2013年9月4日 広島電鉄、國前寺、広島東照宮&カープの試合を見る


この日の午前中は、まず広島市中心部に出るついでに広島電鉄を少々撮影。まず、広島駅前で5100形グリーンムーバーmaxの広島交響楽団ラッピング車。

こちらは3950形全労済ラッピング車。青い3950形というのは不思議な感じです。広告車両をホームページで掲載しだすとキリがないので、基本的には掲載しないことにしているのですが、最近は広告車両も美しく、車両図鑑に掲載した方がいいのか悩ましいところです。

続いて紙屋町東電停付近で3800形を撮影。

さらに広島県立美術館でゴッホ展を見るついでに、1000形1002号ピッコラを縮景園前電停で撮影。

せっかくなので八丁堀電停まで乗車してみることに。

そして八丁堀電停でも撮影。さて・・・1002号は撮影できましたが、未だに1001号が撮影できていません。

さらに5100形と3950形の離合を撮影。

夕方近くになってきたところで、広島に帰省してから初めての青空に。ということで、広島駅北側に残る寺院建築を巡ってみることにしました。まずは、國前寺。 こちらは日蓮宗の寺院で、山門は1840(天保11)年の建築。

そして本堂は1671(寛文11)年の建築で、国の重要文化財に指定。

その隣にある庫裏も本堂と同時期の建築と推定されており、やはり国の重要文化財に指定されています。原爆ドームばかりが注目される広島ですが、江戸時代の雰囲気を色濃く残す非常に貴重な文化財が残されているのです。

続いて西に少しだけ歩いたところにある、広島東照宮。東照大権現こと、徳川家康を祀るために全国各地に建てられた東照宮の1つで、こちらは広島藩2代藩主浅野光晟が建立したものです。浅野光晟の母親が家康の三女で、要するに祖父のために建立した、というわけですね。1648(慶安元)年に完成しました。 唐門、翼廊は創建開始年である1646(正保3)年の建築で、広島市の重要文化財に指定。近年、修理が行われたため、非常に美しい姿になっています。

手水舎は1648(慶安元)年の建築で、広島市の重要文化財に指定。

本地堂も1648(慶安元)年建築で、広島市の重要文化財に指定。

御供所も1648(慶安元)年建築で、広島市の重要文化財に指定。

社殿は残念ながら1984(昭和59)年の建築で、江戸時代ものではありませんが、ともあれ全体的に江戸時代初期の社殿建築が良く残る、非常に貴重な場所です。 ネタとしては地味かもしれませんが、原爆で色々なものが失われた広島にあって、江戸時代初期の建築がこれだけ残っているというのは、大変重要なことです。全国的に見ても有数の古建築であり、もっとPRされてしかるべきと思います。

さて、このまま広島の実家から神奈川県藤沢市の自宅へ帰ろうとしたところ、岐阜県と愛知県の記録的豪雨の影響で、東海道新幹線がストップ。一応、17時30分過ぎには運転を再開したようではありますが、ダイヤはズタボロでしょうし、大雨が止んだわけではないので、途中で再び運転を見合わせられてしまうと、もう対応のしようがありません。

やむを得ず上司に、明日の昼過ぎに広島から出勤することを伝えた上で、翌朝の新幹線で帰ることにしました。広島駅では同様のサラリーマンが多数・・・。

他方、実は昨日の夜にカープファンの父親と広島・中日戦を見に行く予定だったのですが、大雨で中止。本日の広島は上写真のとおり、夕方から見事に天候が回復しましたので・・・、どうせ自宅に帰れないのであれば、と一念発起し、当日券を購入して家族で見に行くことにしました

カープの本日の先発投手は、前田健太。昨日の試合で登板するはずで、見られなかったのが残念でしたが、中日の中田賢一投手と共にスライド登板。

気迫のピッチング。

1回に1点、2回に1点の合計2点をカープが得ます。

そのうち、2回は前田投手もヒットを放つ活躍。

欲を言えば3回以降にも得点してほしいところでしたが、ともあれ2対0で勝利。クライマックスシリーズ進出に向けて、貴重な勝利となりました。

ヒーローインタビューは天谷外野手&前田投手。自宅に帰れなかったのは痛恨でしたが、昨日見られなかった広島・中日戦を、本日のマツダスタジアムで見られるとは思わず、しかも勝利ということで、大満足でした。

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