2017年3月5日 台湾の車両が展示された原鉄道模型博物館へ


この日は横浜市にある原鉄道模型博物館へ。2017年1月18日〜3月13日までナローゲージ王国台湾の軽便鉄道展を開催中で、同館のある横浜三井ビルの1階にて、日本統治時代の1921(大正正10)年に製造された気動車(巡動車111号)が展?されていました。
この車両は台湾製糖株式会社で製造され、主に同社の鉄道巡回検査に仕様された定員10人の車両。2001年からは烏樹林駅で動態保存されていたものですが、まさか横浜で展示されるとは・・・。



久しぶりに博物館内も見学してきました。こちらは九州鉄道ブリル客車を再現した「或る列車」。車体色は金色で、外側窓下に板を張るなど、原信太郎さんのオリジナリティが加えられていますが、さらにJR九州がこれをもとに誕生させた「或る列車」は、これとも結構違ってますね・・・。


金剛山電気鉄道22号






阪神311形313号。実?は1921年に登場。この時代は茶色い電車が多かった当時、画期的な色遣いだったのではないでしょうか。







そして、このジオラマは何と言っても圧巻。一周約70m、線路数6本、総延長は約450mだそうです。





ヨーロッパ型の車両がメインなので、国内鉄の方々には少々物足りないかもしれませんが、日本で手軽に味わえる海外鉄ではないでしょうか。



また、横浜の今昔を再現した「横浜ジオラマ」もあり、様々な歴史が同居した不思議な空間となっています。
横浜駅から非常に近いのでアクセス性は抜群。また行きたいものです。

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