2022年7月11日 富士山五合目へ


富士山に登る体力も勇気もないけど、せめて五合目ぐらいは行ってみたい・・・という思惑が一致したリン所員と、御殿場駅から車で出撃。


富士スバルラインに入り、富士山五合目を目指します。料金所の標高は標高1,088 m。


二合目を通過。標高1,596mです。

三合目を通過。標高1,786mです。

四合目を通過。標高2,045mです。本来であれば、この付近の大沢駐車場から八ヶ岳や駿河湾が見えるようなのですが、この天候では…。

いよいよ五合目に近づきますが、益々霧が出てきました。

そして標高2035mの富士山五合目にやってまいりました。

山梨県総合管理センター、売店等があります。そして、晴れていれば絶景のはずが、霧のため何も見えません。

富士山五合目では富士吉田市乗馬組合による乗馬体験が可能で、料金は高いですが最長で七合目花小屋下まで行くことも可能。一度、馬に乗ってみたいと思っていたので、1000円を払ってロータリーの一周をリン所員と共に体験しました。短い時間でしたが、大変満足。


また、富士山五合目には冨士山小御嶽神社(ふじさんこみたけじんじゃ)が鎮座していますので参拝。


937(承平7)年に、山岳信仰の聖地である小御岳山の山頂(富士山五合目)に鎮座、創建されたもので、非常に長い歴史を持ちます。

また、富士山五合目の売店では、ゆるキャン△カレー、クッキーが販売中でした。

さて、この後がノープランだったのですが、富士急行線の6000系6701編成「ゆるキャン△コラボトレイン」が撮影出来そうなので北上。待ち時間の間に、北口本宮冨士浅間神社へ。上写真の大鳥居は、日本最大の木造鳥居です。

 さて北口本宮冨士浅間神社は景行天皇40年(西暦110年)、日本武尊(ヤマトタケル)東征の折、足柄の坂本(相模国)より酒折宮(甲斐国)へ向かう途中にこの地へ立ち寄り、「富士の神山は北方より登拝せよと」と、祠を立てたのが始まりと云われるほど古い歴史を持ちます。境内の建物は国指定重要文化財がゴロゴロ・・・。
 上写真は隨神門で、1736(元文元)年築。三間一戸八脚門、切妻造、瓦棒銅板葺です。国指定重要文化財。

手水舎は1745(延享2)年築。 桁行一間、梁間一間、入母屋造、銅板葺で、国指定重要文化財。

神楽殿は1737(元文2)年頃築。桁行一間、梁間一間、入母屋造、瓦棒銅板葺で、国指定重要文化財。

拝殿及び幣殿は、1739(元文4)年頃築で、国指定重要文化財。正面中央に構える大きな唐破風造の向拝を彫刻や彩色,錺金具が特徴です。


本殿。1615(元和元)年築で、漆塗に彫刻、鍍金々具を用いた豪華富麗な意匠。こちらも国指定重要文化財。


西宮本殿。1594(文禄3)年築で、 一間社流造、檜皮葺。国指定重要文化財。修復されたばかりのようでピカピカでした。


東宮本殿。1561(永禄4)年築で、 一間社流造、檜皮葺。国指定重要文化財。こちらは修復中で見られなかったので、別の日に撮影した写真で…。


惠毘壽社及び透塀。1753(宝暦3)年築で、 国指定重要文化財。


諏訪神社拝殿。1737(元文2)年頃築で、桁行正面三間、背面五間、梁間四間、入母屋造、鉄板葺。国指定重要文化財。

福地八幡社。1740(元文5)年築で、一間社流造、銅板葺。国指定重要文化財。

さて、ゆるキャン△とコラボ中の富士急行線へ。富士急行は2022(令和4)年4月1日に鉄道事業を分社化し、創業当時の富士山麓電気鉄道となりましたが、路線名は富士急行線として案内するという、若干複雑なことに。

6000系6502編成「トーマスランド20周年記念号」がやって来ました。埼京線で最後まで活躍したハエ28編成を改造したものですが、こんなド派手な姿になるとは。

そして、6000系6701編成による「富士急行線開業90周年記念車両」がやってきました。お目当ての、「ゆるキャン△」in山中湖ヘッドマーク付きの編成です。

最後に8500系富士山ビュー特急を撮影し、この日は実は夕方から出勤せざるを得なかったため、これにて撤収としました。

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