2022年5月29日・7月30日 横浜市営地下鉄を撮影する


この日は5月2日から営業運転を開始した横浜市営地下鉄ブルーラインの新型車両4000形を撮影するために出撃。現在活躍する既存の車両は、いずれも3000形を名乗りますが、京急1000形のようにバリエーションが豊富で、この機会にまとめて捕獲することにしました。
ということで上永谷駅へ行き、まずは3000N形を撮影。1999(平成11)年に登場し、6両編成×6本=36両が東急車輛製造で製造されました。


3000A形。1992(平成4)年に登場し、6両編成×8本=48両が東急車輛製造で製造。横浜市営地下鉄で初めてVVVFインバータ制御を採用しました。4000形の登場により置き換えが開始されました。


再び3000N形。

3000S形。2005(平成17)年に登場し、6両編成×7本=42両が日本車輌製造で製造されました。2000形の機器を流用した、3000形シリーズの第4弾です。前面の水色が特徴ですね。

再び3000A形。

3000S形。

1編成だけのレア車両、3000形シリーズの第5弾である3000V形。2017(平成29)年に日本車輌製造で製造されました。結局、量産には至らず4000形へ製造が移行することになります。


3000R形。2004(平成16)年に登場し、6両編成×14本=84両が日本車輌製造で製造。開業時から活躍していた1000形を置き換えました。

3000N形。

さて、新鋭車両である4000形が車庫から出庫してきました。デビューを記念した装飾が施されています。

4000形は川崎重工を分社化した川崎車両で製造された車両で、8本が登場予定です。

車内は床面をブルーラインのシンボルカラーであるブルー、壁面をグレーとし、座席幅は従来の470mmから480mmに拡大したほか、座面の材質を見直し、座り心地が向上。

座席の袖仕切と車両間の貫通扉にガラスを多用し、車内を広く明るく魅せる工夫が施されているほか、車両間の貫通扉には横浜をイメージしたパターンが描かれているのが特徴です。


各乗降口の上には17.5インチのLCD(液晶ディスプレイ)を2基ずつ設置しています。



行先表示器の表示パターン。

再び車両の撮影に戻り、3000R形。

3000N形。

3000N形。

3000V形が戻って来ました。

そして最後に4000形に折り返しを撮影し、〆としました。

続いて7月30日は仲町台駅で3000R形を撮影。

センター北駅から見るセンター南駅。ブルーラインとグリーンラインが接続する唯一の区間です。

そしてセンター南駅で、グリーンラインの10000形2次車を撮影。第16編成 (10161F)と第17編成 (10171F)は、側面のグラデーションカラー(カラーバンド)の配色(濃淡の向き)を1次車と逆転しているほか、前面ガラス下部に細いグリーン帯を追加。行先表示器はフルカラーLED化されているのが特徴です。


最後に行先表示器の表示パターンを撮影して〆としました。

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