2014年12月20日・21日 485系と西鉄313形&8000形、筑肥線103系を追う


この日は唐津駅からスタート。唐津に来るのは初めてで、筑肥線を撮影すること自体も殆どなかったので、まずは唐津城の撮影を皮切りに唐津市内の観光をしてから・・・と思っていたら、ゼニガタ所員の予定の都合上、昼には福岡に戻らないといけないことが判明。 「所長、唐津城は逃げませんが103系は引退しますよ」 の一言で唐津観光は断念し、103系の撮影に専念することにしますが、偶然にも宿泊したホテルから唐津城がよく見えます。 唐津城天守閣は模擬天守閣なのですが、それだけに迫力がありますし、何と言っても天守閣を取り囲む櫓なども復興されていました。加えて山の上に建っているので、相当な迫力でした。 惜しむらくはこの日も天気が悪いこと!

ちなみに唐津城の面積は広大で、石垣がこんなところまで残っています。

駅に行く途中、唐津市役所前に残る石垣と堀、復興された櫓も撮影しておきました。・・・消化不良ですので、今度こそじっくりと訪問したいものです。

さて、唐津駅へ。早速、6両編成の103系筑肥線快速がお出迎え。前面方向幕には快速区間まで表示されており、結構窮屈です。

続いて303系を撮影。編成数が少ない上に、福岡空港〜筑前前原間での運用がメインですので、貴重な姿が撮影出来たのかもしれません。

単独でも撮影しておきます。

続いて筑肥線のキハ125形が入線してきました。

唐津線のキハ40系とともに撮影。

さらに303系の入線を撮影し・・・。

キハ40系に乗車して唐津線の終点である西唐津駅に到着。



西唐津駅には唐津鉄道事業部唐津運輸センターが併設されており、筑肥線の103系もここまで入線してきます。というわけで、「唐津線の」103系が撮影できるのはここだけ。

唐津方はカーブしているので、こんな感じでも撮影可能。

そこへ、3月改正でデビューする305系が入線。なんというか、白+黒だけの配色は少々不思議な感じです。ともあれ、いち早く新型車両が撮影できるのは悪くはありません。

続いて、キハ40系の回送を撮影。

103系とも並べてみました。

そして唐津駅に戻り、103系の3並びをゲット!


それでは、103系に乗って筑肥線の旅に出発いたします。

さて、晴れていれば沿線で・・・と思ったのですが、雨ということもあって、今回は欲張らずに筑肥線のいろいろな駅での103系を撮影することに。まずは対向列車の待ち合わせの際に、鹿家駅で撮影。

続いて筑前深江駅で列車交換を撮影。

そして筑前前原駅に到着し、乗ってきた103系を撮影します。筑肥線の場合、この筑前前原駅で系統分割されることが多く、3両編成はここまでの運用。ということで、305系投入後もとりあえず、こうした3両での姿は引き続き見られそうです。

今度は6両の快速がやって来ました。

博多方は大変撮影しやすい環境です。

ズームで撮影すれば、ちょっと変化もつけられます。


そして、福岡市交通局の車両も数多くが入線してきます。


303系。





さらに波多江駅で福岡市交通局2000形を撮影。

さらに九大学研都市駅へ。福岡市交通局1000形を撮影し・・・。

ここでも103系を撮影します。この編成は3+3両ですね。

先ほどの写真は博多方ですが、最後に唐津方でも撮影。こちらはカーブして入線してくる姿が撮影できます。 これにて103系の撮影は終了。これまで筑肥線に出向くことが何故か無かったので、ロクに撮影していなかった103系でしたが、流石にこれだけ撮影できれば大満足です。

103系を堪能した後、ゼニガタ所員から「8000形」の形式を持つ車両をコレクションしたいというので、西日本鉄道の天神大牟田線へ向かいます。撮影場所に選んだのは、隣駅の薬院駅ですが、1駅だけ乗った車両がクリスマス仕様でした。

それでは、撮影を開始します。まずは5000形。左右非対称の顔がユニークですね。

今度は3000形と5000形の離合。

3000形は何かに似ているなと思ったら、JR四国のN2000系やJR東日本のE721系にも通じるデザインですね。

そして8000形を撮影し、ここで夜に京都で予定のあるゼニガタ所員とお別れ。一方で私は、折角なので「妖怪ウォッチ」ラッピング車を撮影しようと考え、西鉄二日市駅へ向かいます。

8000形「妖怪ウォッチ」ラッピング車は運用が公開されているので、到着までの間は、太宰府へのアクセス列車8000形「旅人」を撮影。とは言え、駅撮りでは満足できる写真になりません。


そこで駅の外に出まして、側面をメインに撮影。





1両ずつ撮影もしてみました。

折り返しはこのような感じで。駐車場がなければ、もう少し側面見えたのですが、やむを得ません。

ちなみにこちらの空き地。

実は古代の大宰府にあった・・・。

客館の跡だそうで、そもそも大宰府という都市の大きさに驚きます。今はすっかり住宅街になっていますが、発掘が進めば遺跡だらけでしょう。

そして西鉄二日市駅へ戻り、7000形を撮影。

そして、8000形「妖怪ウォッチ」ラッピング車がやって来ましたが、Oh!ギリギリ・・・。


間一髪でしたが、編成写真もしっかり撮影出来ました。

ノーマルな8000形も改めて撮影しておきます。

そして福岡(天神)駅へ戻ります。ここで鉄道の撮影は終了し、福岡城へ行くことにしました。

何やら雨も降ってきたので少々観光には不適な環境ですが、飛行機の時間を勘案した結果、福岡城を散策するとちょうど良い時間だったので向かうことに。軽く外から見ることは何度かありましたが、しっかりと観光するのは2001年、2005年に続いて3回め。9年ぶりですね。 上写真は下之橋御門です。



こちらは名島門。元々は名島城の門で、黒田二十四騎の一人である林掃部(はやしかもん)邸宅の門として使われていたのが、戦後にここへ移築されたものです。

こちらは、大河ドラマでもお馴染み、黒田二十四騎の一人、母里太兵衛の屋敷にあった長屋門なのですが、修復中!

こちらは天守台。

国指定重要文化財の南二の丸多聞櫓など。

県指定文化財の祈念櫓。

さらに今回、初めて鴻臚館展示館へ入ってみました。ここは、発掘された部分の一部が公開されており・・・。


元々はこのような姿で、平安時代に海外との外交及び交渉施設として使われていました。その跡地を取り囲むように福岡城が造られたのですから、なかなかの偶然と言えます。


さらに土日に公開されている外堀の石垣も見てきました。 というわけで、実に濃密な九州北部旅行はこれにて終了。次回は、神奈川県の城跡巡りをご紹介しましょう。

↑ PAGE TOP