく。

続いて3000形+20形がやってきました。

香川県観光協会主催のイベント「うどん県時間旅行物語」に合わせて、6月30日(日)から12月1日(日)の期間中の土日祝日に運転されているもので、ほぼ定期的にレトロ電車が撮影できる、大変有難い状態です。

折り返しは反対側から撮影。

比較的最近まで、こうした旧型車や様々な鉄道会社から寄せ集めた大変カオスな状態の高松琴平電鉄でしたが、今や車両も随分と統一。そうした中でも、こうして大正〜昭和初期に製造されたレトロ電車を4両保有し、運転しているというのは非常に有難い話です。 ちなみに3000形(300号)は大正15年、20形(23号)は大正14年製です。20形は近鉄南大阪線の前身である大阪鉄道が新造したデロ20形をルーツとしており、今も現役で動いているのが奇跡に近いですね。

高松城については、既に写真をホームページで掲載していますので割愛します。

さて、高松琴平電鉄の旧型車両は2000年代に入って随分と引退しましたが、ちょうど産業遺産を活用しようという機運が高まり始めた頃であったのが幸いし、保存車両が多いのが特徴。 というわけで、「道の駅源平の里むれ」(高松市牟礼町原)で保存されている3000形(335号)を撮影に。立派な屋根の下で突いており、保存環境は抜群です。屋根を建設する費用は大変と思いますが、こういう環境で保存しないと、結局は車両がボロボロになって、そのまま廃棄処分・・・となりかねません。

前後で行先のサボを変えています。

車内に入ることができ、保存状態は良好。ICカードの広告も掲出されているぐらいなので、現役かと思うぐらいです。



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