2022年5月26日 空母エイブラハム・リンカーンとYOKOSUKA軍港めぐり


この日はバイデン大統領の来日に合わせて寄港していた空母エイブラハム・リンカーンを撮影すべく、横須賀へ。途中、逗子駅でE257系5000番台(大宮総合車両センター所属OM-91編成)がいたので撮影します。




横須賀線のE217系との並び。

さて、横須賀駅に到着してヴェルニー公園へ。エイブラハム・リンカーンがもう1日停泊してくれていると良かったのですが、幸か不幸かちょうど出港と重なり、海岸からの撮影では建物や他の米海軍の艦船が邪魔で微妙な写真しか撮影出来ませんでした。

しかし、全長333 mという大きさと満載の艦載機は大迫力。

さて、ヴェルニー公園から見えるこちらの施設は、艦船を修理するために使うドライドック。Aという文字がある部分が鉄の板がドックの扉で、1871(明治4)年に完成した日本最古の西洋式石造の1号ドックが今も現役です。

1881(明治14)年発行の「横須賀一覧図」。当時、観光名所にもなっていた横須賀製鉄所(のち横須賀造船所)が描かれており、この図面は観光客へのお土産用でした。

また、ヴェルニー公園はバラが満開。ティボディエ邸との組み合わせは見事でした。

さて、こちらの船でYOKOSUKA軍港めぐりに向かいます。団体客もいて大盛況でした。

ヘリコプター搭載護衛艦いずも(JS Izumo, DDH-183)。今後はF-35Bを搭載できるよう改造される予定で、既に甲板の耐熱強化等を実施。

ミサイル護衛艦あたご(JS Atago, DDG-177)。舞鶴が母港なので珍しいとか。

ミサイル護衛艦きりしま(JS Kirishima, DDG-174)


多機能護衛艦もがみ(JS Mogami, FFM-1)。今回の目的の1つである、最新型の護衛艦「もがみ」級の1番艦です。これまでとは全く形状が違いますね。

こちらはアメリカ海軍で、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦チャンセラーズビル (USS Chancellorsville, CG-62) と、シャイロー(USS Shiloh, CG-67)。

ミサイル駆逐艦バリー(USS Barry, DDG-52)


多機能護衛艦くまの(JS Kumano, FFM-2)。最新型の護衛艦である「もがみ」級の2番艦です。

掃海母艦うらが(JS Uraga, MST-463)。

潜水艦救難母艦ちよだ(JS Chiyoda, AS-405)。

海洋観測艦にちなん(JS Nichinan, AGS-5105)。

掃海艇えのしま(JS Enoshima, MSC-604)。

特務艇はしだて(JS Hashidate, ASY-91)。

補給艦ときわ(JS Tokiwa, AOE-423)

大満足の航海を終え、昼食はTSUNAMI BOXへ。

少々良いお値段ではございましたが(笑)、ジョージワシントンバーガーというボリューム満点の横須賀バーガーを堪能させていただきました。

最後に、ヴェルニー公園内の「ティボディエ邸」を見学。1869(明治2)年頃に横須賀製鉄所副首長であったジュール・セザール・クロード・ティボディエの官舎として建築され、2003(平成15)年に解体されて部材が保管されていたものを外観復元。屋根の重さを受ける小屋組みは当時のものを移設。木材をM型に組む「キングポストトラス」という構法が用いられています。

内部は横須賀の歴史や観光を紹介するコーナーとなっており、大きく改変されていますが、現存資料から一室が再現されています。

また、木造のレンガ壁の一部も展示されています。どの程度の部材を横須賀市が保管していたのか分かりませんが、昔の洋館を移築したというより、部材を展示する施設を造ったという感じですね。

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