2013年11月17日 ガルパンの聖地・大洗へ再び


先月の萩旅行について掲載を始めたところですが、先にタイムリーな話から。 まず11月16日(土)、大船駅で「ホリデー快速鎌倉号」を撮影。これまで、一時を除いて原則として豊田車両センターの115系が使用されてきた同列車も、10月の運転からは大宮車両センターの183系に置き換えられています。 ただし、これも波動用の185系が本格稼動する前までの暫定運用と言われており、短い活躍となりそうです。

さて、本日は茨城県大洗町で開催される「あんこう祭り」へ友人の味野源次さんと出撃。まずは上野駅にて、朝に上り1本、晩に下り1本が運転される651系による特急「フレッシュひたち」を撮影します。 久しぶりの651系の撮影ですが、残念ながらヘッドマークは無表示。

行先表示はきちんと表示され、上野駅到着後は幕回し。中でも、「おはようフレッシュひたち」は個人的には存在を知らなかったのでビックリ。過去には、こんな列車もあったんですね。

「スーパーひたち 原ノ町」も今となっては実現不可能な状態。常磐線が全線で復旧する日は来るのでしょうか。

さて、まずは水戸までE657系特急「フレッシュひたち」で向かいます。

水戸からは鹿島臨海鉄道で大洗駅へ。アニメ「ガールズ&パンツァー」ラッピング車2連に乗車しますが、アニメファン大量乗車で身動きが取れない状態でした。 そして、いざ撮影しようと写真を撮り始めたところ、折り返し運用のために、一旦、鹿島神宮方に引き上げてしまいました。

仕方が無いので、入線シーンを狙います。

しかし、3番線に入線したため、側面が満足に撮影できませぬ。

とりあえず、車内を少々撮影。こちらは、以前から運転されているラッピング列車第1弾の車内。

こちらは登場したてのラッピング列車第2弾。

続いて、発車シーンを1番線から後追い撮影。先頭がラッピング列車第2弾、後ろがラッピング列車第1弾です。ちなみにラッピングは両車とも異なり、さらに左右側面で内容が違うとか。 ・・・うむ、何だか消化不良です。味野さんは先にイベント会場へ行くというので、私は引き続き大洗駅で待機し、折り返しての運用を再度狙うことにしました。

ということで、まずは一般車を撮影(・・・と言っても、こちらも「めんたいパーク」ラッピング車ですが)。

続いて、「ガールズ&パンツァー」ラッピング車を撮影。

逆光なのが辛いですが、それでは側面を見ていきましょう。



ここまで、ラッピング列車第2弾。





ここまでラッピング列車第1弾。 さて、この列車も大洗止まりでして、一旦引き上げていきます。

という事で、反対側の側面も改めて撮影することにしました。

今度は順光で非常に撮影しやすい状態です。手前がラッピング列車第1弾、奥がラッピング列車第2弾です。

こちらも第1弾ラッピング。

ここから第2弾ラッピング。



こうやって見ると、第1弾より第2弾のほうがグレードがアップしているようですね。いやあ、実に壮観です。

さらに会場までの茨城交通のバスも、このとおり。

さらに第2弾のバスも登場するようで、ついに全面ラッピングとなりました。

うはっ・・・。

・・・。

車内はこのとおり。 いやはや、痛車というのは、個人がヤッチマッタ、アイタタタ・・・な雰囲気をニヤニヤ楽しむものだった気がしますが、もはや市民権を得つつあるようです。良いのか悪いのかは、私には良く分かりません。まあ、少なくとも私は楽しいですし、地域活性化につながるのであれば、非常に喜ばしいことと思います。 お隣のキムチ民国では、日本が右傾化している云々とギャーギャー狂ったように上から下まで騒いでいますが、戦車を題材にしても、この状態なのが、我が国の実態でございます。

味野さんと再合流後、メインステージに行くと何やら怪しげな、ゆるキャラが・・・。 こちら、本日初お披露目。シラスをモチーフにした大洗町のゆるキャラ「アライッペ」だそうです。可愛い・・・のか? 大きな体をブルブル震わせ、動きは「ふなっしー」に若干通じるところも。ただ、動きにくいようで、ステージへの入退場は実にゆっくりだったのが面白かったです。

その他、姉妹都市や提携自治体の「ゆるキャラ」も大集合。うむ、何が何だか全然わかりません。ていうか、最近はこんなのばかり多すぎ。

続いて、あんこう祭りらしく、あんこうのつるし切り実演ショー。



手際よく、次々とさばかれていきます。 そして、この次がアニメ「ガールズ&パンツァー」主演声優5人と歌手2人によるトークショー。これを目当てに、それはもう異様な数の人数が会場に詰め掛けていました。何しろ、この日の「あんこう祭り」来場者は10万人だったとか。 ちなみに昨年は6万人。また、今年3月開催の海楽フェスタは5万人だったそうなので、盛り上がりの拡大は凄まじいことになっております。

さらに、ガルパンの名曲が吹奏楽で演奏され、こちらも大好評でした。

また、サンクスのブースでは、こちらのオリジナルカード目当てに、コーヒーセットを買い求めるファンの恐ろしい長さの列が形成。コーヒーでさえこの状態ですので、ガルパンの物販ブースは、それはもう・・・(以下略)。

会場ではそのほか、ガルパン関連グッズも多数展示されていました。

また、ガルパンに登場した軽駆逐戦車ヘッツァーの模型(?)が展示。

そして大洗マリンタワーは・・・。

相変わらずの雰囲気でございました。う〜ん、素敵☆

さらに商店街では、痛チャリ、痛バイク、痛車のコンテストが開催され、道路を通行止めに。商店街の本気を感じさせる凄まじい光景が展開されていましたので、これらにつきましては次回、タップリと御紹介したいと思います。

それでは、大洗の商店街を歩いていきます。この日は何と車両乗り入れ禁止で、公道に痛チャリ、痛バイク、痛車の順番で、それはもう数多くの車両が展示されていました。題して、「大洗あんこう祭り ガルパン痛単車道コンテスト」だとか。 ということで、写真を貼るだけになりますが、タップリとご紹介したいと思います。







途中、何と自作の戦車までありました。

こちらは正統派という感じで、アニメに登場する高校のロゴが入っていなければ、非常に渋いデザインです。











こちらの店は、アニメでも描かれていることもあり、本日は店の名前もアニメで登場したときの名前に。





痛ジープ・・・。しかこもれ、1942年製のアメリカ軍ウィリスMBだとか。なお、自走可能で、公道を走れるようにナンバーも取得済だとか。

















まだ他にもありますが、さすがにこの程度で。いやあ、皆さんガルパン愛に溢れていますね。高価な車を、こんな姿に改造する勇気は私には無いので、脱帽します。 真面目なお話、基本的に市販の自動車は単色ですけど、こんな感じでカラフルだったり、ロゴマークとか貼っていても良いと思うんですけどね。ともあれ、良いものを見せていただきました。商店街の本気も感じられる、素晴らしいイベントでした。

痛車などが陳列する商店街を抜け、続いて私と味野さんがやってきたのは、大洗磯前神社。『文徳実録』によると、856(斉衡3)年に大洗磯前に神が現れたとされ、非常に古い歴史を誇ります。

参道を登って振り返ると、目の前に海が広がっています。今でこそ舗装された道路が横断していますが、きっと昔は小道と砂浜が広がっていたのでしょう。

さて、参道の先には立派な随神門があります。大洗町指定文化財で、江戸時代末期頃に建てられたと考えられています。

拝殿、さらに奥の本殿は水戸藩第2代藩主の徳川光圀が起工したもので、第3代藩主の徳川綱條のときに完成。その後、1730(享保15)年に現在地に遷座しました。ということで、水戸徳川家によって手厚い保護を受けていたことがわかります。

そんな歴史の重みで厳粛な雰囲気漂う神社ですが、絵馬は・・・ガルパン関係が95%(当社調べ?)で埋め尽くされていました。このギャップが良いですね!

そして大洗マリンタワーに戻る途中、ガソリンスタンドはこんな状態になっていました。いやあ、随分と思い切りましたね。

さて、水戸駅に戻ります。特急「スーパーひたち」を待っている際に、今では水戸地区でしか見られないE501系を撮影。水戸線直通で小山に向かう運用のようです。

さらに我々が乗車したE657系は、485系時代のトレインマークを模した、ステッカーが先頭車に貼られていました。どうせ、「ひたち」系統にしか使用しないのですから、50周年記念と言わず、今後も貼っていただけると、良いアクセントになるのですが。

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