2021年6月7日〜14日 東海道本線で最後のE257系0番台を撮る


 2001(平成13)年の登場以来、長らく中央線の特急「あずさ」「かいじ」で活躍してきたE257系0番台。私にとっては、生まれた頃から見てきた183系を追い出した憎い奴(笑)だったのですが、いつの間にやら20年の長い付き合いに。ところが、特急「踊り子」「湘南」用に2000番台化された車両、波動用に5000番台化された車両が大半となり、ついに登場時の姿を維持する0番台はM-111編成のみとなりました。
 6月は団体臨時列車としてたびたび東海道本線を走行するというので、お別れ撮影を行うことにしました。183系や189系の臨時列車を中央本線で撮影していた頃は、ついでの撮影だったのに…。


ということで、6月7日。平塚駅に到着したE257系0番台の形式写真を撮影することに。まずは3号車クハE257-111。

4号車モハE257-11。

5号車モハE256-11。

6号車モハE257-1011。

7号車サハE257-11。

8号車サロハE257-11。

9号車モハE257-111。

10号車モハE256-111。


11号車クハE256-11。


平塚駅でのラストは編成写真で。

さらに辻堂駅を通過する姿を撮影しておきました。


6月12日は8時23分に辻堂〜茅ヶ崎間でE257系0番台M-111編成をゲット。

それから4時間後の12時34分にE655系「和」(なごみ)が通過。JR東日本のハイグレード車両ですが、あまり運転されないので久しぶりの撮影となりました。


6月13日は辻堂〜藤沢間でE257系0番台M-111編成を撮影。

この日は夕方に横須賀へ。185系B6編成がいました。

折角なのでE217系と絡めて。かつての大船駅などでは日常的に離合していた組み合わせですけど。

横須賀ではヴェルニー公園にて、復元されたばかりのティボディエ邸を見ます。1869(明治2)年頃に横須賀製鉄所副首長であったジュール・セザール・クロード・ティボディエの官舎として建設され、2003(平成15)年に解体された後に長らく部材が保管されていたものです。

とは言え実質的に外観を再現した建物といった感じで、当時使われていた木材をM型に組む小屋組み(キングポストトラス)を一部見ることが出来る程度。邸内の構造は大きく改変されています。

折角なので横須賀バーガーを求めてさまよいますが、休業中か大人気で満員かのどちらかでした。

6月14日は、再び平塚駅でE2570番台M-111編成を撮影します。今度は入線する姿をゲット。

Twitterで他の方の写真を拝見しながら、側面のロゴマークを記録しておきました。1両ずつ異なるのが特徴で、7号車を除き沿線の名産物や名所がアクセントになっています。さて既に廃車された1号車、2号車のロゴは撮影したことがあるんだったか。







これにてE257系0番台の撮影は終わり、中央線ユーザーだったころから20年の付き合いが終わりました。まあ…2000番台化された車両を、あと20年ぐらいは毎日見るのかなあ。

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