2019年4月29日・30日 志摩スペイン村とおおさか東線の旅


この日は20年来の友人である氷川副所長、水澄所員と毎年恒例のGW旅行。今年は志摩スペイン村へ行くことになったのですが、その前に名古屋からネオン所員を短時間だけ招集するというワガママぶりを発揮。近鉄富田駅に到着すると、クラブツーリズム専用列車15400系「かぎろひ」を初ゲット。

登場したばかりの三岐鉄道801系803編成「西武赤電塗装」も早速ゲット。こちらが本命でした。

さらに、近鉄四日市駅で四日市あすなろう鉄道を1本だけ撮影。

これだけでネオン所員を養老鉄道の撮影へと追いやった非道なる所長は、近鉄でさらに南下していきます。
鵜方駅で氷川副所長、水澄所員と合流。まずは伊勢志摩国立公園(横山展望台)へ向かいます。2018年8月に横山天空カフェテラスが誕生し、より美しい環境で英虞(あご)湾を眺められるように。

複雑に入り組み、常緑樹で覆われた景観が特徴です。


さて、今度は志摩スペイン村へ。ドン・キホーテとサンチョパンサ像がお出迎え。マドリードのスペイン広場にある銅像をモデルにしているようです。


様々なアトラクションがある志摩スペイン村ですが、こちらのハビエル城博物館はフランシスコ・ザビエルの生家であるハビエル城を実物と同じサイズで精巧に建築したもの。


スペインに関する様々な資料が展示されており、非常に見ごたえがあります。



中でも旧石器時代の洞窟「アルタミラ洞窟」の壁画の実物大レプリカは必見。世界で3つしかない展示だそうです。まさか現地に行かないで見られるとは・・・。

これが見られただけでも、志摩スペイン村に来た価値があったというもの。


レプリカではありますが、紀元前2000年ごろのシエンポスエロス式鐘形土器。鐘形土器は青銅器時代のスペインにおける独特な土器で、黒色の表面にクシやヘラ、歯車などで描かれた幾何学的な文様が特徴です。


エルチェの婦人像。紀元前5世紀頃のもので、マドリードにある国立考古学博物館でもとくに有名な所蔵品とのこと。ギリシャ風の要望にフェニキア風の服装や装身具をまとっています。このほかにも我々が知らないだけでスペインでは重要な出土品のレプリカが多数展示されており、素晴らしい内容でした。

こちらは現在のセゴビア市とローマの水道橋の模型。

コロンブスが所蔵し、彼による書き込みがある東方見聞録のレプリカ。

サンタマリア号。コロンブスがアメリカ大陸へ到達した際に使った船です。

コロンブスの航海日誌。コロンブスの死後、バルトロメ・デ・ラス・カサス神父がコロンブスの言葉を引用して作成した第1回航海の記録です。日本では岩波文庫から和訳が文庫化されています。

これもなかなか立派なアトラクション。

内部もなかなか手が込んでいます。映画のセットみたいですね。

パレードも見ることができました。


最後は子供たちも一緒に、という非常にフレンドリーなもの。こういう風景、良いですね〜。

最後に園内を走る鉄道?も撮影して、志摩スペイン村をあとにしました。予想以上に面白かったです。

さて、理想では特急「しまかぜ」で大阪へ向かいたかったのですが満席のため、空席があった鳥羽駅まで約20分ほど乗車することに。

前面展望!

豪華な座席・・・。

このような個室もありました。

鳥羽駅で「しまかぜ」を名残惜しく見送った後、JR参宮線のキハ25形を撮影。

そして通常の近鉄特急で鶴橋駅へ行き「しまかぜ」を撮影し、このあとは夕食となりました。

翌日は大阪船場の近代建築群を見るところから3人でスタート。こちらは日本基督教団浪花教会。1930(昭和5)年築/設計:竹中工務店(石川純一郎)、設計指導:ヴォーリズ建築事務所

その隣にあるのが旧・大阪教育生命保険ビル(現・高麗橋ビル)。1912(明治45)年築/設計:辰野片岡建築事務所。

綿業会館 【国指定重要文化財】【近代化産業遺産】
1931(昭和6)年築/設計:渡辺節建築事務所(渡辺節、村野藤吾)
日本綿業倶楽部の建物として竣工したもので、満州事変に際してはリットン調査団が来館するなど、国際会議の場としても使われてきました。将来的な冷暖房の普及を見越し、ダクトの径を太くして建物に内蔵し、井戸水による冷風送気を行ったほか、各部屋の窓に鋼鉄ワイヤー入り耐火ガラスを使用し、戦災の被害を免れるなど、先駆的な設備面が特徴的です。

旧・住友ビルディング(現・三井住友銀行大阪本店ビル)
1926(大正15)年築=1期、1930(昭和5)年築/設計:住友工作部(長谷部鋭吉、竹腰健造)
戦前の財閥である住友グループ各社の本拠地として、堂々たる姿で誕生。住友工作部は日建設計の源流で、日本を代表する建築会社となっています。

旧・小西儀助商店社屋(現・小西家住宅) 【国指定重要文化財】
1903(明治36)年築/設計:安井武雄
小西屋の屋号で薬種業を創業したことに始まる商家で、現在は合成接着剤「ボンド」などを手掛けるコニシ株式会社。主屋は道修町通に南面して建ち、店舗の表屋と奥の居室部からなる表屋造の町家。

大阪証券取引所
1935(昭和10)年築/設計:長谷部・竹腰建築事務所
装飾のない6本の列柱が特徴的。2004(平成16)年に全面改築された際、楕円筒形の旧市場館部と外壁・内壁の一部が保存され今に至ります。などなど、かなり多くの近代建築をようやく撮影。幸いにもこのエリアでは近代建築を上手く活用しているようで、無電柱化も進められているようです。

さて、1926(大正15)年築の大阪府庁舎本館を見ながら・・・。

大坂城へ到着。

今まで一度も入ったことのない大阪城天守閣の中へ行こうかと並ぼうとしたら、GWに加えて時はインバウンド全盛時代でござる。長蛇の列でとても入れる状態ではありませんでした。

続いて、大阪メトロの大阪ビジネスパーク駅へ行くと大坂夏の陣図屏風(国指定重要文化財)の写しが展示されていました。

そして、長堀鶴見緑地線で鶴見緑地駅へ。

花博記念公園鶴見緑地へ行くと、「国際花と緑の博覧会」マンホールをゲット。

そして、咲くやこの花館に入館します。

早速、調理用バナナ「プランテインバナナ」に出会います。栄養価が高く、これから日本でもブレイクするかも?とのこと。

マンゴー

こちらはサポシラ(チューインガムの木)

ツンベルギア・マイソレンシス

タイの伝統であるフルーツのカービング。





オクナ・カーキー



多種多様な熱帯植物を堪能し、次の場所へ向かいます。

今度は大阪環状線の大正駅へ。ここで、281系特急「はるか」ハローキティラッピング車を初ゲットします。

283系特急「くろしお」もゲット。

ここで新たに誕生した空庭温泉を堪能。

温泉もさることながら、ビルにこのような空間を作ってしまうとは。

そして大阪駅では207系リニューアル車と非リニューアル車の並びを撮影。

新大阪駅で氷川副所長たちとお別れし、単独行動に。289系特急「くろしお」が入線したので撮影。9両とは長い!

新大阪駅まで延伸した、おおさか東線を堪能することに。大阪駅(大阪環状線)から消えた201系ですが、今度は新大阪駅へやってくるようになりました。

奈良公園のシカなどを描いたラッピングも。

行先表示。路線名も詰め込んでいますね。

城北公園通駅で少々撮影。

207系による直通快速。

放出駅では201系の並びを撮影。

このまま久宝寺まで向かおうかと思ったのですが、別ネタを入れ込むことに急きょ決定。

JR淡路駅から徒歩で阪急の淡路駅へ。


京とれいん雅楽に乗車します。





話には聞いていましたが、既に登場済みの京とれいん以上に気合の入った車内で、これが普通列車とは信じられません。


全ての車内を撮影出来たわけではないので、改めて乗車してみたいですね。

今度は阪神に乗り換えまして・・・。

尼崎駅で下車。復元されたばかりの尼崎城天守閣を見ますが、予想外の迫力に感動しました。


さらに、西九条駅へ行き1000系「阪神近鉄直通10周年ラッピング」を撮影。


加えて阪神電車×桃園メトロ連携記念ラッピング列車もゲット。美しいデザインです。

鶴橋駅で近鉄アーバンライナーなどを撮影し・・・。

新大阪駅で「ひかりレールスター」の案内表示を撮影し、帰宅しました。

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