2022年12月6日 アニメマンホールを求めて南武線・京王線へ


一部マニアのひそかな趣味的な感じであったマンホールの蓋も、今やマンホールカード人気もあって自治体が競うように新作を発表するように。中でも、JR南武線や京王線の沿線には、作者ゆかりの地などの理由でアニメや漫画由来のデザインが増えているというので、友人のMr.Kと一緒に出撃しました。まずは、小田急登戸駅へ。


駅名標などがドラえもんカラーのほか・・・。


ホームへのエスカレーターの壁もドラえもんのキャラクターたちが登場。


ホームへのエレベーターはどこでもドア。上に行こうと思ったら、全然違う場所にワープしたりして…。


もちろん改札の近くにはドラえもんがいます。


川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムへのアクセス拠点であることから装飾されたものですが、通勤通学が少し楽しくなりますね。


ちなみに登戸駅の外観は普通でした。

続いてJR南武線へ乗り換え。こちらは全く、ドラえもん的な要素はありません…。

と、思いきや発車メロディーはドラえもんの歌でした。

続いて、JR南武線の稲城長沼駅へ行くと、高架下へ2016(平成28)年4月にオープンした「いなぎ発信基地ペアテラス」には、アニメ「機動戦士ガンダム」の「ガンダム」と「シャア専用ザク」(高さ約3.6m)が仲良く鎮座。

さらに、稲城長沼駅前の「いなぎペアパーク」にアニメ「装甲騎兵ボトムズ」に登場する「スコープドッグ」(高さ約3.8mで等身大)が展示され、こちらは特に他ではまず見られないですね。渋い。

そして、マンホールはガンダム。これらは、機動戦士ガンダムのMSデザインをはじめ、数々のメカニックデザイナーとして高名な大河原邦男氏の地元であることから、MECHANICAL CITY INAGI Presents 「メカニックデザイナー大河原邦男プロジェクト」の一環です。



先ほどのガンダムと、京王電鉄の若葉台駅近くで見られるスコープドッグのマンホール、後述するJR南多摩駅前に設置されたヤッターワンのマンホールの3つは、JR稲城長沼駅の「いなぎ発信基地ペアテラス」でも展示されています。


続いてJR南多摩駅前で見られるヤッターワンのモニュメントとマンホール。

JR矢野口駅前で見られるマグナムエースのマンホール。マグナムエースは、スポーツロボットアニメ「疾風!アイアンリーガー」に登場する主人公で、野球リーガーという設定。

矢野口駅に入線する南武線のE233系。

今度は稲田堤駅で下車しますが、橋上駅舎化工事の真っ最中でした。ちなみに2023年(令和5年)8月6日に新駅舎の供用を開始しています。

続いて京王電鉄に乗り換え、調布駅で下車。

こちらが標準的な調布市のマンホール。

駅の周辺には、ゲゲゲの鬼太郎マンホールが多数設置されています。





いずれもタバコや放置自転車等のマナー啓発がテーマです。

さらに、今度は府中駅へ。

駅前にはラグビーのモニュメントが設置されています。

こちらも様々なマンホールがありますが、まずは百人一首をテーマにした漫画「ちはやふる」マンホール。市内各地にありますが、時間の都合で府中駅前で見られるものだけ撮影。

こちらはラグビーワールドカップ2019公式マスコット「レンジー」のマンホール。

府中観光協会キャラクター「古都見ちゃん」マンホール。

府中市マスコットキャラクター「ふちゅこま」のロードレースバージョン。

折角なので大國魂神社近くにある国史跡「武蔵国府跡」(国衙地区)へ。


折角なので大國魂神社近くにある国史跡「武蔵国府跡」(国衙地区)へ。武蔵国府の政務機関である「国衙」(こくが)の跡は、大國魂神社の境内および、その東側一帯に存在と判明し、さらにその中心的な建物である「国庁」とみられる大型建物の柱が再現されています。

ふるさと府中歴史館。


もちろん大國魂神社も参拝。武蔵国の総社で、蔵国の一之宮から六之宮までを合わせ祀ります。武蔵国府があった頃からの古い歴史を持ち、江戸時代は甲州街道府中宿の中心近くに位置していました。

今度は聖蹟桜ヶ丘駅へ。

こちらは多摩市の雨傘と長靴を描いた雨水用のマンホールのほか…。


「あらいぐまラスカル」マンホール2種を撮影。「あらいぐまラスカル」のアニメ制作会社「日本アニメーション梶vの本社スタジオが多摩市内にあることに由来します。

さらに高幡不動駅で多摩都市モノレールに乗り換え、多摩センター駅へ。


駅前にはサンリオピューロランドがあることから・・・。



多摩市の「ハローキティ」マンホール3種を撮影し、〆としました。ちなみに3枚目は、サイクリングコースとして有名な南多摩尾根幹線が近くを通っていることから、ハローキティが自転車に乗っているデザインです。

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