2017年11月3日 浦安市郷土博物館と東京国際モーターショー2017へ


 この日は2か月に1度恒例の、職場の同僚であるMr.SとMr,Kとのお出掛け。東京メトロ東西線の浦安駅で下車し、浦安の町並みを散策します。3月25日にも訪問しましたが、浦安は公害被害等によって1971(昭和46)年に漁業権を全面放棄するまで、境川を中心に漁師町として栄えていた場所で、とりわけ浦安駅近くのフラワー通りは当時の面影を残す古建築が色々と残っています。
 3月とは同行メンバーが異なりますので、旧宇田川家住宅 【浦安市指定有形文化財】は改めて見学してみました。
 1869(明治2)年築、木造瓦葺き、一部二階建の町家造です。屋号を「藤村屋」として、米屋、油屋、雑貨屋、呉服屋などを営んだのち、1914(大正3)年からは浦安郵便局、1946(昭和21)年からは診療所として使われました。縁側の雨戸に設けられた夜間の来客用小窓「臆病窓」が特徴的です。


そして3月は時間の都合でカットした浦安市郷土博物館へ。最大の特色は、屋外展示場「浦安のまち」。浦安市内から移築した古民家に、古写真などを元に浦安で使われた様々な建物や施設が建ち並び、かつての浦安の町並みを再現しています。 上写真は船宿(左)/たばこ屋(旧本澤家住宅)(右) 【浦安市指定有形文化財】。船宿は大川(江戸川)端沿いの船宿をイメージして再現したもの。 一方、旧本澤家住宅は1926(大正15)年に浦安市猫実5丁目4番8号の境川沿いから移築したもので、通りに面した1階は「たばこ屋・雑貨」のお店として使われました。


魚屋(旧太田家住宅) 【浦安市指定有形文化財】
1905(明治38)年頃の建築。フラワー通り沿い(浦安市堀江三丁目11番7号)から移築したものです。


昭和30年代に浦安の買い出し船として使われた焼玉エンジン。

三軒長屋(浦安の三軒長屋) 【千葉県指定有形文化財】
江戸時代後期の文政から天保年間(19世紀前半)ごろの建物と推定。堀江三丁目18番15号から移築した、木造平屋建て茅葺屋根の建物で、一棟に三軒あります。



決して広い敷地ではありませんが、昔の浦安にタイムスリップしたかのような体験ができる素晴らしい博物館でした。地下鉄東西線と京葉線に挟まれているにもかかわらず、双方から若干距離があるのでバスで行く必要があるのが多少の難点でしょうか。

さらに乗り換えの舞浜駅でディズニーリゾートラインを撮影。

ほとんど注目れていない気がしますが、時期によって様々なラッピングがされているので、意外と何度来ても楽しめる路線です。

さて、その後は東京国際モーターショーへ。車好きの方からは邪道と云われるかもしれませんが、各社のコンセプトカーを見るのが楽しいです。

攻めたデザインなのですが、殆どの場合は市販されないという…。



















トヨタの燃料電池バス「SORA」。行先表示は一足早く(?)新国立競技場でした。


車はサッパリわからないので写真の掲載のみに留めましたが、いかつい目をした車ばかりではなく、もっと未来感のあるデザインの車が量産されないかなと思う次第でした。

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