2016年7月3日 富士山ビュー特急で河口湖へ


小田急新宿線〜JR御殿場線直通の特急「あさぎり」は、平成になってからJR東海が371系、小田急が20000形を用意して運用していたのですが、いずれも運用を離脱したのち、奇しくも富士山を挟んで反対側にある富士急行へ譲渡。 このうち371系は、8500系として2016年4月23日から運転を開始し、水戸岡鋭治さんデザインでリニューアルされた特急「富士山ビュー特急」となりました。



1号車は指定席で特別車両。



スイーツプランが用意されており、これを食べながら河口湖方面へ向かうことになります。

まずは終点では下りずに富士山駅で下車。 こちらの1000形は・・・。

こんなヘッドマークを掲げていました。

富士急行は何度も来ていますが、北口本宮冨士浅間神社に行ったことがなかったので、初訪問してみることに。



武田信玄が造営した社殿など、国の重要文化財がゴロゴロ。それはさておいても、まさに神聖な雰囲気です。なぜ今までここに行かなかったのか、自らの不明を恥じるばかり・・・。

さらに、富士山駅近くにある旧外川家住宅へ。

富士山への参拝者の案内や世話をしたりする人を御師の家で、こちらは市によって公開されています。

詳しくはホームページで改めて紹介いたします。

1富士山駅に戻り、今度は1000形「富士登山電車」で下吉田駅へ。

富士山ビュー特急と同じく、水戸岡氏によるデザイン。こちらの方が先輩で、登場したときはお馴染みのデザインだなあと思ったものですが、比較してみると内装の改造具合は、富士山ビュー特急の方が気合が入っていますね。

さて、下吉田駅です。「富士」つながりで14系寝台車が保存されています。

長らく富士山駅で留置されていた169系が、先頭部だけカットされて留置されているとネットに情報があったのでやってきたら、このような姿に・・・。 ちなみに2016年11月現在では、なんと湘南色に塗られて保存されたようです。ちなみに2000形フジサン特急の先頭車もいるとか・・・。下吉田駅が、どんどん富士急行鉄道博物館と化してますね。素晴らしい。

ちなみにこの日の2000形は、富士山駅で留置されていました。特徴的な車両であるだけに、保存されることになって嬉しい限り。

さて、今度は河口湖駅へ。こちらは8000形フジサン特急。

さらに259系特急「成田エクスプレス」に189系「ホリデー快速富士山」。

富士急行はJRの車両も様々な車種が乗り入れてきます。運転手さんは色々なタイプの電車を運転しないといけないので、実に大変ですね。

河口湖駅到着後、バスに乗って河口湖北岸の大石地区にある大石公園へ。6月下旬から7月上旬にかけて、河口湖ハーブフェスティバルの会場(※第2会場)となっており、富士山をバックにした河口湖を美しく撮影できます。







とにかく様々な美しい花々や木々がありまして、撮影に気合が入ります。

問題は帰路のバスは超満員。しかも道路も渋滞・・・という有様で、とうとう途中で乗り捨てて歩いて河口湖駅へ戻ってまいりました。 そして、再び富士山ビュー特急に乗ります。



行きとは違う号車に乗りましたが、これは中々豪華ですな。地方私鉄の車両とは思えないグレードです。

何やら今度は横浜〜伊豆急下田間の観光列車も、水戸岡デザインで登場するそうで、もうお腹一杯状態ではあるのですが、これほど乗ってワクワクするデザインは無いのではないでしょうか。

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