2023年1月1日ほか 浅草寺、651系とE653系などを撮影する


年末は家に引きこもっていたこともあり、正月早々に初詣へ行ってみることに。折角なので、夕方であれば浅草寺も少しは空いているだろう・・・と思いきや、この有様でした。


ただし、境内で隣接する浅草神社は少し待てば参拝できる状況だったので、お参りしてきました。社殿は徳川家光の寄進で1649(慶安2)年に完成したもの。国の重要文化財に指定されています。

また、神輿が特別に公開されていました。浅草神社の氏子四十四ヶ町を中心に、5月第3土曜日を基点とした金・土・日曜日に行われる三社祭で使われるものです。


 また、何度か浅草神社にはお参りしているにも拘らず、今回初めて浅草神社の末社である被官稲荷神社を見ました。幕末の1854(安政元)年、江戸の町火消、侠客であった新門辰五郎の妻が重病で床に伏したとき、伏見稲荷神社(京都)に祈願したところ、その効果あって病気は全快したことから、翌年に町の人がお礼の意味も込め、伏見稲荷神社から祭神御分身を当地に勧請したのが始まりと云われています。
 社殿は創建時の1855(安政2)年に建立されたもので、覆屋は大正期の建築物と推定。正面の鳥居は新門辰五郎により奉納されたものが今に残ります。


さて、上野駅に行くと宇都宮線の快速「ラビット」と高崎線の快速「アーバン」が地上ホームで仲良く並んでいました。どちらも運転本数が少ない快速ですが、まさか並ぶとは。



高崎線・両毛線経由の前橋直通の列車もあまり見かけなくなったので、貴重な行先表示です。




続いて引退目前の651系特急「あかぎ」。


651系は特急「スーパーひたち」時代には乗車したことがありますが、高崎線系統に転属してからは、東海道線沿線民としてはグリーン車で高崎線に直通するか、新幹線で高崎方面に行ってしまうため、乗車することなく終わってしまいました。


さて、1月2日は御徒町駅で651け系による臨時特急「水上」を撮影。既に回送表示でしたが、そうで無くとも特急表示だったようです。


さらに日暮里駅で、651系特急「草津」を撮影。


続いて上野駅で、フレッシュひたちカラー(緑)にリバイバルされたE657系特急「ひたち」を撮影。

田町駅で品川から折り返してきた特急「ときわ」を撮影。

1月3日には東京駅で特急「ときわ」を撮影しました。


ついでに皇居周辺をお散歩。狙って行ったわけでは無いですが、箱根駅伝の復路を待つ人で溢れていました。



皇居という性格上無理なのかもしれませんが、天守閣にこだわらず、江戸城の櫓や塀の復元を行っていただけると、江戸の雰囲気が良く出るのにと毎度思います。

東京駅に戻る途中で、妙なモニュメントを発見。

東京銀行ビルヂングの部材(西面2階のバルコニーの一部)が保存されたものです。

こちらが解体前の姿。元々は1916(大正5)年に建てられたもので、1993(平成5)年に改築された際、一部の外壁と内装を保存して高層ビル化されましたが、2020(令和2)年に再改築された際に完全に解体されてしまいました。外観だけとは言え、一度再開発で保存したものを、改めて全て壊すというのは珍しいですね。鉄道車両もそうですが、一度保存されたからと言って安心はできないようです。

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