2014年11月2日 第44回飯能まつりを散策する


まずは川崎駅で南武線の205系とE233系の並びを撮影するところからスタートしますが、本編とは関係なし。


埼玉県西部の都市である飯能市では、1971(昭和46)年から毎年11月の第1土曜日・日曜日に「飯能まつり」が開催され、今年で44回目を迎えます。今年は飯能市を舞台にしたアニメ「ヤマノススメ」とのコラボレーションがあるとのことで、味野さんに誘われ出撃しました。
ということで、西武鉄道の飯能駅改札前ではグッズ販売中。

いきなり話が脱線しますが、西武鉄道と言えば「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「四月は君の嘘」といったアニメの聖地になっているほか、「ソードアートオンライン」でも所沢駅が出ていたり、また西武鉄道自体が「銀河鉄道999」「妖怪ウォッチ」のラッピング列車を走らせ、上井草駅では発車メロディーがガンダムの主題歌ですが、さらに「進撃の巨人」まで手を広げていたとは。 どうしても条例の関係で、京阪大津線や「のと鉄道」のような大規模なラッピング列車が登場できないのは残念ですが、一社でここまで色々なアニメに関わっているのは凄いものです。

さて、正直なところアニメのオマケ気分でやってきた飯能まつりでしたが、着いたとたんにその気分は一転しました。駅周辺を多数の豪勢な山車が各々練り歩き、交差点の至るところで複数の山車が遭遇します。







観光客も多いですが、お祭りに参加する人も非常に多い!

まさに地元による地元の人が盛り上がるための「まつり」といった感じですが、皆さん楽しそうで、見ているこちらもテンションが上がって来ます。 山車だけではなく、こんな絶技の披露も。

秋田の竿燈まつりも凄かったですが、これもなかなかの迫力です。 良く出来るなあ・・・。






それから、こんな土蔵造りの商家を発見しました。明治37年に建てられた「店蔵絹甚」という絹を扱った店で、飯能市の建物で唯一「うだつ」を両脇に備えています。平成19年に飯能市指定有形文化財となりました。



さて、聖地として外せないのがこちらの観音寺。真言宗の寺で、幕末の1867(慶応4)年の飯能戦争で、幕府軍が立てこもって建物がことごとく焼失。明治16年に再建されたとのことで、相当傷跡は深かったようです。


特徴的なのがこちら。戦時中に金が供出され、代わりに張り子の像が置かれています。

そして、アニメにはこのように登場している・・・とのことで寺が公式に設置しております。

そして絵馬もアニメ仕様となっており、観音寺の気合の入り方が半端ではありません。たしかに、これでお寺の知名度は相当アップしたでしょうね。

さらにアニメでお馴染み、飯能河原を散策。入間川がゆるやかに蛇行しており、赤い割岩橋の下流両岸は「さいたま緑のトラスト保全第4号地飯能河原周辺河岸緑地」として指定された美しい風景。

さて、飯能駅前に戻って来まして、ヤマノススメ・ラッピングバスを撮影。

もう一台、こちらは飯能市の名所とコラボした大規模なラッピングバスです。

ということで、わざわざ飯能河原までバスに乗って戻ることに。



ということで飯能河原にまた到着。先ほど撮影できなかった反対側を撮影しておきました。

この後は東飯能駅まで歩き、八高線経由で東武越生線を全線乗車。坂戸駅では、東武8000系リバイバルカラーをようやく撮影。・・・したら、またもう1種類リバイバルカラーが出たとのことで、また行かないといけませぬ。

そして東武東上線で池袋駅へ行き、JRへ乗り換えて千葉行きの特急「日光」を撮影。狙っていたわけではありませんが・・・。

トレインマークは通常のデザインですね。

続いて山手線で東京駅開業100周年のラッピング車を撮影。


さらに、大崎駅でも東京駅開業100周年ラッピング車を撮影。


品川駅では185系国鉄色と215系を撮影し、帰還いたしました。

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