2019年5月26日 旧国立公衆衛生院と新特急「なすの」


港区白金台にある郷土歴史館等複合施設「ゆかしの杜」を見に行ってみました。元々は1938(昭和13)年に建築された旧国立公衆衛生院で、東大の設計でお馴染み内田祥三の設計。通称「内田ゴシック」。

解体の危機に瀕していましたが港区が取得し、耐震補強をはじめとする大幅なリノベーションを行い、郷土歴史館、がん在宅緩和ケア支援センター、子育て関連施設などが入りました。



これだけ大規模な建物が、そのまま転用されるのは珍しく、素晴らしいの一言に尽きます。

また、その隣にある東京大学医科学研究所附属病院(医科学研究所1号館)も内田祥三の設計で、1937(昭和12)年の建築。


その後は折角なので慶応大学三田キャンパスの近代建築を散策。図書館旧館は明治45年築。

三田演説館は明治8年築で、いずれも国指定重要文化財です。

福沢諭吉の胸像。



それから鶯谷駅へ。転出が進む山手線のE231系500番台を記録。


さらに、185系新特急「なすの」リバイバル運転を撮影。

E657系特急「ときわ」。トップナンバー編成でした。

最後に、このような凄まじい様子ではありますが上野駅でも新特急「なすの」を撮影して〆としました。これまで数多く運転されてきた国鉄型のリバイバル列車ですが、185系が引退するとJR東日本からは終焉を迎えそうですね。

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