2014年11月1日 東芝科学未来館


この日はJR川崎駅前のラゾーナ川崎脇にある東芝未来科学館を見学します。元々は東芝科学館として東芝研究開発センターにあったものですが、今年の1月31日に移転してきたものです。 子供向けの体験展示がメインですが、一角には幕末に田中久重(東芝創業者)が開発した精巧な「からくり」をはじめ、東芝が製造した国産第一号または世界初の電気製品が多数展示されています。

こちらは「からくりほとどぎす」。幕末に造られたものですが、現在でも羽やくちばしが動きます。それだけでなく、ふいごの仕掛けで鳴き声まで再現するという、ロボット状態。 展示実演してくれましたが、とても幕末のシロモノとは思えませんでした。何時の時代にも天才っているものだと・・・。

こちらはレプリカですが、童子盃台。元は江戸時代後期のもので、台の上に盃を置くと客の方に人形が進み、客が盃を取り、再び置くとUターンして戻るという・・・。 こちらも内部構造まで実演してもらいましたが、頭の悪い私には未だになぜUターンできるのかが完全には理解できず。田中久重、恐るべし。

極めつけは、弓曳童子。江戸時代後期(天保〜嘉永年間)の作品で、4本の矢を的にめがけて次々と射ます。しかも矢を射る時は顔を的に向け、射終わると、1本ずつ次の矢を取り出していくのです。 どんな構造なのか、私の理解を越えております。CPUやメモリはどこに組み込まれているのでしょうか(笑)。

展示内容については、そのうちホームページ本編で触れようかと思いますが、その中で幾つか。こちらは昭和5年、日本初の電気洗濯機。

同じく昭和5年、日本初の電気冷蔵庫。右は昭和6年、日本初の電気掃除機。

こちらは昭和27年の洗濯機P型。

こちら昭和36年、日本初のマイクロプログラミング式のコンピューター。

懐かしのワープロ類も展示されていました。 なかなか見応えがあるにも関わらず、無料!交通アクセスもいいので、ぜひみなさんもご覧ください。

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