2014年8月23日・24日 大井川鐵道から、のと鉄道へ
大井川鐵道で大人気を集めているという、リアル機関車トーマスを私も撮影しておきたいと思いまして出撃。まずは熱海駅へ行ったところ、373系が停車していました。
どうやら静岡行きの普通列車として運用されているようです。朝にこのような運用があったとは思わず、驚き。これは乗り得な列車ですねえ。で、これに乗って行くのかとおもいきや、時間の都合で新幹線で静岡までワープします。
そして金谷駅でネオン所員と合流し、21000系に乗車して家山駅へ。十和田観光電鉄から7200系がやって来たということは、先日引退した3000系に続き、危ないのはこちらでしょうか。
そんな3000系ですが、特急マークも誇らしげに家山駅に留置されています。大井川鐵道の場合、廃車されてもどこかで留置されたままになることが多いので、こちらも当面見られるでしょうか。
また、西武鉄道からやってきた電気機関車3両のうち2両が、千頭駅から家山駅に移動して留置されています。まさかの西武と京阪のコラボ状態??
さて時折、雨が降っていたこともあって家山駅の南側にある橋梁で撮り鉄。道路橋の下であれば雨がしのげるほか、公園もあって休憩所やトイレも完備。 まずは16000系による臨時急行を撮影します。先日のダイヤ改正で大幅減便された大井川鐵道ですが、こうやって臨時列車で柔軟に対応していただけると有難いです。
角度を変えてもう1枚。
そして、C11 190号機によるSLを撮影します。
側面から。模型のような光景???
そして!やって来ました、機関車トーマス。人の写真で見ても驚きでしたが、自分で実物を見ると益々驚きでした。
角度を変えてもう1枚。うひゃあ・・・。
客車もオレンジ色に塗り替え・・・色々と斬新なことになっております。 すげぇ・・・。
そして、家山駅に戻ってきましたが、この駅舎が実に渋い! バスP→の文字が若干無粋ではありますが、郵便の丸型ポストもあり、タイムスリップしたかの雰囲気です。
続いて、千頭駅へ向かいます。家山駅に3000系が留置されているということは、当然のことながら16000系との並びも撮影できるわけで、大変美味しい状態です。今後、7200系が運用に入れば、また新しい風景が展開されることでしょう。
さて、千頭駅に到着し、駅構内の有料イベント会場に到着すると、HIROが展示されていました。3月から、9600形(49616号機)に対して地元のボランティアが改装を手がけたもので、9月30日までこの状態の予定だそうです。
こちらは、ラスティーの雰囲気を再現したもののようです。
そこへ、私よりも先に到着していたトーマスの入換が開始。周囲は恐ろしいほどの人数で大注目状態。この後、転車台を2回転しましたが、あまりの人の多さに、とても近づける状態ではありませんした。
そしてHIROと並びます。だがしかし、この人数では、とても人を入れずに撮影することは不可能でした。ホーム側にも列車が2編成も停車していますし。
続いて抜里駅に向かいますが、途中の駿河徳山駅にてC56 44号機牽引の本日3本目のSLと交換します。
そして抜里駅に到着し・・・。
先日、リン所員が撮影した抜里〜家山間で我々もスタンバイします。ただ、撮影者が多かったこともあり、我々は側面を強調するアングルで撮影。
茶畑を行くSL、いいですねえ!
後追いもきっちり撮影。
突如として光線状態が厳しくなってくる中、きかんしゃトーマスも登場!
・・・。
やはり、これは夢か幻か・・・な雰囲気です。 でも面白かった!
・・・で、後追いも撮影したところ。
ギャー!まさに、滝のような豪雨が襲ってまいりました。 今年は全国各地で激しい雨が相次いでおりますが、これは凄かった。 さて、もう少し次なる場所での撮影が続きます。
さて、所長&ネオン所員は新金谷駅へ戻ってきました。既に2本のSLも戻ってきており車庫でお休み中です。そして、よく見ると西武鉄道の電気機関車残り1両もここに・・・。
オレンジ色の旧型客車は側線でお休み中。
さて、ここでも有料でイベントが開催されており、きかんしゃトーマスを間近で見ることが出来ます。しかし、我々のお目当ては・・・。
十和田観光電鉄からやって来た7200系です。さすがに21000系に比べれば新しく見えますが、こちらも結構なご老体のはず・・・。
もちろんトーマスも撮影します。何度見ても信じられません(笑)。
普通の蒸気機関車を見ると現実世界に戻った気がします。
さらに工場内も見学することが出来ました。お陰で、こんな整備光景も・・・。職人さん達によって、きちんと車両の整備が行われている感じがよく分かります。整理整頓もバッチリのようですね。
また、新金谷駅の駐車場ではボンネットバスもいました。岡崎市のオーワ観光バスが所有する、いすゞBXD50だそうです。
そして、C56牽引のSLが新金谷駅に帰ってきました。こちらも、沿線できちんとした形で撮影しておきたかったですね。とは言え、土砂降りの中で抜里駅付近で撮影を続けることは不可能に近かったですが。
さて、金谷駅に向かおうと列車に乗り込むと、420系を発見。長らく千頭駅構内にいましたが、いつの間にか移動していたようです。ついに解体されてしまうのでしょうか・・・。
そして浜松でネオン所員と別れた所長は、なぜかこんな列車に・・・。「しらさぎ」の富山行きも来年3月改正までですね。
そして到着したのは高岡駅!偶然、475系に出会いました。ちょっと前までは主力でしたが、流石に521系に押されて勢力が激減しています。
さらに氷見線の忍者ハットリくん列車を撮影。
485系3000番台による特急「北越」も記録しておきます。
最後にもう1本、氷見線の忍者ハットリくん列車を撮影し、高岡にて宿泊。と言うことで、今度は北陸旅行の開始でございます。
静岡から高岡へ一気にワープした所長は、意外と珍しく一人旅を開始いたします。そして今回、高岡で宿泊した理由は改築された高岡駅を見るためであります。 幼稚園の年長から小学校3年生まで高岡で過ごしており、その後も幾度と無く高岡に来ているだけに、国鉄時代の高岡ステーションデパートが見事に変わった姿は是非見ておきたかったのです。
既にホームページで公開しておりますので、詳細はそちらをご覧頂きたいのですが、最大の変化は駅舎の1階に路面電車である万葉線が乗り入れることになったこと。これによって、JRとの接続が非常に便利になりました。 問題は北陸新幹線開業で、優等列車が新高岡駅に移ってしまうことですが・・・。それほど距離も離れていないだけに、新幹線が高岡駅に直結しなかったことが悔やまれます。
駅前の再開発は完了してしばらく経過しましたね。
さらに引き続いて、写真左奥にあった高岡駅前ビルも綺麗に更地になっており、これから再開発されるようです。JR高岡駅とともに、いかにも昭和という感じの建物でしたが、さてどうなるでしょうか。ちなみに現在のところ、既存の3つの学校を統合した看護専門学校の入居が有力のようです。
それからタイミングよく、ドラえもん電車が入線してきました。新設された軌道が美しいですね。
続いて本来の目的地へ向かうために高岡駅に行くと、城端線のラッピング列車が停車していました。
高岡市活性化のために誕生したオリジナルキャタクター企画「あみたん娘」に登場する、「カノン」でございます。
首都圏色のキハ40形が入線してきた後・・・。
485系3000番台による特急「北越」が入線してきて・・・。
「あみたん娘」ラッピング車が発車していったので撮影。氷見線を含め、色々と列車が次から次へと発車していくので、撮影が大変です。
さらに、昨日も撮影した氷見線の忍者ハットリくん列車も撮影。
521系も撮影しておきます。おそらく、この塗装で富山県内を走る期間も短いことになるのでしょうね。
さらに、EF510形牽引による貨物列車が入線。
続いて、別の城端線(&氷見線)ラッピング列車もやって来ました。
さらに413系と475系の6連も入線。
先頭はクハ455−702。413系の先頭車とするために、サハ455形を先頭車化した車両で2両のみが存在するレア車両です。第三セクター鉄道への移管後、おそらく475系は全滅するのでしょうが、こちらは生き残るのか注目です。
後ろの青い3両は475系でした。元の北陸色のほうが美しいですね。
そして、レア車に敬意を表しまして、クハ455−702に乗車して津幡駅へ。ここで、七尾線に乗り換えます。ちなみに津幡駅は跨線橋の改良工事が行われており、IRいしかわ鉄道移管を前に、バリアフリー化が行われるようです。JRも七尾線の列車が引き続き使いますしね。
津幡駅から七尾駅までは415系に乗車。偶然にも、「和倉温泉わくたま号」に乗車することが出来ました。写真は七尾駅到着後に撮影したもの。
車内もラッピングされており、和倉温泉がPRされています。
何となく癒やされますね。
そして、のと鉄道穴水駅へ。北陸へ来た最大の目的である、アニメ「花咲くいろは」ラッピング列車3重連の撮影会でした。今回が3回めで、初回にリン所員が突撃された際には、新たに登場したラッピング車が先頭でしたが、今回は第1弾が先頭でした。アニメ云々以前の話として、このデザインは非常に美しいです。
当初は8月末で運用終了だった第1弾ラッピング車ですが、10月13日まで営業運転を延長することに。もう一度ぐらい、3重連があるかもしれませんね。
第1弾が撮影しやすかった反面、第3弾が多少撮りにくい・・・。
ちなみに第3弾は、花咲くいろはの他にもP.A.WORKS が北陸を舞台手がけた2作品のキャラクターがラッピングされています。とは言え2作品とも観ていなかったので、取り敢えず最新作のグラスリップだけでも、スマホ経由で慌てて見ておきました。
さらに、まるで現役かと思うような感じのNT100形を撮影。
また、この日はJRからキハ40系が臨時列車として入線。
入れ換え時には、「花咲くいろは」ラッピング列車とコラボさせてみました。
また、「のと鉄道」の文字と一緒に。
後ろに「のと鉄道」の車両を控えながら。
さらに穴水城を撮影しに行きますが、登城ルートが草木で生い茂っており、登れるような状況ではなかったので遠景のみ撮影。
そして、「花咲くいろは」ラッピング列車3重連に乗車して、七尾駅へ戻ります。
のと鉄道では非常に珍しい3両編成でしたが、ファンの乗車が多かったこともあり、座席はすべて埋まってました。
そして、七尾線からは北陸新幹線開業によって姿を消す、683系特急「しらさぎ」に乗車して、次なる場所へ向かいます。
続いて、意外にも初めて足を踏み入れる石川県小松市内へ。まずは、JR粟津駅で下車します。
向かった先は、駅舎とは反対方向へ約5分程度、いしかわこども交流センター小松館にある「なかよし鉄道」です。ここでは、かつて新小松駅〜尾小屋駅を結んでいた尾小屋鉄道(現・小松バス)という軽便鉄道の車両たちが保存され、473mという区間で毎週水曜日と土休日に運転されています。
この日はDC121、ホハフ3、ホハフ8、キハ1の4連で運転されました。ただ、撮影ポイントが少なく、厳しい・・・。
後追いで1枚。
さらに続行で、期間限定で製造当初の姿である遠州鉄道キハ1803に復元された、キハ3が小松市尾小屋町のポッポ汽車展示館を飛び出し、なかよし鉄道で運転されています。尾小屋町に行くのは大変なので、この機会を逃さず撮影に来ました。 動画でも記録しておきました。エンジン音をお楽しみください。
この他、いしかわこども交流センター小松館では、(たまたまと居た思うのですが)ジェイバスが保有する「いすゞBX553」というボンネットバスや・・・。
中日新聞社から寄贈された、エアロコマンダー680 が展示されていました。
さらに小松駅へ引き返します。
駅近くの土居原ボンネット広場で保存されている、クハ489−501を見ます。急行「能登」でお世話になっている車両ですので、久しぶりの対面です。この日は、特急「ひびき」のヘッドマークが取り付けられていました。 157系による運転であった「ひびき」ですが、調べてみると151系が臨時登板したことも数回あったようで、面白い姿の再現です。
側面方向幕は「雷鳥」。
また、有料で運転席を拝見することも出来ます。
なお、公開時間終了後、外付けのヘッドマークを外した姿は「はくたか」になっていました。
最後に、JR小松駅に隣接する「こまつの杜」を少しだけ撮影。これは、コマツの小松工場跡地にオープンしたもので、 旧本社社屋の復元や超大型ダンプトラック「コマツ930E」の展示が行われています。
てっきり、モニュメントとしてジョークで設置したものだと思ったら、アメリカの子会社で製造している世界最大級のダンプで、全高は7.3メートル、最大積載量は297トン。そして、これはチリの銅鉱山で実際に使用されていたものです。 帰りの列車の時間の兼ね合いで、あまり見られませんでしたが、また日を改めて、じっくりと見に行くことにしましょう。 では、次回からは四国旅行の模様です。