2017年4月15日・16日 115系を追いながら新潟歴史博物館と弥彦神社へ


この日は長岡駅の近くにある、信越本線の宮内駅でE653系による臨時快速「高田お花見号」を撮影するところからスタート。「いなほ」カラーが、ここで見られるのは珍しいですね。


 この日最大のお目当ては、115系N3編成(懐かしの新潟色)。臨時快速「摂田屋蔵開き号」に充当されることが予告されていたので、確実に狙えるこのタイミングで撮影することにした次第。
 ちなみに、宮内駅から徒歩10分程度の場所にある長岡市の摂田屋地区は江戸時代から続く醸造の町で、日本酒の老舗である「吉乃川」の蔵開きに合わせて運転が企画されたものです。せっかくなので歩いてみたかったのですが、外は大雨。残念ながら断念し、「摂田屋蔵開き号」に乗車して新潟駅へ向かうことにしました。


途中、長岡車両センターでキハ40系只見縁結び列車を発見。こちらも、きちんとした形で撮影しておきたい・・・。


さて、新潟駅に到着。


昼食に駅近くにある須坂屋そばで「へぎそば」と天ぷらをいただきます。まさに絶品!!


続いて新潟市歴史博物館「みなとぴあ」へ。まずは、旧新潟税関へ。
これは、新潟が開港したことに伴い、1869(明治2)年に新潟運上所として建築されたもの。1873(明治6)年に運上所は税関と改称され、1966(昭和41)年まで使用されました。
その後、旧新潟税関庁舎として国の重要文化財に指定され、大切に保存されています。なまこ壁が特徴の基本的には和風ですが、洋風に搭屋やアーチ状の通路を設けた擬洋風建築。様々な制度、建築様式、日常道具、文化などが激変する社会であった、明治維新の時代を語る上では欠かせない建築です。


こちらは旧第四銀行住吉町支店。



1927(昭和2)年の建築で、設計は?谷川龍雄。鉄筋コンクリート造り2階建て(一部3階建て)の銀行建築で、2002(平成14)年まで使用されました。そして可能な限り部材を再利用し、2003(平成15)年に現在地へ移築復元されています。


内部に入るのは2回目なのですが、前回訪問時は2階に入れることを知らなかったので、今回初めて散策してみました。なんと和室まであるとは。

こちらは新潟市歴史博物館。三橋四郎の設計により1911(明治44)年に建てられ、1933(昭和8)年に焼失するまで使用された新潟市役所の2代目庁舎を外観復元したもの。ちなみに三橋四郎は、現在も残る京都市の中京郵便局(吉井茂則と共同設計)や下関市の南部町郵便局、旧奉天総領事館の設計も手がけています。

新潟観光のラストは、朱鷺メッセの展望台に初訪問。新潟市内を一望できる素晴らしい場所でした。


さて、夜はSLばんえつ物語を撮影。新潟駅高架化に伴い、新津駅発着に短縮されることになりますが、撮影当時は知るはずもなく。


最後に、E653系による「らくらくトレイン村上」を撮影して〆としました。愛称表示がどこにもないのは少々残念ですね。



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