2015年4月29日 河村城・石垣山一夜城&箱根板橋周辺を歩く


職場の歴史好き仲間3人で本日は神奈川県西部を攻めます。 まずはレトロな雰囲気が漂うJR御殿場線 山北駅からスタート。

駅前も何とレトロな!

観光案内所も良い味を出しています。

駅の裏手にはD52 70が保存されていました。そして、この裏手を進みまして・・・。

河村城という室町時代〜戦国時代の山城をハイキング。

おお!これは見事な整備状態。

見どころはこの障子堀ですね。障子の格子のように堀が造られています。

さらに小田原駅へ戻り、タクシーで石垣山一夜城へ。

豊臣秀吉が小田原の北条氏を攻めた時に造った城ですね。長らく行きたいと思っていたのですが、ついに来ました。タクシーで片道1600円だったので、これなら早く来ても良かったかも??

こんなに石垣が残っているとは思いませんでした。

本丸から。秀吉も見たであろう風景。

帰りは箱根登山鉄道の入生田駅に向けてひたすら下山。途中、石丁場の跡を見学しました。

入生田駅では、10周年マークを付けたVSEを撮影しました。

今度は箱根登山鉄道の箱根板橋駅で降ります。すると、駅前に旧内野邸という立派な屋敷があるではありませんか。1903(明治36)年に建てられた、元醤油醸造業経営の住宅です。 公開日は第2、第4 土・日曜日とのことで・・・これはいつか行かねば。

続いて、松永記念館へ。 「戦前・戦後と通じて「電力王」と呼ばれた実業家であり、数寄茶人としても高名であった松永安左ヱ門(耳庵)が、昭和21年に小田原へ居住してから収集した古美術品を一般公開するために、昭和34年に財団法人を創立して自宅の敷地内に建設した施設」(小田原市ホームページより) とのことで、全く存じていませんでしたが、こんな施設があったとは。



松永安左ヱ門の居宅「老欅荘」がまた素晴らしい。

さらに、近くにある小田原城の小峰大堀切へ。後北条氏による戦国時代の遺構で、いま見られる小田原城天守閣からは結構遠いです。

何気ない風景に見えますが、こちらは小田原城三の丸の二重外張の遺構。間違っていたら申し訳ありませが、V字に見える道路が、二重の堀の跡のようです。

さらに小田原城天守閣とはJR・小田急線を挟んで反対側にある、小田原城の八幡山古郭へ。この辺りの何処かが、後北条氏時代の小田原城主郭だったそうです。何度も小田原城に来ていますが、こんな場所があったとは。

ちなみに、ここから撮影する小田原城天守閣の夕景が見事でした。

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